ジュパッ…ジュパッ…ジュパッ……
中嶋
「はぁぁ……奥さん上手いですね……気持ち良いですよ……」
中嶋はそう言いながらそっと香苗の髪を撫でる。
最初は戸惑いながらのぎこちないフェラチオであったが、中嶋が少しやり方を教えると、香苗のテクニックはすぐに上達した。
香苗は中嶋からの指示に〝はい〟とも〝嫌〟とも言わずに、ただ顔を赤くしながらもそれに従っていた。
今では極太の肉棒を口に含み、リズミカルに頭を上下に動かしている。
香苗
「ン……ン……ハァ…チュパ……ン……」
いつの間にか無我夢中で口淫をしていた。
硬くて太くて、熱い。それに独特の男性の味。
口の中いっぱいに含む事で、不思議と何かが満たされるような感覚を香苗は感じていた。
それは夫・祐二のモノを口でした時には感じられなかった感覚。祐二のモノを口に含んでも、こんなに口内がいっぱいに満たされる事なんてなかったから。
中嶋
「チ○ボを咥えてる奥さんの顔、凄くイヤらしいですよ。……ああ…それ凄く気持ちいいです。」
とても全部は口に入りきらない中嶋の巨根を、香苗は頭を動かしながら、同時に手で陰茎の部分を激しく扱く。
するとそれを喜ぶようにペニスはさらに硬さを増した。
数週間前、初めて会った時からずっと狙っていた人妻が、今積極的に自分のペニスを咥え、フェラチオをしている。恥ずかしそうにしながら、大胆に大きく口を開けて。
それを見て中嶋は満足そうに笑みを浮かべていた。
香苗は確かに夫に一途で真面目な女だったが、それでも今はこの有り様。
夫とは違う男のペニスを夢中になって味わう様子は、まるで腹が減った子犬が必死に与えられた餌を食べているかのような姿だ。
それだけこういった非日常的な刺激に飢えていたのだろう。
香苗は恐らく今も心のどこかでは既婚者としての良心と葛藤している。
しかし香苗の中で、どうしても性的欲求にそれが勝る事はできない。
ベランダでの自慰行為から始まり、押され流されるようにここまで来てしまった様子から、中嶋は香苗の中にあるマゾヒスト的な性質を感じ取っていた。
香苗自身にその自覚はないが、マゾヒストであるがために、その夫への罪悪感や良心との葛藤が、逆に性的な刺激に変わってしまっている。
こういう女は歯止めが掛からずに堕ちる所まで堕ちる。
そう思うとこれからのこの人妻の調教が楽しみで仕方ないのだ、中嶋は。
中嶋
「奥さん……もういいですよ。」
中嶋はそう言って、フェラチオを続けていた香苗の動きを止めさせた。
香苗
「チュパッ…ハァ……ん……」
ガチガチに硬くなった肉棒を吐き出し、火照った表情で中嶋の顔を見る香苗。
中嶋
「もう入れて欲しいでしょ?」
香苗
「……。」
香苗はまた何も答えなかったが、もう何事も拒否はしないであろう事を中嶋は分かっている。
中嶋
「ほら、入れたかったら入れていいですよ。」
香苗
「……ぇ……」
そう言ってベッドに仰向けに寝転がる中嶋。
戸惑い気味の香苗だったが、中嶋が何を望んでいるのかはすぐに分かった。
少ない経験だが、こういう体位で祐二と交わった事もある。
中嶋
「早くしないと、俺のが萎えちゃいますよ?」
フェラチオをしている間、香苗のヴァギナはずっと疼き続けていた。
溢れた愛液が、太腿まで流れ出る程に。
もう我慢する事は苦痛意外の何ものでもない。
今の香苗の選択肢は一つしかないのだ。
香苗
「ハァ……」
ゆっくりとした動きで中嶋の腰を跨る香苗。
中嶋
「いいですよ、奥さんの好きなようにしてください。」
自分から中嶋とのSEXを望むという恥ずかしさ、後ろめたさ。
それを感じながらも、香苗の快楽への欲求の動きは止まらない。
香苗は中嶋の臍の辺りまで反り返った肉棒を手で握り、直角に上に向けるように支えた。
……ハァ……やっぱり大きい……
そして自身の濡れた秘裂にその先端を当てる。
未だにこんな太いモノが自分の身体に入ってしまうなんて信じられない。
……でも……入れたい……
恐る恐る腰を少しだけ下げる香苗。
香苗
「……ハァ……ン……ああっ……」
すると、大きな亀頭部分が意外にも簡単にニュルっと秘口に入ってしまった。
小さかった入り口が一気に広げられる感覚に、香苗は思わず声を漏らす。
香苗
「ハァ……太い……ハァ……」
中嶋
「……いいですよ奥さん、そのまま来てください。」
香苗
「ハァ……でも…大き過ぎて……」
中嶋
「大丈夫ですよ、さっきもちゃんと根元まで入ったんですから。」
香苗
「……ハァ……ハァ……ん……」
中嶋の言葉を聞いて何かを決心したのか、香苗はそのままゆっくりと腰を落としていった。
香苗
「……っはあああっ!」
コメント
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ダメじゃないですぅ~!
いつもドキドキしながら読んでます。
マイペースでもいいので、ゆっくり更新続けて下さい♪
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コメントありがとうございます。
そう言って頂けるとありがたいです。
最近はちょっと調子悪いですが、できる限りでコツコツやっていきたいと思います。
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えーっ!ここでマゾ出すの?と反応せずにはいられず…(笑)
【人妻】ってワードだけで萌える人も多いから、
【性に無知な欲求不満な人妻が性の快楽に負けて浮気しちゃいました】ぐらいにしといてほしいです^^;
まぁ、女性はSかMかって言われるとMよりな人が多いですが…
最近流行りの、大したことないのに、SだのMだのに、うんざりなので…^^;
あ、また言いたい放題すみません。
それにしても…毎日暑いですね。
夏バテしないように気をつけてくださいね。
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京香さんこんばんは。
あ~なるほど、香苗的なマゾと愛のある真のマゾはちょっと違うから、実際にパートナーとSとMの関係を築けている人にとっては、香苗をマゾと呼ぶ事に違和感を感じるかもしれませんね。
香苗の場合は官能小説の中だけで成立するマゾなのかもしれません。
現実世界で隣人が部屋にドカドカ入ってきて、強引にSEXされても怖いだけで興奮しない訳ですしね。
確かに【性に無知な欲求不満な人妻が性の快楽に負けて浮気しちゃいました】くらいにしとけば良かったですね。ちょっと後悔……もっとシンプルに考えた方が良さそうですね。
最近は体調管理もしっかりしないと、官能小説は書けないのだという事を実感している所ですね(苦笑)
でも睡眠、食事、運動をしっかりやろうとすると小説を書く時間が…まぁバランス良くやっていきたいと思います。
京香さんも体調にはくれぐれも気をつけてくださいね☆
あ~早く秋来ないかなぁ、僕は秋が一番好きなので。