中嶋
「へぇ~……これまた綺麗なオッパイしてますねぇ。……ていうか奥さん、ハハッ、すっげぇ乳首立ってますけど?」
香苗
「ぇ……イヤッ……」
中嶋の指摘に香苗は恥ずかしそうにして、胸を隠すように身体を横に向かせる。
中嶋
「嫌々とか言いながら胸揉まれて感じてるんだもんなぁ、奥さんのここは結構敏感なんですか?」
中嶋の言葉の1つ1つが香苗の羞恥心を刺激する。
この状況に全く余裕が持てない自分に対し、余裕たっぷりといった感じの中嶋の態度。
香苗の中にいるもう1人の淫らな自分の存在を、そんな中嶋に少しずつ見抜かれていくような感覚が恥ずかしかった。
中嶋
「ちょと味見させてもらいますよぉ。」
小粒ながらも固く勃起した香苗の乳首に口を近づけた中嶋は、舌を大きく出してそれを舐め始めた。
香苗
「ン……ァ……ンッンッ……イヤ……ァ……ハァ……」
舌先で乳首を転がすようにベロベロと舐める。
中嶋の唾液に濡れテカテカと光沢を放つ乳首は、その固さをさらに増していく。
そして中嶋は同時に、大きな手で柔らかな乳房全体を大胆に揉み始める。
中嶋
「奥さん胸責められるの好きでしょ?いつも旦那さんにちゃんとやってもらってますか?こうやってさ。」
勃起した乳首を歯で軽く挟み引っ張る中嶋。
すると、決して祐二の愛撫では感じた事のない、痛みに近い鋭い快感が香苗の身体を襲った。
香苗
「ン……っんはぁ!」
責めに対して敏感に反応する香苗の身体を楽しそうに弄ぶ中嶋は、次のステップに進むため、片方の手をゆっくりと下へと移動させていく。
胸からお腹、ヘソ、下腹へと指先でなぞるようにして移動させる。
中嶋の指が通る場所がこそばゆいようで、香苗は身体をモジモジと動かす。
香苗
「はぁぁ……ダメ……そっち……」
徐々に下へと移動していく中嶋の手の動きを察知し、咄嗟にそう口から漏らす香苗。
中嶋
「何がダメなんですか奥さん、こっちもしてほしいでしょ?」
香苗
「ハァ……ァァ……」
中嶋の指は止まる事なく、そのまま股の中心の割れ目まで到達してしまう。
そしてその指は下着の上から、上下に割れ目をなぞるように動きだす。
中嶋
「ん~あれ?奥さん、下着濡れてますよ?」
中嶋の言うとおり、香苗の下着は染みをできる程に濡れていた。
香苗
「……ハァ……イヤ……」
下着の底の部分を指が押さえつけると、その染みはジワジワと広がっていく。
中嶋
「あ~ぁ、ハハッ、奥さん濡れすぎだって。」
中嶋は若干呆れたような表情でそう言った。
中嶋
「下着、これ以上汚れるの嫌でしょ奥さん。」
そう口にした時にはすでに、中嶋の両手は香苗の下着に掛かっていた。
中嶋
「奥さん、ちょっと腰浮かしてくれませんか?」
香苗
「……ィ…イヤ……」
中嶋
「腰を浮かしてください。」
香苗
「……。」
中嶋
「奥さんほら、腰を浮かしてください。」
香苗
「……。」
再度中嶋にそう言われ、香苗は数秒間黙り込んだ後、ゆっくりと腰を浮かせた。
そしてその瞬間、中嶋の手が一気に香苗の下着を引きずり下ろしす。
香苗
「……ぁぁ……」
なぜ中嶋の言うとおりにしてしまったのかは、香苗自身も分からなかった。
ただ、そうしないと先に進まないと思ったから。
しかしそれはつまり、香苗が心のどこかで思っている、この後の中嶋との展開を期待しているという気持ちの表れでもあったのかもしれない。
中嶋
「あ~ぁ、奥さん、凄く濃いのがベットリ下着に付いてますよ。」
香苗の脚から抜き取った下着の底部分を広げて見ている中嶋。
香苗
「い、嫌っ見ないで下さいそんなのっ。」
顔を真っ赤にして中嶋から下着を取り返そうとする香苗。
しかし香苗のそんな動きよりも早く、中嶋は下着を床に投げ捨ててしまう。
そして中嶋は起き上がってきた香苗をもう一度ソファに押し倒すと、そのまま香苗の細い脚を手で掴んだ。
中嶋
「そんな格好にまでされて今更恥ずかしいも何もないでしょう奥さん。」
香苗
「……。」
中嶋
「今からはただ素直に気持ち良くなればいいんですよ。まぁ強がる奥さんも面白いからいいですけどね。」
香苗 「……。」
見下されているような感覚だった。
中嶋の前で理性を保とうする自分と、もう全てを曝け出したいと思っている自分。
こんな状況になっても、まだ理性を保とうとする自分がいる限り、香苗は中嶋に心まで許してしまう訳にはいかないのだ。
中嶋
「さて、いつまで奥さんは強がっていられるかなぁ……へへ……。」
中嶋はそう楽しそうに言うと、香苗の脚を掴んでいた手で股を強引に広げさせた。
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