果歩は必死に富田の身体にしがみ付いていた。
両脚を腰に、両腕を首に絡ませて。
そうしないとあまりの快感に自分が何処かへ・・・自分の意識が何処かへ飛んでいってしまいそうな気がしたからだ。
ヌチャッグチャッヌチャッグチャッヌチャッグチャ・・・
果歩
「アアア・・・ハッ・・・ハッ・・・アッアッ・・・ンン・・・ァ・・・ハァァ・・・スゴイ・・・ああ・・」
部屋に響く粘着質な音と、果歩の喘ぎ声。
果歩の喘ぎ声は途切れる事がない。
どのタイミングで呼吸したらいいのか分からないくらいに、次々と襲ってくる快感。
富田
「ハァ・・・どうだ果歩、たまんねぇだろ?」
山井
「ハァ・・・ハァ・・・果歩ちゃん病み付きになりそうだろ?」
果歩
「ァアアッ・・・ハァン・・アア・・・ダメ・・・ああ・・・ァァ・・・ハァァァ・・・」
身体を密着させる全裸の3人は汗だくだった。
富田と山井は逞しい肉体で果歩の身体を挟むようにして腰を絶え間なく動かし続けていた。
果歩
「アアア・・・ダメ・・・ああ・・ンーーー・・・アッアッアッ・・・ン・・・!!」
果歩の唇は富田の濃厚なディープキスに支配され、柔らかな乳房は後ろから伸びてくる山井の手に鷲掴みにされている。
そして果歩の腰の中心にはこの男達の2本の肉棒は刺さっていた。
ヴァギナに富田の剛棒が膣壁を拡げながら入ってくると同時に、アナルに入っていた山井の肉棒が肛門にジンワリとした快感を与えながら引かれる。
そして今度はアナルに山井の肉棒が戻ってくると同時に、巨大なカリに膣壁を擦りあげられながらヴァギナから富田の剛棒が引かれる。
絶え間なく続く抜き差し。
二人はその動きを巧みに腰のリズムを合わせるようにして繰り返す、そしてそのリズムを次第に速くしていく。
大林 「ヒヒヒ・・・やはり富田さんと山井さんは2つ穴責めの名人ですねぇ・・・。」
富田が入れて山井が抜く・・・山井が入れて富田が抜く・・・
ヴァギナに快感が来て・・・アナルに快感がくる・・・
ヴァギナに・・・アナルに・・ヴァギナに・・・アナルに・・・
引かれる時に気持ち良くて・・・突かれる時も気持ちイイ・・・
快感がきて・・・快感がくる・・・
オマ○コ・・・お尻の穴・・・オマ○コ・・・お尻の穴・・・
快感・・・快感・・・快感・・・
快感快感快感快感・・・・・
ヌチャグチャヌチャグチャヌチャグチャ・・・!!!!!!
数分後には富田と山井の男根が高速ピストンで果歩の2つ穴を責めていた。
果歩
「ンァァア!!!!きもち・・・ィィ・・・アアア・・・イッ・・・ハァァ!!・・・イッちゃう・・・!!・・・アンッ!」
ビクビクビクビクビク・・・!!!
富田と山井の間で大きく背中を反らせ、天を仰ぎながら激しく身体を震わす果歩。
果歩のアナルとヴァギナが2本のペニスをギュウっと締め上げる。
山井
「おお・・・イってるイってる、ビックンビックンしてるわ。」
富田
「まだまだだ。本当の昇天ってヤツを教えてやらねぇとな果歩には。」
果歩
「ああ・・・あああ・・・ハァァァ・・・・ハッ・・・ハァハァ・・・・」
そう言って、息を切らせながら未だに痙攣が止まらない果歩の身体に構う事なく、2人は腰振りを再開する。
ヌチャグチャヌチャグチャヌチャグチャ・・・・!!
果歩
「・・・ンッンッアッアッ・・・ダメッ・・・アッアッ・・・ダメェ富田さん待ってぇ!まだぁ・・・ァァアアアア・・!!!」
富田
「遠慮なんてするなって、好きなだけイキまくれよ。」
ヌチャグチャヌチャグチャヌチャグチャ・・・・!!
