顎を掴まれ、唇を強引に奪われる。
そしてすぐさま中嶋の舌が侵入していきた。
香苗
「ん……ン……ン……」
中嶋の怒鳴り声に香苗は恐怖を感じていた。
今までに見たことのない、この中嶋という男のもう1つの顔を見てしまった。そんな気分だった。
中嶋
「はァはァ……」
息を荒くしながら、中嶋は香苗の身体を貪る。
また腰を振って肉棒を出し入れすれば、ヌチャヌチャと音が出る結合部。
中嶋
「こんなに感じてるくせによ。ほら、正直に気持ちイイって言ったらどうですか。」
香苗
「ンッアッ……ハァ……ン……」
もう何度も絶頂し、身体は完全に快楽に支配されているというのに、香苗はそれでもまだ心の壁を崩さないようにと堪えているようだった。
自分の思い通りにならない事が気に食わない中嶋は、それを欲しがっているのだろう。
香苗が必死に守ろうとしている、心の奥にある大切な物を破壊したくて仕方ないのだ。
中嶋は正常位で繋がったまま身体を起こすと、香苗の腰を両手で少し持ち上げるようにしてガッチリ掴んだ。
すると香苗の腰は少し反るような形でソファから浮く。
これは膣内のGスポット、女性が特に感じるポイントを集中的に刺激しやすい体位。
腰を浮かせ、上向きに女性器を露出させる事で、ペニスの亀頭で膣の前壁を擦り上げやすい角度になる。
中嶋はさらなる快感で、香苗を溺れさせようとしているのだ。
香苗
「ンァーーー……!」
中嶋の巨根で膣壁を押し上げられるような圧迫感に、香苗は思わず熱の篭った声を漏らしてしまう。
どうやらこの体位は、香苗のGスポットにもピッタリ合ってしまったらしい。
Gスポットを押し上げられるだけで、ジワァっと熱い愛液が溢れ出る。
それも今までよりも濃い、白濁した愛液が。
香苗
「ンハァ……これ……イヤ……」
香苗はその時、直感的に危機を感じていた。
かつてない程その部分が感じやすくなっていて、このまま激しくそこを刺激されたら、どうなってしまうのか、自分でも分からない。
怖い。
どう考えても、その快感を受け止められそうになかった。
すると、中嶋はそんな不安そうな香苗の表情を見て、再び笑いだす。
中嶋
「へへ……ここ、ヤバイですか?」
香苗
「ハァァ……ダメ……そこ……あっ!あっあっアアアッ!!」
香苗が答えようとしたとこで、中嶋は猛然と腰を振り始めた。
その激しいピストン運動の揺れに、ソファがベッドのようにギシギシギシ!と軋む。
香苗
「ぃァアアアッ!ア゛ア゛アアアアンッ!!」
身体をさらに大きく仰け反らせて喘ぐ香苗。
Gスポットへの刺激は、香苗に強烈過ぎる程の快感を与えた。
そして次の絶頂はあまりにも早くやってきてしまう。
香苗
「ハァァアアアッ!ハァア!!イッンァアアアアッ!!」
中嶋
「はァはァ最高でしょうこれ。奥さん、脳みそまで気持ちイイでしょ?」
そう言って、中嶋はさらに香苗を追い詰めていく。
香苗
「ひぃ!ァアアアッ!ダメダメェこれダメェ!!ホントに!ァアアアアッ!!またイッっちゃう!!あ゛あ゛ァアアっ!!」
連続での絶頂。
香苗は顔を真っ赤にして、みっともなく口を大きく開けて喘いでいる。
中嶋の言うとおり、頭の中まで快感に侵食されていくような感覚。
脳みそがトロトロに蕩けてしまいそうだった。
香苗
「あっあっあっンァアアアアッ!またぁ!またイクッ!イクイクッ!!もうダメェおかしくなっちゃうぅ!!!」
数秒間隔で訪れる絶頂が止まらない。
本当に壊れてしまうのではないかというくらいに、香苗は絶叫している。
中嶋
「ほら!素直に気持ちイイって言えよ!」
容赦なく責めてくる中嶋からの呼びかけ。
思わずその通りに口走ってしまいそうだった。
気持ちイイ!凄く気持ちイイ!と。
だが香苗はそれでも堪えようとする。
それを言ってしまったら、全てドミノ倒しのように崩れていってしまうような気がしていたからだ。
