痴女子大生 志乃(33)

 


「志乃さん、じゃあ今日の撮影はここまでにしておきましょうか。」


「は、はい……」

真田に撮影の終了を告げられ、ホッと胸を撫で下ろす志乃。

これ以上撮影が続いたら、胸がドキドキし過ぎて爆発しそうだった。


「志乃さんが頑張ってくれたお陰で良い撮影ができましたよ、ありがとう。」


「い、いえ、そんな……」


「今日の撮影はどうでした?」


「……あの……すごく、恥ずかしかったです……」


「ハハッそうですか、確かに少し大胆な衣装でしたからね。
でも良い表情でしたよ、恥ずかしがっている志乃さんはとても可愛くて綺麗ですから。」


「真田さん……」

真田に〝可愛くて綺麗〟と言われ、胸がキュンとしてしまう志乃。

そう言ってもらえるのは素直に嬉しい。

真田と志乃がそんな会話をしていると、そこへ貴子もやってきた。


「志乃ちゃんお疲れ様。」


「貴子さん、お疲れ様ですっ」


「うふふ、志乃ちゃん、撮影楽しんでたわね、沢山ドキドキできたかしら?」


「ドキドキは……はい……すごく……」


「楽しかった?」


「……楽しかった……かもです。でももう本当にドキドキしっぱなしで……」

志乃が恥ずかしそうにそう答えると、真田と貴子は笑顔でこう言ってきた。


「ハハッ、そうだよね、でも楽しかったのなら良かった。
志乃さんのポテンシャルはやっぱり素晴らしいですよ、この調子ならこれからもっとレベルの高い撮影ができそうだ。」


「……もっと……」


「そうよ志乃ちゃん、次回の撮影はもっともっと沢山ドキドキできるわよ。」


「……沢山ドキドキ……」

真田と貴子の意味深な言葉に、志乃はまたピンク色の気持ちが沸き上がって胸が高鳴るのを感じていた。

———

撮影終了後、志乃は更衣室で衣装を脱いでいた。

ショートパンツを脱いだ後、その下に穿いていたTバックもゆっくりと脱いでいく。


「ハァ……」

陰部からパンツのクロッチ部分が離れていく時、じっとりと濡れていたその部分が愛液の糸を引いていた。

——やだ……こんなに……——

撮影に使った衣装と同じように、この会社では下着も毎回返却する事になっている。

こんなに濡れてしまっていたら、ティッシュで拭いた程度ではごまかせない。

志乃は私服に着替え終えると、スタイリストの女性に声をかけた。


「あの……すみません、さっきの撮影で使った下着なんですけど、自宅で洗ってくるので持って帰っても良いですか?」


「あ〜大丈夫ですよ、いつものように更衣室のカゴに置いておいてください。」


「でも……」


「皆さんそうされてますし、すぐにクリーニングされますから安心してください。」


「……そうですか、分かりました。」

そう返事をすると、志乃はカゴの奥に隠すようにして愛液で濡れたTバックの下着を入れた。

——

その日の帰り、会社のビルから出ていくところで志乃はカメラマンの安本とエレベーターで一緒になった。


「あっ安本さん!お疲れ様です!」


「……お疲れさまです。」

志乃が明るく安本に挨拶をすると、安本は素っ気なく挨拶を返してきた。

撮影の時は真田の指示に従うだけで口数が少ない安本だが、志乃はそんな安本に悪い印象は持っていなかった。

寡黙で、職人気質なプロのカメラマン……そんなイメージだった。


「安本さんも今日はもうお帰りですか?」


「あぁ。」


「そうですか……あ!あのこれ!良かったらどうぞ!」

そう言って志乃はバックからお菓子の袋を取り出し安本に差し出した。


「え?」


「これ、私がアルバイトしているカフェの焼き菓子なんです。凄く美味しいんですよ。」


「ぇ……あ、ありがとう。」

安本は少し驚いたような表情をしながら、お菓子の袋を受け取ってお礼を言った。

志乃は笑顔で
「安本さんにはいつもお世話になっているので」

と言った。

すると、少し間をあけて今度は安本からこう話しかけてきた。


「君は、撮影はもう慣れたのか?」


「はい……ちょっとまだ恥ずかしいですけど……真田さんも貴子さんもスタッフの皆さんも優しく教えてくれるので、少しは慣れてきました。」

少し恥ずかしそうにしながらそう答える志乃。

すると安本は目を細めてこう聞いてきた。


「……本当にそう思っているのか?」


「えっ?」


「あ〜いや、なんでもない。」

安本がそう言ったところでエレベーターは止まった。


「……じゃあ、また来週。」


「はいっ、来週もよろしくお願いします!」

志乃と安本はビルを出たところでそう挨拶をして別れた。

コメント

  1. 名無し より:

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    きっと揺れているであろう安本を見てると、だんだん安本の物語な気がしてきました笑

  2. なか より:

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    安本ってもっとヤバイやつの設定かと思ってた。

  3. 匿名 より:

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    多くの人は女子大生興味あるだろうけど、俺は興味なし、人妻の方が良い^^メンメンさんの人妻は他の男とやるそれが良い(笑)

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