果歩はとにかく驚いていた。
よく確認するように画面をジッと見つめる、男優の股間には薄くモザイクがかかっているが、添えられている女性の手や顔の大きさを基準に考えて見ると、その男根がかなり大きい事がわかる。
ムクムクと質量を増大させていった肉棒は今、どうやら完全な勃起状態になったようだった。
モザイク越しではあるが、太く長いその男根は、男優自身のへそに付きそうなほど反り返り、色は赤黒い。
きっとその大きさは昨日のバイブレーターなど比べ物にならないほどの大きさではないか・・・。
それに男根の付け根にある玉袋の部分も異様に大きく見えた。
果歩はその男根にただただ驚き、同時にグロテスクな物体を見ているうちになぜか自分の身体の奥がカァっと熱くなってくるのを感じた。
気持ち悪い・・・怖い・・・いや、違う・・・そんな印象じゃなかった。
・・・とてもイヤらしい・・・すごくイヤらしい・・・
「果歩ちゃん、あの男優さんのオチ○チンすごいよね?」
画面に夢中になっていた果歩の耳元で秋絵が囁いた。
「え・・・ハイ・・・なんていうか・・・すごいですね・・・」
一瞬、秋絵の口からオチ○チンなどという言葉が出てきた事に果歩は驚く。
普段の秋絵の雰囲気からはあまりにかけ離れた言葉だった。
そんな秋絵が発したオチ○チンという淫語が、さらに果歩の身体を熱くさせる。
「どう?果歩ちゃん、ビックリでしょ?」
「・・・ハイ・・・・・・・でも・・・・」
「でも?」
「でも・・・あの・・・あんなに大きいの・・・その・・・大丈夫なんですか・・・?」
「女の子のアソコに入るのかって事?」
「・・・ハイ・・・」
果歩がそんな疑問を持ってもおかしくなかった。それくらい画面に映っている男根は大きく見えたのだ。
「大丈夫よ、ちゃんとあんな大きなオチ○チンでも受け入れることができるように女の子のアソコはできているのよ。フフ、もちろん果歩ちゃんのアソコもね。」
・・・私の・・・アソコも・・・
ジンっと自分の秘部が熱くなってくるのを感じる。
昨日のバイブレーターでもあの圧迫感、あの快感、もしこの男優がもっているような大きなもので貫かれたら・・・どうなってしまうのだろう。
十分に男優の肉棒が勃起したところで、フェラチオを中断した女性は、男優の指示でソファに手をつき、お尻を男優に向けて突き出す格好になった。
ついにあの巨根をこの女性は性器に挿入される。
果歩の胸の鼓動がドキドキと速くなる。
自分が挿入されるわけじゃないのにアソコがジンジンする。
ホントに入るの・・・?あんな大きいの・・・
男優が自らの巨根の根元をグッと握り、空いたもう片方の手で女性の腰を掴む。
女性はソファに手をついた状態で顔を下に向けてその時を待っている様だった。
男性が腰をグッと近づけ、女性の秘裂に照準をあわせ、巨大な先端の亀頭部分をそこに当てる。
男優が小さな声で
「いくよ」
と言い、女性は無言で頭を縦に振りそれに答えた。
そして男優がゆっくりと腰を突き出していく。
「ハァあああ・・・」
女性は深く息を吐き出すように声を発した。
先端部分が入った時点で男優は肉棒の根元を握っていた手を離し、両手で女性のお尻をグッと掴んだ。
そしてさらに腰を前に押し進めていく。
グチュゥゥ・・・・
「はァあああ・・・あああ・・・!」
女性は下を向いていた顔を上にあげ、背中を反らせて挿入されただけで感じる快感を全身で表現する。
・・・すごい・・・入っていってる・・・
ぐ~っと挿入されていった男根、ついに女性のお尻と男優の腰がピッタリとくっついてしまった。
「ね?ちゃんと入ったでしょ?」
「すごいですね・・・。」
「フフ、ここからはもっと凄いわよ。」
「もっと・・・ですか?」
「うん、だから、よ~く見ていてね。」
「ハイ・・・」
男優はピッタリとつけた腰をゆっくりと引いていく、そして先端が抜けるギリギリのところで、再びゆっくりと奥深く挿入していく。
「ハァアア・・・ん・・・・ハアアア・・・ン・・・・」
ゆっくりとその動きを続けるだけで、女性の口から、たまらないといった感じの喘ぎ声が漏れだす。
徐々にその抜き差しのスピードをあげていく男優。
そしてその動きは果歩が目を覆いたくなるほど激しいものに変化していった。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!・・・・・!
「あッアッアッアッ!アン!アン!ハアァァァア!ァアッ!」
ステレオから生々しい肉と肉がぶつかる音と、女性の切羽詰まった喘ぎ声が響く。
「アッアッアッアッ・・・!!!ダメ・・・アッ・・・ちょっと・・・アンッアンッアンッ・・・!!!」
口に両手を当てて驚いたようにする果歩、しかし眼を画面から離すことはできなかった。
「どう?すごいでしょ?あんな激しく・・・あの女の子すっごい気持ち良さそうな表情してるでしょ?」
秋絵の言葉に無言で小さく頷く果歩。
グチョグチョグチョグチョ・・・・・!
「ぁ・・・はぁ・・・アッアッアッ!・・・」
どれだけこの男性は腰を振り続けるのだろうか・・・
男女ともに汗だくになっている、特に女性の方は明らかにすでに何度か絶頂に達していた。
しかし男優はそれに構わず次々と体位を変えて腰を振り続けていた。
刺激的な映像だった。
正上位でしか友哉と交わった事がない、しかもこんなに長い時間性交を続けた事がない果歩にとっては、画面の中の男女が繰り出すセックスはあまりにも刺激的だった。
騎上位の時には、男性の胸に手をあて、女性から積極的に激しく腰を振っていた。
・・・あんな事・・・絶対恥ずかしいよぉ・・・ハァ・・・
ついセックスをしている女性を頭の中で自分と重ねてしまう果歩。
映像を見ながら自然と息が荒くなっている事に果歩は気づいていないようだった。
正上位になった2人、男優が汗だくの身体で腰の動きをいっそう速く、激しいものにしていく。
この男性は射精の時が近づいているんだと、なんとなく果歩にもわかった。
「アッアッアッアッ!ァアアア!イク・・・・アアアア・・・ハァアアア!!!」
理性を捨てたように大きな声で喘ぐ女性。
・・・ァァ・・・スゴイ・・・
腰の動きをさらに激しくしてラストスパートをかける男優。
「ァァアアアア!イクゥ~~~!!!」
女性は大きく身体を仰け反らせて絶頂に達したことを表現する。
「あ~~!はぁ!フゥ!!」
肉棒を素早く女性の秘部から引き抜いた男優は、女性の顔を跨いで、女性の顔の目の前でその巨根を扱き始めた。
・・・え?・・・うそ・・・・
女性は目を瞑って大きく口を開け舌を出した。
「うっ!いくぞ・・・」
男優がそう言った次の瞬間
ドビュッ!!!ドビュ~!びゅっ!・・・・・!!
黄ばんだ濃厚な精液が大量に女性の顔に降りかかり、いっぱいに開けた口の中にも次々と入っていく。
・・・やだ・・・すごい・・・
しばらく射精の勢いは止まらず、やっと止まった時には女性の顔は精液まみれ、口の中にも大量の精液が溜まっていた。
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