果歩
「・・・ン・・・・チュ・・・ン・・・ゥン・・・」
富田の性器を傷つけないために、歯を立てないよう意識しながら、慎重に肉棒を口から出し入れする果歩。
口の中が男性のペニスでいっぱいになる感覚と、目の前に生い茂る男の陰毛。
息をすれば、濃厚な男性の匂いを感じる。
自分は今、男の股間に顔を埋めて勃起した男性器を口に入れている。
こんな卑猥な行為を積極的に行っている事に、果歩は自分自身でも驚いていた。
・・・フェラチオ・・・
その言葉を初めて知ったのは果歩が高校生の頃だった。
友達の家で、女の子ばっかりのお泊り会。
みんなで夜ご飯を作ったり、初めてのアルコールをちょっとだけ口にしてみたり、寝る前にはやっぱり布団の上で恋愛の話に花を咲かせた。
最初は好きな人は誰だの、誰と誰が付き合ってるという様な話だったが、夜が深まるにつれ、女の子同士でも話はエッチな方向へ進んでいく。
その時のメンバーはクラスの仲の良いグループ、その内の1人にクラスの男子と付き合っている子がいた。
その子の彼氏とのリアルな体験談には、皆興味津々といった様子で話を聞いていた。
その話の中で一番盛り上がったのは、彼氏と付き合い始めて3ヶ月になるというその子が、もうすでにSEXをした事をカミングアウトした時だ。
当然みんなキャーキャー騒いでた。
その時はその子以外は皆処女であったし、SEXの相手は全員がよく知っているクラスの男子なのだから仕方がなかったかもしれない。
『どうな感じだったの?』
『痛かった?』
などの言葉が飛び交う中、果歩は顔を赤くしながらただ黙って皆の話を聞いていた。
その話の中でその子が口にしたフェラチオという言葉。
それが口の中に男性器を入れて相手に性的刺激を与える行為だと知り、果歩は心底驚き、また信じられなかった。
果歩以外の子はフェラチオの意味は知っていた様で、だたその子が知っている男子にフェラチオをしたという事実に皆驚いていた。
そんな周囲の反応に対し、その子は平然と
『こんなの普通よ?大人はみんなするのよ。みんなもそのうち男の人のオチ○チンを口に入れる事になるわ。』
と言っていた。
その時は、本当に自分にもそんな事をする日が来るのか、果歩には信じれなかったし、想像もできなかった。
秋絵の部屋でみたアダルトビデオでは、女優は口でペニスを刺激すると同時に、片手で茎部分を上下に扱いていた。
それを思い出し、果歩もそれを真似て片手で富田のペニスを扱いてみる。
富田
「・・・あぁ果歩、意外に上手いんだな。フェラ彼氏にもしてたのか?」
男根を口咥えたまま、首を横に小さく振る果歩。
富田
「へへ・・・じゃあお前センスあるよ。・・・あと舌も動かして・・・亀頭を・・・そう・・・あ~気持ちいいよ果歩・・・。」
ペニスで感じる果歩の口の中は温かで、実に気持ちよかった。
それに加え、一生懸命に肉棒にしゃぶりつき頭を忙しく動かしている果歩の姿。
あの果歩の口に自分の肉棒をぶち込んでやっている。
征服感や優越感を大いに感じ、満足した表情の富田。
果歩
「ン・・・ゥン・・・チュパ・・・ンッ・・・ン・・・」
男の男根を咥えるという果歩にとって非現実的とも言える行為。
興奮していた。
夢中になってフェラチオを続ける果歩。
自分の唾液と富田の我慢汁が混ざったものが口の端からだらしなく流れ出る。
それが顎へと流れていくのを感じながらも、行為を止めない果歩。
富田
「果歩・・・こっちも舐めてくれよ。」
そう言って富田は自身の陰嚢を手で持ち上げた。
富田の声を聞き、一旦肉棒を口から吐き出す果歩。
果歩
「・・・ッハァ・・・ハァ・・・」
自身の唾液でテカテカと光沢を放つ巨大な男根を見つめる果歩。
そして、視線をゆっくり下へ向ける。
・・・ゴク・・・
そこには陰茎に負けない程の存在感を放つ大きな陰嚢が付いていた。
2つの玉の形を浮かび上がらせ、ぶってりと膨らむ玉袋。
太くて固そうな陰毛はソコにも、びっちりと生え渡っていた。
・・・なんか・・・すごい・・・
富田
「ほら・・・。」
果歩
「ぇ・・・ンッ!」
グロテスクな陰嚢じっと見つめていた果歩の後頭部を触り、強引に果歩の口に陰嚢を押し付ける富田。
一瞬顔を背けようとする果歩だったが、頭をガッチリ富田に掴まれ、それはかなわない。
ブニュっと富田の手によって陰嚢にキスをしてしまう果歩。
口や鼻に当たる富田の固い陰毛感触。
富田
「ほらっ、舌出せ。」
果歩
「ン・・・ゥ・・・ン・・・」
急に強引になり始めた富田の行動に少し動揺しながらも、果歩は富田の指示通り口を開き、舌で陰嚢とそこに生える陰毛の感触を確かめた。
そして顔を押さえつけられたまま、大量に毛が生えている富田の股間に顔を埋めながらペロペロと陰嚢を舐め始めた果歩。
舌に絡みついてくる陰毛が気持ち悪るく感じたが、さらに濃く感じるようになった富田の匂いと味に頭の中は甘く痺れ、その気持ちは打ち消されていた。
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