香苗
「ハァアアア!ンンーーー!!」
涙を流しながら、どうしても開いてしまう口に両手を当てて必死に我慢する。
結局香苗は最後まで、快楽に屈する事はなかった。
何度絶頂しても。あまりの快感に意識が薄れていこうとも。
全身、そして頭の中まで快感に支配されても、心だけは最後まで守り通したのだ。
香苗
「ンンーーー!!ハァアアッ!ンンーー!!」
中嶋
「はァ!はァ!はァ!ハハッ!よく分かったよ奥さん!」
しかし、この中嶋という男がそれだけで終わるはずがなかった。
中嶋
「はァ!はぁ!じゃあ俺もそろそろイキますよ。たっぷり奥さんの中に出してあげますからね。」
香苗
「ンハァアア、あっあっあっ……えっ?なか……中って……ダメ!ダメです!そんな……ハァアアッ!」
突然の中出し宣言に驚き混乱する香苗。
中嶋
「何を今更驚いてるんですか?俺の好きなプレイをして良いって言ったでしょ?だから中出しするのも俺の勝手じゃないですか。」
香苗
「イヤァ!!そんなのダメェ!!あっあっンァアアッイヤァ止めてェ!!」
中嶋
「もう遅いんだよ!一度俺の女になった時点で、また旦那の所に戻ろうなんて都合の良い事は!恨むなら過去の自分を恨むんだな!」
香苗を支配しきれなかった事で、自棄になった中嶋の乱暴な言葉。
それは香苗に絶望を与えた。
中嶋の腰の振りが早く、息がさらに荒くなっていく。
射精感が込み上げてきているようだ。
中嶋
「出すぞ!たっぷり中に出してやる!」
香苗は嫌だ嫌だと、泣きながら中嶋の腰から逃げようとするが、腰はしっかりと掴まれていてそれはできなかった。
そしてそんな香苗自身も、最後の絶頂へと向かっていってしまう。
香苗
「ハァアアアッ!もうダメェエエエ!!!」
中嶋
「あ゛ーイクッ!出る!!あ゛ーー!!!」
香苗
「いやぁああああああああッ!!!!」
絶望の絶頂。
部屋に鳴り響く香苗の悲鳴。
痙攣する香苗の身体と、動きが鈍くなる中嶋の腰。
2人は同時に絶頂した。
腰はピッタリと密着していて、避妊具を着けていない中嶋のペニスが香苗の膣奥にまで挿入されている。
香苗
「はぁあああ……ああ……」
そしてドクンドクン……と、勢いよく発射される中嶋の精液が、香苗の子宮に送り込まれていく。
たっぷりと出た精液が子宮を満たしていく。
薄れていく意識の中、そのザーメンの熱さを子宮で感じて、香苗はついに気を失った。
コメント
まとめtyaiました【人妻 吉井香苗(116)】
顎を掴まれ、唇を強引に奪われる。そしてすぐさま中嶋の舌が侵入していきた。香苗 「ん……ン……ン……」中嶋の怒鳴り声に香苗は恐怖を感じていた。今までに見たことのない、この中嶋という男のもう1つの顔を見てしまった。そんな気分だった。中嶋 「はァはァ……」息…
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終盤にむかってるんですか!
どうなるんだろう…ドキドキ
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コメントありがとうございます。
そうなんです!終盤です!
さてさてどうなるか。僕は完結後皆さんにどう評価されるのかが気になります。
まぁ賛否あるだろうなぁ的な、予想はしてますけどね。
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中だしまでの過程が最高です。
このあとは、アナル結合の現場をゆうじに見られ、写真や動画もばらされるというのを想像してます。
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完結が近いとの事で、少し寂しい気持ちになりますね(笑)
やはり快楽に溺れてしまうのか?
