果歩はどうしようもなく、淫らな気持ちを抑えることができなかった。
ふと部屋の時計を見る果歩。もう0時を回って日付が変わっている。
明日は日曜だし、学校もバイトもないし。
――寝坊してもいいんだから――
いつもなら眠りにつく時間、しかし眠気はまったくなかった。それは初めてこんなにも興奮しているからなのかもしれない。
果歩はさっき見たDVDの中の女性が言っていたことを思い出す。
『まずはタオルを準備して。これはもしかしてあなたのオマ○コ汁がいっぱい溢れ出てベッドやソファにシミができてしまうかもしれないから。気になる人は準備しておいてくださいね。』
果歩はタオル入れの中から薄ピンク色のバスタオルを持ってきた。
『では始めましょうか。今日のあなたはとってもエッチな気分、今日はエッチな事だけを考えましょう、いいですか?』
『それではまずは、今、あなたが身に着けているものをすべて脱ぎましょう。あなたは自分の部屋で生まれたままの姿になります、恥ずかしいですか?うん、恥ずかしいよね、でも恥ずかしいのが気持ちいいでしょ?ほら、脱いで。』
果歩はゆっくりと寝間着のボタンをはずしていく。
もうお風呂上りで寝る前だったのでブラジャーはしていない。
ボタンをはずし終わり、寝間着の上をスッと脱いだ。
透き通るような白い肌、そして白くてふっくらとしたDカップの胸の膨らみ、その頂には綺麗なピンク色をした小さな乳首があった。
果歩は自分の部屋とはいえ、明かりのついた部屋で裸になるのは恥ずかしいという気持ちはあった、しかし服を脱ぐ手を止めることはできない。
今はそれ以上に淫らな欲望が果歩の中で大きくなっていたのだ。
上半身裸になった果歩は間を空けずに下の寝間着にも手をかける。
下の下着だけの姿になった果歩は続いてその下着にも手をかけ、下におろしていく。
――ぁ……ヤダ、やっぱり濡れてる――
水色の下着の底の部分には、果歩が自分でも信じられないほどの大きな染みがじっとりとできていた。
その分泌量は、ネバァっとした濃い液体がパンツの底とアソコが離れる際には糸を引くほどであった。
・・・はァ・・・ハア・・・
下着を足から抜き去り、椅子の上に畳んだ寝間着の上にちょこんと置いた。
電気のついた明るい部屋で、一糸纏わぬ生まれたままの姿になった果歩。
シミひとつない白くてスベスベの肌、美乳と言っていいほどの形の整ったバスト、ピンクの乳首。
お尻、臀部は小ぶりではあるが、ふっくらと丸みを帯びて、その割れ目もラインも芸術品と言っていいほど美しかった。
スラッといた細い足をもつ下半身、その中心の秘部には、大事な女の部分を守るように、薄っすらと狭い範囲に陰毛が生え揃っていた。
果歩はいわゆる、秋絵のようなモデル体系ではなかった。
しかし、まだ発展途上のまるで汚れを知らないような、ふっくらとした白い裸体は、見て興奮しない男はいないのではないだろうか。
裸になったことで先ほどよりもさらに自分が興奮している事を感じる果歩。
『裸になりましたか?あなたはエッチな女の子。今からたっぷりオナニーするために、あなたは自分で裸になりました。エッチですね。それでは部屋を薄暗くして、ベッドかソファに楽な姿勢で横になってください。タオルを準備していた人はお尻の下に敷きましょうね。』
果歩はその指示通りに部屋を小さなオレンジ色の電球だけ点けた状態で薄暗くした。
そして真っ白なお尻の下にタオルを敷いてベッドに寝る。
あとで使うであろう、紫色のバイブレーターは手の届く場所に置いておいた。
『いいですか?じゃあオナニー、始めようか。まず、目をゆっくりと閉じてください。』
目をゆっくり閉じる果歩。
これから始める自分の淫らな行為を想像すると、どうしようもないムラムラ感は増える一方だった。
『ゆっくり深呼吸して。そう、ゆっくり……深呼吸はずっと続けて。』
『頭の中を空っぽにしましょう。嫌なことも、辛いことも、全部忘れて何も考えないで。』
シ~ンと静まっている部屋。そこはもう現実とは別世界のような感覚に果歩はなっていた。
他の事は何も考えないでエッチな事だけを考える空間。
『それでは両手を胸に持っていきましょうか。そして、ゆっくりやさしくオッパイを揉み始めましょう。あ、まだ乳首は触っちゃダメですからね、ゆ~っくり自分のオッパイ揉んで……』
果歩はふっくらとした白い胸を自分の両手で揉みあげる。
とても柔らかい果歩の乳房がムニュムニュと形を変えるのが卑猥だった。
『気持ちいいですか?さぁ、オッパイが段々と柔らかくなってきましたね。そうしたら、もっと激しくオッパイを揉んでみましょう。男の人の大きな手に、激しくオッパイを揉まれるところを想像して。そう、もっと激しく。』
・・・ハア・・・ぁ・・・はぁ・・・ん・・・
果歩は手の動きを激しくするにつれ、呼吸も無意識に荒くなってきている。
果歩の頭の中では胸を後ろから激しく揉みまくってくる友哉がいた。
・・・友哉・・・はぁ・・・激しい・・・ン・・・ぁ・・・
そのうちに段々と果歩の気持ちの中に、その胸の膨らみ・・・その頂点を弄りたくて仕方がないような気持ちが湧き上がってきた。
ジンジンする・・・乳首がジンジンする・・・
『乳首触りたくなってきた?では人差し指と親指で乳首つまんでみましょうか。』
果歩はその言葉を待ちに待っていたかのように、その可愛らしいピンク色の乳首を人差し指と親指でつまむ。
「あっ!」
自分でも驚くほど敏感になっていたその部分、つまんだだけで果歩は思わず声をあげてしまった。
『次に摘んだ乳首を引っ張ってみましょう。グ~っと引っ張って、少し痛いくらい』
ん・・・ん~・・・ぁ・・・ん・・・・
果歩が眉間にしわを寄せながら、自分の乳首を引っ張る。
普段清純なイメージの果歩が自分の乳首を引っ張る姿・・・まさか誰も想像できないであろう光景だった。
『もう限界ってところで手を離して。どう?乳首立っちゃった?』
自分が思う限界まで乳首を引っ張ったところで、果歩は乳首を離した。
プルンっと離した反動で揺れる果歩の乳房。
先端のピンク色の乳首はプックリと勃起していた。
コメント