大きなベッドだけが置かれた広い寝室。その部屋の雰囲気はどことなく富田のマンションの寝室に似ていた。
まるで大人の男女が交わるためだけにあるような寝室。
薄暗い明かり、室温は裸になっても寒くない程の適温に調節されている。
現実世界での全ての事がシャットダウンされた空間、何の気兼ねもなくSEXだけに集中できる環境がそこにはあった。
ン・・・チュパ・・ぁぁ・・・ンァ・・・ン・・・ン・・・チュパ・・・
お互いに下着だけの姿になった2人はベッドの上で抱き合いながらディープキスを続けていた。
それは大学生同士とは思えない程激しく濃厚なものであった。
手でお互いの素肌を弄り合いながら、股間を下着越しに擦り付け合う。
後藤
「はぁ・・・水野・・・肌綺麗だな・・・チュパ・・・」
果歩
「ハァァ・・・ん・・・・ァァ・・・ンゥ・・・」
今日の飲み会に参加していた大学の友人達は、まさかこの2人が今こんな事になっているとは想像もしていないだろう。
あのマジメな友哉の彼女であったはずの果歩が、後藤に裸を晒し、そして身体を許そうとしているなどとは、誰も予想できない事である。
後藤は果歩の首筋にキスをしながら、背中に手を回しブラジャーのホックを外す。
そしてそれをゆっくりと果歩の身体から脱がしていく。
今までずっと妄想の中でしか見た事がなかった果歩の乳房が、乳首が後藤の前に姿を現した。
後藤
「・・・へぇ・・・水野って意外と胸あるんだな。」
後藤はそう言いながら両手で果歩の乳房を下から掬い上げる様にして揉み始めた。
白くて非常に柔らかな膨らみを堪能しながら、後藤はその先端にある乳首を口で吸う。
後藤
「やべぇ・・・超やわらけぇ・・・ジュルル・・・」
果歩
「ァァ・・・ン・・・ハァ・・・」
果歩は目を閉じながら感じていた。1週間ぶりに男に身体を愛撫される快感を。
肌で感じるその男の手は、いつもの富田のものとは違う。
毎日のように大学で顔を合わせている男の子に胸を揉まれ、乳首を吸われている事への新鮮な羞恥心が果歩の身体をより熱くさせていた。
後藤
「・・・・・。」
後藤の片手は胸を離れ徐々に下半身へと下がっていく。
・・・あの水野のマ○コが見れる・・・
そう思うと後藤の興奮は高まる一方であった。
大学で果歩に好意を抱いている男は少なくない。
毎晩何人もの男が果歩の裸を、アソコを想像しながら白い液体を出しているであろう。
後藤は大学生になってから何人もの女性を抱いてきた。周りの人間は知りもしないが、毎日顔を合わせる同じ学部の中にも後藤に身体を許した女子は何人もいる。
しかしそんな風に女性には割かしモテる後藤も、なぜか果歩にはなかなか手を出せなかった。
それは果歩が醸し出す、純粋な雰囲気があったからであった。
後藤は果歩から何となく他の女とは違うオーラを感じていたのだ。軽々しくは手を出せないような・・・そんなオーラが・・。
それがあんな冴えない真面目だけが取り得のような友哉に持っていかれるとは・・・。
友哉と果歩が付き合うようになってからは、いつも嫉妬に近いような感情を抱くようになった。
そしてその嫉妬は果歩に対する猛烈な性欲に変わる。
・・・水野とヤリたい・・・水野とヤリたい・・・
しかしそんな妄想の中だけでの性欲に塗れた願望が、突然こんな形で実際に味わえる事になるなんて、後藤も予想すらしていなかった。
後藤は心の中であの男に感謝した。
グシュ・・・
後藤の指が果歩の秘部を下着越しに捕らえる。
ジットリと熱い感覚を指で感じる果歩のそこは、下着の上からでもはっきりと分かるくらいに濡れていた。
後藤
「・・・ん?・・・水野・・・すげぇよこれ・・・いつもこんなになるのか?」
後藤は思わず笑みを浮かべなら果歩に聞いた。
果歩
「・・・イヤ・・・」
果歩は恥ずかしげに赤くなりがから顔を横に伏せる。
もちろん本当に嫌という事ではない。恥ずかしがりながらも果歩の脚は閉じたりはしない。
後藤
「濡れやすいんだな・・・水野は・・・。」
元々感じやすかった果歩の身体は富田と山井、そして大林の3人の男によってさらに敏感な身体に開発されてしまっている。
そんな淫乱になってしまった身体を果歩は今からこの後藤に披露するのだ。
後藤
「これも脱がすよ。」
後藤が果歩の下着に手を掛けると、果歩はそれを脱がせやすいように腰を少し浮かせた。
果歩の秘裂に密着していた布が糸を引きながら離れていく。
後藤
「すごっ・・・これマジで濡れすぎ・・・」
果歩
「・・・・・。」
後藤の卑猥な言葉に果歩は相変わらず恥ずかしそうに横を向いたまま黙っていた。
下着を取り去った後藤は、果歩の両足を掴み、それを大胆に広げて股の中心に顔を近づける。
後藤
「あ~ぁ・・・ケツの穴までグッチョリだなぁ・・・水野って実はすげぇエロいとか?」
果歩
「・・・イヤ・・・後藤君・・・言わないで・・・」
後藤
「へぇ~エロいんだぁ・・・大学の男共が知ったらショック受けるだろうなぁ・・・あんな大人しい水野が実は超エロかったなんて、明日皆に言おうかな。」
悪戯っぽくそう言う後藤。
果歩
「・・・イヤ・・・そんな事・・・ダメ・・・」
後藤
「ハハッ・・・黙っててほしいか?今日の事は。」
果歩
「・・・・・。」
果歩は後藤のその問いに黙ったままであった。
後藤
「分かった。黙っててやるから今日は水野の本当のエロい姿を見せてくれよな?」
後藤はそう言って果歩の濡れた秘部に口を近づける。
ジュウルルルルル・・・・・!!!