果歩
「そんな・・・ァアアアア・・・・ダメッ・・・ああ・・・また・・・またぁ・・またイッちゃうぅ・・・イクゥゥゥ!!!ンーーー!!!」
果歩が今体験している快感は途轍もなく強烈なものであった。
まるで2つの性器を持ってしまったような感覚。
2本の男根がまるで掛算をしたように、いつものSEXの数倍の快感を送り込んでくる。
そしてその新しい感覚のSEXは果歩を今まで行ったことのない領域に達させようとしてた。
果歩
「あああ・・・ダメ・・・また・・・まただよぉ・・・イッちゃうイッちゃう!イクイクイクイク・・アアアアッ!!!」
山井
「へへ・・・果歩ちゃんノってきたねぇ!ほらぁ!まだまだ!」
果歩
「あああ・・・もう・・・もう・・・あああ・・・腰が・・・腰がぁ・・・あああ腰が溶けちゃうぅ・・・アアア・・・イックゥ・・・!!!」
富田
「おらぁ!壊して欲しいんだろ!?おら!もっとイケッ!壊れるまでイケ果歩!」
果歩
「ハァァ富田さんアッアッアッ・・・ンーーーァアアアア!!!」
富田の名前を叫びながら、快楽の世界で果歩の身体はトランス状態に陥った。
号泣・・・涙が止めどなく流れ、そして鼻からは鼻水が、口からは涎がダラ~っと垂れる。
絶頂に達すれば達する程、快感が大きくなっていく。
絶頂に達すれば達する程、絶頂へ登る間隔が短くなっていく。
ビチャビチャビチャ・・・・
富田と山井の足元には果歩が激しく出し入れされながら吹き出した潮と尿が床に大きな水溜りを作っていた。
果歩
「ああああ!!!!止まんない!止まんないよぉ!!!もうダメェ・・・あああ・・・ホント・・・ホントに・・・あああ・・・気持ち・・・あああ・・・アア・・・きちゃう・・・怖い・・・きちゃう・・・きちゃうよぉ・・・」
どうやら果歩は連続して絶頂に達する中で、今までとは違う恐ろしいまでに大きな波が近づいてくるのを感じたらしい。
富田
「イッちまえ!おら!果歩!俺にお前が壊れるところを見せてみろ!俺だけに・・・果歩・・・」
富田の独占欲に満ちた言葉を聞きながら・・・そして果歩はイク・・・
果歩
「ハァアアアア富田さんっ!!!ァアアア来るっ!・・・・壊れ・・・・・・・ァァアアアアキャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
果歩の悲鳴が部屋に鳴り響く。
バチバチバチバチバチッ!!!!!!!!!!!!!
強烈な快感が果歩の身体、全身を電流のように突き抜ける。
そしてその瞬間、果歩の意識は途切れた・・・。
・・・・・・・・・・・・・
果歩
「・・・あ゛・・・あ゛・・・あぁ・・・はああ・・・あ゛・・・あ゛あ゛あ゛・・・・」
何かの糸が切れてしまったようにグッタリとし、ビックンビックンと身体を震わせながら、口をだらしなく開き言葉にならない声を発している果歩。
目は焦点が定まらない様子で、全身の筋肉が脱力している。
山井
「うっわぁ・・・富田さん・・・ちょっとヤバくないっすかこれ・・・完全に目がイッちゃってますよ果歩ちゃん。」
富田
「大丈夫だ心配すんな・・・最高の絶頂ってのはこういうもんだ・・・でもまぁ・・・これで果歩はこれ以上ない快楽を味わった事になるな。」
そう果歩を抱きしめながら富田は言った。
果歩
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・ん・・・・・・・・」
痙攣が少しずつ治まっていく。
果歩
「・・・・・・スー・・・・スー・・・・」
そしてゆっくりと目を閉じ、富田の腕の中でスヤスヤと眠り始めた果歩。
富田
「大林、毛布を持ってきてくれ。」
大林
「ヒヒヒ・・・お疲れ様です・・・」
富田は裸で眠る果歩を大林が持ってきた毛布で優しく包み込む。
山井
「へへ・・・さっきまであんなにエロい顔して喘いでたのに・・・今はこの可愛い寝顔・・・女ってのは分からないっスねぇ・・」
富田
「・・・・・・。」
じっと果歩の寝顔を見つめる富田。
山井
「・・・で?果歩ちゃんの調教ってこれで終わりっスか?それとも・・・秋絵ちゃんみたいに売っちゃいます?」
富田
「・・・・・・・それは・・・。」
山井
「・・・それは?」
富田
「・・・果歩次第だ。」
コメント
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京香さんのコメントを頷きながら読んでました。
