官能小説 喰われる人妻 菜穂(43)


「んっンッはァ…んっ……ンッン……」

天野が腰を動かしピストン運動を開始すると、菜穂は近藤のペニスを口に咥えたまま、くぐもった喘ぎ声を漏らし始めた。


「奥さん、ただ咥えてるだけじゃ駄目ですよ、しっかり近藤君にフェラチオをしてあげなさい。」


「そうそう、しっかりしゃぶってよ菜穂ちゃん、3人で一緒に気持ち良くなるのが3Pなんだから。」

2人にそう言われた菜穂は、ペニスを咥えたまま頬を凹ませて、積極的に口の中で舌を動かしフェラチオを始めた。

2人の男、2本のペニスを前と後ろで同時に味わうのは、不思議な気持ち良さがあった。

口の中に広がるペニスの味と匂いを感じながら、もう1本のペニスには膣を掻き回されている。

そしてそれを続けている内に興奮はさらに高まり、快感も大きくなってくる。

性感や五感が高まり、フェラチオも奉仕と言うよりは、口でセックスをしているような感覚に変わってきた。

フェラチオがこんなにも気持ち良いなんて……まるで口が性器になってしまったよう。

これが3Pの快感なんだと、菜穂は実感していた。

前も後ろも信じられないほど気持ち良い。

男達のフェロモンを全身に浴びながら、菜穂はその快楽に夢中になっていった。


「ンン……アアッ……んァ……んっんっ…ぁン…」

フェラチオをしながら、もっと欲しいと言わんばかりに腰もクネクネと動かしてしまう菜穂。


「奥さんノッてきましたね、もっと激しくして欲しいですか?」

菜穂はペニスを咥えたまま首を縦に振った。

すると天野はその菜穂の欲求に応えるように腰を激しく振って責め立てた。


「んっんっんっン゛ーーー!!!んはァ!あっあああああっ!」

バックからのあまりの快感に思わず口に咥えていたペニスを放して喘ぎまくる菜穂。


「ああああっ!ぃ…いくぅ!イっちゃうっ!イクっあっンァァアアッ!!」

天野の責めであっという間に絶頂に導かれた菜穂の身体が仰け反り、ビクンビクンと痙攣する。

――ああ……やっぱり全然違う……凄い…気持ちイイ……――

過去にした夫とのセックスや、自慰行為で得ていた快感、手でイかされた時の快感とは、次元が違う。

やはり天野や近藤のような男が持つ逞しいペニスに絶頂に連れていかれる時が一番気持ち良い。

これだけの快楽は、絶対に他では得られない。


「はァ……はァ……ん……」


「いい顔してますねぇ奥さん、もうセックスの事しか考えたくないって顔ですね。いいですよ、今日は奥さんが望むままに、腰が立たなくなるまでセックスしてあげますから。」

腰が立たなくなるまで……その言葉にゾクゾクする。

したい。もうどうなってもいいから、死ぬほどセックスしたい。もっともっと気持ち良くなりたい。


「じゃあ次は近藤君のチンポにイかせてもらいましょうね。」

そう言って2人は場所を入れ替え、今度は近藤が男根を菜穂のヴァギナに挿入する。


「ン……あああ……」


「奥さんどうですか?私のチンポを挿れられた時と、近藤君のチンポを挿れられた時では違いますか?」

そう聞かれ、小さく頷く菜穂。

天野も近藤も巨根だが、やはりそれぞれ形も反り返り具合も違うから、刺激されるポイントが変わってくる。

近藤が腰を動かし始めると、また新たな快感が広がってきた。


「ン……あっあっン……」


「私と近藤君のとではどちらが気持ちいいですか?」


「ンァはァ……どっちも……どっちも気持ちイイ…です……あっあっ……」

すっかり快楽の世界に浸かってしまっている菜穂の蕩けた声を聞いて、近藤は苦笑していた。


「エロいなぁ菜穂ちゃん。小溝が菜穂ちゃんのこんな姿見たらどう思うかねぇ?まぁ小溝は今この瞬間も俺と菜穂ちゃんがハメハメしてるなんて夢にも思っていないだろうけどな。」


「ンァはぁ……近藤さん、意地悪……言わないで……」

家族の事を聞かれた菜穂は、イヤイヤと首を振って拒絶した。

今は智明の事、子供達の事は考えたくない。

しかし近藤は腰を止めてさらに菜穂に聞く。


「意地悪じゃないさ、俺は事実を言っているだけだよ。なぁ菜穂ちゃん、その辺の所、実際どう思ってんだ?こんな浮気セックスばっかりして小溝や子供達に悪いと思わいないのか?」


「それはだって……天野さんや近藤さんが……」


「ハハッ、俺や部長が悪いって言うのか?」


「今のは私も聞き捨てならないですねぇ奥さん。奥さんはもしかしてご自分が被害者だとでも思っているんですか?それではまるで私達が無理矢理奥さんを犯しているみたいじゃないですか。」


「……だ、だって……」


「これだけ気持ち良くしてあげて、尚且つ夫である小溝君の本採用までしてあげた私を犯罪者のような目で見ていたという事ですか?」


「……天野さん……でも……」


「いいんだよ菜穂ちゃん、この秘書の仕事、やりたくないなら断れば。菜穂ちゃんが嫌なら、ここで終わりにしても。」

そう言って近藤は挿入していたペニスを腰を引いて抜こうとした。


「ああ、ま、待って……」

ペニスを抜こうとする近藤を咄嗟に止める菜穂。

まだ身体は快感を欲している。ここで中途半端に終わられたら……とても耐えられない。

菜穂のメスとしての本能が、セックスの中断を拒んでいた。


「ハハッ、そんなにチンポを抜かれるのが嫌ですか。やはり奥さんは私達を欲しているのですよ。だから秘書の仕事も引き受けた。そうでしょう?」


「……」


「どうやら奥さんはまだ私の秘書になるという事の本当の意味を理解していないようですねぇ。分かりました、じゃあそれも含めて身体にしっかり叩き込んであげますよ。」



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