果歩
「ァ・・・・ンーーーハァァァ・・・・!!」
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
いえいえ、やっぱり男である僕では気付かない心理って沢山ありますから。
京香さんの意見は凄く参考になります。
官能小説は妄想の世界ですってブログのどこかに書いといた方が良いかもしれませんね(笑)
果歩の物語、堕ちる所まで堕ちて終わり…という事にはしたくない気持ちもあるんですよねぇ。
なのでまだまだ物語は続く予定なのですが、何とか完結まで頑張りたいと思います。
SECRET: 1
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
そうですねぇ…男性が描く妄想世界なんでしょうね(笑)
M女=淫乱=ビッチ(男の妄想)
最近、妄想とリアルの区別が出来ない男性が多くて傷付くM女さんを多く見かけます(苦笑)
まぁ、あくまでもファンタジーであって、私があれこれ言うのは変ですね(ごめんなさい)
堕ちるとこまで堕ちる話も好きなので、それならトコトンやってほしいです(富田さんが簡単じゃないにしろ許したら茶番かなぁと…笑)
心をなくして、堕ちて生きていくっていうのも女性の中にも妄想がありますから(笑)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
しちゃいました…流される様にしてしまうSEXとはどんなものかと妄想して書いてます。
果歩に希望は…果歩はしばらく可哀相な事になっちゃうかもしれません(苦笑)
作者が果歩に対してスッゴイSになる事をお許しください(笑)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
なるほど…やっぱりちょっと作者の僕が男であるから、この辺のストーリーは僕の中の男の部分が出てしまった感じですね。
女性視点中心の物語だけど、ちょっと男性向きの小説になってしまったというか…。
もちろん、読者の方の中には男性も結構いると思うのですが。
果歩はマゾであると同時にビッチの方向へ向かってしまっているかも…(苦笑)
僕が男だからかなぁ…果歩を堕ちる所までとことん堕としたい気持ちもあるんですよね。
果歩が後藤に身体を許した心理的原因は、その元になっている事が実はあるんですが、それを言うとネタバレになってしまうかも…まぁそれを詳しく説明する文章を入れる予定は特にないんですが…完結してからあとがきで書こうかと思ってます。
京香さんの言うとおり、富田さんが果歩を簡単に許してしまうのは面白くないですよね。
富田さんはどうするのかなぁ…(笑)
M女さんの気持ちのアドバイス、凄く参考になりましたし、嬉しかったです☆ありがとうございます。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
お心遣いありがとうございます。
休日に大分書き溜めているので、結構できちゃうんです。
休日に書くのをサボってしまった週は更新が不安定になりますが…。
果歩の物語、読者の方達の好みの展開にできるかは分かりませんが頑張ります。
ちょっと僕の頭の中にある今後のストーリーはハード過ぎるかも…引かないでくださいね(笑)
SECRET: 1
PASS: 06da99fb00ce277031da09b49649025c
あぁ~、やっちゃった。(笑)
後藤君とエッチしちゃった。(≧∇≦)
こりゃあ富田さん、捨ててしまうかも……。(;_;)
もしくは、秋絵ちゃんみたいに、客を取らされる?
果歩に希望は残っているでしょうか……。(爆)
SECRET: 1
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
>予想外でしたかぁ…ちょっと果歩が堕ちるのが早すぎました?
というか、堕ちちゃダメなトコですよ(笑)
多くのM女さんは、パートナーに一途で、寂しさにも負けない強い想いがあって、ただのビッチとは違うんですよねぇ。
彼氏と別れてまで、富田さんを選んだ割には軽すぎます(笑)
これで富田さんが許したりしたら、昼間のつまらないドラマみたいです(苦笑)
って、どんな展開にしていくかは、メンメンさんの自由なんですけどね^^;
SECRET: 1
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ついに後藤とベッドインしちゃったんですね……。
「後藤くんとしたけど、やっぱり私富田さんとじゃなきゃダメなの!!後藤くんとじゃ心も体も満たされないの!!」って果歩が気づくのが私の好みの展開なんですけどねー(笑)
しかしメンメンさん、ほぼ毎日更新なんてすごいです。どうぞお体に無理はなさらずに……。