確かに寂しがったり、独占欲とか征服欲とか嫉妬とか…S・M関係なしで皆が持ってるけど、その表現の仕方が違うんですね。Sの人は隠そうとするし、Mの人は表に出やすい。
まぁ結局SでもMでも、普段逞しい姿しか見せない人でも、本気で好きな人の前では弱さが出てしまうものですよね。それを認め合えるカップルは良いですよね。
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サディストの人は、独占欲、征服欲が強いですね。
メンメンさんの言うように、人を信じられず孤独で寂しがり屋の人が多いです。
でも、サディストだから表面には見せないです(でも実はチラチラ見え隠れしてます、笑)
私のパートナーも“女なんて信用できない、別に寂しさなんか感じないし一人で生きていける”言います。
【でも】が見え隠れしてますが(指摘しても素直に認めないのは分かってるので、言いません)
でもこれは、Mの人の中にもあって、表れる形の違いが、SとMの違いなんでしょうね。
今後の展開、来週も楽しみにしてますね(^▽^)
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コメントありがとうございます。
PIPIから来て毎日…そうですか、ありがとうございます、そんな風に褒めて頂けるなんて凄く嬉しいです。
モチベーションも上がります。
凄く長編の物語になっていますが、ゆめさんのご期待に応えられるように頑張りますね!
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秋絵の部屋のコンドームを覚えていてくれましたか、作者の僕でさえ、なんだかあれはもう遠い昔の事のように感じます(笑)
でも、良い所突いてますね。
果歩は…どうなるかなぁ…読者の皆さんの中にも果歩に堕ちるところまで堕ちてほしい方と、美桜さんのように幸せを願う人に分かれているようですね。
さぁ…どうなるでしょうか…(笑)
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ありがとうございます。
富田さんはサディスト+独占欲も強いですからね、その性質が今後どう物語に影響していくか…。
何か僕の中でドSの人って同時に凄い寂しがり屋な印象があるんですよね。
似てるんですか…スゴイですね、ここまでSになれる人って最近はあんまり居なさそうな感じがします。
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コメントありがとうございます。
毎日チェックして頂いてるなんて凄く嬉しいです。
果歩にはビッチになってほしくないですか…うーん…どうなるかなぁ?(笑)
斉藤正幸の物語は一応【寝取られ】というジャンルのつもりで書きました。
その内に【寝取られ】系の新作小説もこのブログで書いていきたいと思っています。
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PIPIから飛んできて
実は毎日見ていました(笑)
なにげ初コメです(笑)
メンメンさんの小説は、
官能ももちろんですが
話にひきこまれちゃいます(>_<)
秋絵さんが売られてる…??
もう目が離せないです!
続き楽しみに待ってます~☆
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果歩を売らないで。(;_;)
秋絵の部屋にあった大量のコンドームは、そういう事だったのですね。
客を取らされていたんだ。(°□°;)
果歩は、そんな目に合わせたく無いなぁ……。
結婚出来なくても、富田さんの側に置いてあげたい。
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楽しく読ませてもらいました。
富田さんの心模様、サディストゆえですね(パートナーと似てます・笑)
今後の展開楽しみにしてますね
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楽しく毎日拝見させていただいています。
果歩がこのままどこまで堕ちてしまうのかわくわくしています。
そう思うのとは裏腹にビッチにはなってほしくないというジレンマが・・・
週5更新は大変かもしれませんがこれからの更新も楽しくまっています!
昔の作品は「男子高校生 斎藤正幸」が大好きでしたw