痴女子大生 志乃(43)

 


「真田さん……どうされたんですか……?」


「どうもしないですよ、今日はコーヒーを飲みに来たんです。」

接客に応じた志乃に、真田はそう微笑みながらそう答えた。


「そ、そうですか。」


「ブレンドコーヒーを貰えるかな?」


「あ、はい!かしこまりました!」

カフェにやってきた真田のリラックスした表情は、スタジオで見る真田の顔とはまた違っていて、志乃は思わず見惚れてしまっていた。

——はぁ……スタジオ外で見る真田さんも……やっぱり素敵……——


「真田さんは相変わらずカッコイイね〜、あんなイケオジなかなかいないよ。いいよね〜落ち着いた大人の男性って感じで。」

そう言う沙耶に
「うんうん」

と何度も頷く志乃。

2人でホールから真田の姿を眺めながらウットリしてしまう。


「大学の男どもなんて皆子供っぽくてダメだよね、やっぱり男はああいう落ち着きがなきゃ。
真田さんって何歳なんだろ?年齢不詳って感じよね。」


「そういえば年齢は聞いたことなかったなぁ、何歳なんだろう?でも……」


「まぁあれだけ格好良かったら何歳だろうと関係ないけどね〜。」


「うん!」

窓際の席に座り、コーヒーを飲んでいる姿だけでも絵になる。

足が長くて背が高くて、芸術的なまでに整った顔の造形。

いつもは穏やかで優しい声なのに、時折見せる男らしい鋭い眼光と低い声、そのギャップが志乃の乙女心をくすぐる。

そして、凄くエッチなところも……。

真田を見ながら、先日の撮影での出来事をまた思い出してしまい、志乃の頬がポッとピンク色に染まる。


「あ、水が……」

真田のテーブルの水が空になっている事に気づいた志乃は、ピッチャーを持って真田の席へ向かった。


「お水、いかがですか?」


「うん、ありがとう。」

真田に見守られながら、少し緊張気味にグラスに水を注ぐ志乃。

するとそんな志乃を見ていた真田が、思い出したようにこう言ってきた。


「そうだ志乃さん、今度私と二人で食事に行きませんか?」


「……えっ!?食事ですか!?」

突然の話に驚き水をこぼしそうになる志乃。


「一度志乃さんとゆっくりお話をしたいと思っていたんですよ、どうでしょう?」

真田から食事に誘われるなんて、志乃にとっては思ってもみなかった事だった。

そしてもちろん、それは志乃にとって夢のように嬉しい事だった。


「あ、えっと……でもあの……私なんかとで良いんですか?」


「もちろん、私が志乃さんと食事に行きたいからお誘いしているんです。」


「そ、そうなんですね……ありがとうございます!あの…はい、ぜひお願いします!」


「良かった、じゃあ明日の夜はどうかな?」


「えっ!?明日ですか?」


「急過ぎる?」


「い、いえ、アルバイトがあるんですけど夕方には終わるので。」


「そうですか、じゃあ明日の夕方にこのお店に迎えに来ますね。それで良いかな?」


「そんな、お迎えまでして頂いて良いんですか?」


「もちろん、私から誘っているんですからそれくらい当然ですよ。」


「ありがとうございます。」


「じゃあ明日、楽しみにしているよ。」


「はいっ!」

食事の約束をした後、少ししてから真田は店から出て行った。


「ありがとうございました!」

真田を見送りながら、笑顔が止まらない志乃。

真田から食事に誘われるという、志乃からすれば夢のような展開に、志乃の胸はときめいていた。


「志乃どうしたの?さっきから1人でニコニコしちゃって。」


「え?……ううん、なんでもないよ〜。」


「絶対うそ!何かあったでしょ?真田さんと何かあった?」


「だから何でもないよ〜」

嬉しさを隠しきれない志乃。

明日はどんな服を着ていこうか。

アルバイトの前に服を買いに行こうか。

そんな事を考えるのが楽しくて仕方ない。

志乃はまだ18歳で、今まで男性とデートさえした事がなかったから、気になる男性からの誘いに舞い上がってしまうのも仕方がなかった。

コメント

  1. CK より:

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    更新ありがとうございました!
    え、まさか、ここで処女を…?
    もうちょっと調教すると思いますかねW

  2. メンメン より:

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    コメントありがとうございます。

    エロシーンを引き立てる為に少し日常的なシーンを入れてみようかなぁと。

  3. CK より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >メンメンさん

    >エロシーンを引き立てる為に少し日常的なシーンを入れてみようかなぁと。<
    これはいいと思いますねW

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