中に出したことによる…
色々予想するのも楽しみですね
次回作も楽しみにしてますよ♪
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ご無沙汰しています。
長編も終盤…
すべて読めてないですが、この116話は面白かったです。
中嶋さんが、おこちゃまな男っていうのが、笑。
完結まで頑張ってください。
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中嶋さんの口調が好きです!(笑)
これからどうなるのか、すごく楽しみです。頑張ってください!!
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久々読んでいろいろ面白かったです。
ディテールは相変わらず楽しいですが。
さて。結末は…?
メンメンさんはどこを目指しているのかな。
そこが今まで若干迷いが多かったので。今回も注目しています。
結構女性には手厳しいのかしらん。中出し拘りますよねー。
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中嶋が絶頂に達したお陰で
オナニー解禁できました笑
久しぶりのオナニーはものすごく
気持ち良くて2回連続でしてしまいましたっ
たくさんの汗と愛液で
シーツがぐっしょりと濡れてしまいましたが
気持ち良かったから後悔無しです♪笑
オナニーを何日か我慢している間は
気持ちよくなりたいからなのか
無意識に教室の机の角にアソコを
押し付けてしまっていたのはいい思い出です・・・苦笑
次も楽しみです
いくらでも待っているので
自分のペースで頑張ってくださいね
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コメントありがとうございます。
アナル結合の現場を目撃ですか、それも衝撃的ですねぇ。一見どっちに入ってるかなんて、ショック過ぎて理解できないかもしれませんが(笑)
いやまぁ、なんとなく物語の流れ上それに近いような感じですけどね。
結末は……まぁお楽しみにって事で☆
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コメントありがとうございます。
完結して寂しくなる官能小説って(笑)まぁネットの長編官能小説ならでは、なのですかね。
はい、次回作はもっともっと興奮してもらえるように気合入れて頑張ります!
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京香さんお久しぶりです☆
長い長い物語がやっと終わります。いや、長くしたのは自分っていうか、途中更新を休みまくってたから余計に長く感じてしまうのだと思います。
そうですね、結局こんな事している男はこんなものですよ、みたいな感じですかね(苦笑)いや、男全員がこんなではないとは思いますが。
とりあえず、完結まで頑張りたいと思います。
久しぶりのコメント、嬉しかったです☆
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コメントありがとうございます。
中嶋さんの口調を気に入ってくださいましたか(笑)
いや実は、中嶋さんと香苗が従属関係になってからは中嶋さんの言葉使いを変える予定だったんですよ。
『おらぁ!もっとちゃんと腰振れよ!』みたいな強い口調に。
でもある読者さんから、そうじゃない方が良いとアドバイスを頂きまして、修正しました。修正して良かったぁ(笑)
もうすぐ完結ですが、頑張りますね☆
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kasumiさん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。嬉しいです☆
さて、僕はどこを目指しているのか……自分でも途中、いつも通り迷ってしまったりもしたのですが。
たぶん、今回の結末も賛否いろいろあると思います。どうなるかなぁ……ドキドキ(笑)
中出しはそうですねぇ、なんか香苗の過ちの大きさみたいなものを表現したかった、みたいな感じですかね。
安易な中出しは評価を落とす事になると前作で学んで、安易には使ってないんですけどねぇ。それも含めて、結末で上手く?まとめてみたいと思ってます。(まとまるか分かりませんが 笑)
最後女性を傷つけて終わり!みたいのは、僕的にももう避けたい感じではあります。前回の反省で。
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コメントいつもありがとうございます。
あいかさん、絶頂おめでとうございます(笑)
いやまぁ、あいかさんのコメントは他の方には見られませんが、僕からの返信は見られてしまいますから、大体どんな会話しているのかはバレてしまうかもしれませんよ(笑)
ていうか教室の机の角って……もうそんな事言われたら、またモチベーションが上がってしまいます(笑)いやそれは良い事なんですけど。
あいかさんのコメント読むと、本当にこっちまで興奮してしまいます。
はい、マイペースで。もうすぐ完結、そして次回作も頑張りますね。