痴女子大生 志乃(28)

 

その日のモデルのアルバイトを終えてアパートに帰ってきた志乃は、まだ撮影の高揚感が身体に残っているのを感じながらベッドに倒れ天井を見つめていた。

結局あの後、２回の衣装替えがあったが、その２つのコーディネートも肌の露出が多いものだった。

シースルーのシャツの中に、クロップド丈のキャミ（胸しか隠さないお腹が出るタイプのほぼブラのキャミ）に下はミニスカート。

胸だけは大きく覆うタイプのキャミだから谷間は見えないが、シースルーを脱いでキャミだけの撮影もあり、まるで下着姿を撮影されているような気分になり恥ずかしかった。

次は身体にピッタリと張り付くタイプのスリムワンピ。
これもスカート部分の丈が非常に短いスリムワンピだった。

身体に張り付くスリムワンピは、志乃の身体のラインをくっきりと浮かび上がらせ、胸の膨らみやお尻の膨らみが強調されてしまっていた。

いずれもスカートの丈が短いため、志乃の白い太ももは大きく露出され、下着が見えてしまいそうで気が気じゃなかった。

撮影を思い出すだけでも顔が赤くなる。

「まさかあんな撮影になるなんて……」

あんな露出の多い服を着て撮影する事になるなんて夢にも思わなかった。

でも、だからといってモデルのアルバイトが嫌になった訳じゃない。

あのコーディネートを提案してきた真田に対し不信感を抱く事もなく、
撮影後に志乃の心に残っていたのは、羞恥心を刺激された事によるドキドキ感だけだった。

「恥ずかしかったなぁ……」

そう呟きながら自分の胸に手を当てる志乃。

撮影の間はずっとドキドキしっぱなしだった。

でも……嫌なドキドキ感じゃない。

そして貴子の言葉を思い出す志乃。

〝そのドキドキって気持ち良くない？〟

〝ドキドキ感を楽しむのよ〟

ただただ恥ずかしくて、撮影中はそんな風に考える余裕はなかったけれど、終わってみて考えてみると

「ドキドキするの……楽しいかも……気持ち良い……かも……」

そしてやはり志乃の頭に浮かぶのは、あの官能小説の事だ。

なんだか愛美と同じように写真を撮られる事が快感に変わってしまいそう。

やっぱりこのドキドキ感は露出プレイをした時に似ている。

もし次の撮影でもっと露出の多い服が用意されていたら……。

そんな事を考えると、身体がカァッと熱くなってしまう。

しかしそこまで考えて志乃は再び考え直す。

——ダメよ……あれもちゃんとしたモデルの仕事なんだもん……そんな事を考えていたらスタッフの人達に変だと思われちゃう……——

「私ったらすぐにエッチな事考えちゃう……ダメだよ志乃！」

志乃はそう独り言で自分に言い聞かせ、ベッドに置いてあった大きな縫いぐるみをギュッと抱きしめた。

———

一方その頃……

「ねぇ龍弥、龍弥は志乃ちゃんをどんな風にしたいの？」

とある部屋の大きな寝室で、ソファに座った真田の股間に顔を埋めながら貴子が聞いた。

「さぁな、元々お前から持ってきた話だろ？貴子は志乃をどうしたいんだ？」

「う〜ん……志乃ちゃんって本当に可愛いから私大好きになっちゃったのよね〜。
だ・か・ら、できれば今までで一番エッチにしてあげてほしいなぁ。」

「貴子の時よりも、か？」

「うん！私の時よりもずーーっとエッチにしてあげてほしいわ！」

「ハハッ！お前の時よりももっとハードにやってやれってか？
優しいお姉さんを演じてるくせに容赦ない事を言うんだな。」

「だって、あんな可愛い子は滅多にいないんだもの。
うふふ、龍弥と私で……たっぷり志乃ちゃんを調教してあげるの。」

「お前、楽しそうだな。」

「楽しいよ〜」

「楽しむならいいが、嫉妬するなよ？」

「それは分からないわ、私、嫉妬深いから。」

貴子はそう言うと、真田の目を見つめながら、大きく口を開けて極太極長の真田のペニスを咥えこんだ。