痴女子大生 志乃(57)

それは志乃にとって人生で初めて体験するオーガズムだった。

その瞬間、志乃は頭が真っ白になった。

眩しい光が脳裏で弾けたような感覚。

腰の奥で熱が爆ぜて、その波が背中へ、そして全身へ駆け上がっていく。

腰は跳ね上がり、足は力が入らずにガクガクと痙攣してしまう。

絶頂する時、羞恥も戸惑いもすべて吹き飛ばすほどの快感に、志乃は声を上げずにはいられなかった。

〝……っんはぁああんっ!〟

という、自分の意思に関係なく、自然に出てしまった甘く蕩けたような喘ぎ声を、志乃自身も初めて聞いた。

——これが私の喘ぎ声なんだ……——

自分でも凄く色っぽい声だと思った。

色っぽい、大人の女性の声。

大学生の年齢になり、身体も少しずつ成熟して〝大人の女性の身体〟になってきてるのを日々自分でも感じていた。

そして志乃は、オーガズムを初体験して、また一つ大人の階段を登った気がしていた。


「はぁ……はぁぁ……」

甘美な快感が全身を駆け抜けた後も、志乃はしばらくその余韻で頭の中がボーッとしていた。

身体はまだ小さく震え、真田に愛撫された下腹部には余韻の痺れが残っている。

足腰は力が抜けたままで、胸は荒い息とともに上下を繰り返していた。


「志乃さん、大丈夫ですか?」

ふと肩に温もりを感じる。

横にいた真田が、そっと肩に腕を回して支えてくれていた。

熱く火照った身体に、その落ち着いた体温がじんわりと染み込んでいく。


「初めてなのに、すごく素直に感じられましたね」

真田の低く穏やかな声が、まだ余韻に震える心にまっすぐ届く。

志乃は口元を両手で覆ったまま、俯いて小さく頷いた。

——恥ずかしい……でも……安心する……——

肩を抱かれて、崩れそうな身体が支えられてる。

鼓動はまだ速いけれど、真田の腕の中で次第に落ち着いていくのが分かった。

熱と痺れが残る身体を預けながら、志乃は初めての絶頂の余韻に、静かに浸っていた。


「イっちゃいましたね、志乃さん。どうでしたか?気持ち良かったですか?」


「……ハイ……でも、恥ずかしかったです……」


「イク時の志乃さん、とってもエッチで可愛かったですよ。」

真田にそう言われて、志乃の顔はカァっと赤くなった。

真田はその後、服とスカートの中から手を引いて、丁寧に志乃の服を整えてくれた。

まだ、真田に愛撫されていた乳首とアソコがジンジンする。

——本当に…すごく気持ち良かった……——

それが初めて体験したオーガズムに対する、志乃の素直な感想だった。

イクまでの気持ちの昂りと、イった瞬間の頭が真っ白になるくらいの快感。

その後は、全身の細胞が喜んでいるような幸福感と充足感に包まれる。

こんなに気持ち良くなれるんだ……

これがイクってことなんだ……

という感動。

そして何より、男の人にしてもらうドキドキ感と、男の人に身体を触ってもらう心地良さ。

自分一人でするオナニーとは、次元が違う気持ち良さだった。


「ほら志乃さん、貴子もまたイキそうですよ。」


「え……あっ……」

真田にそう言われて志乃が顔を上げると、貴子と男性モデルのセックスもエロティックな盛り上がりを見せていた。

二人は正常位で繋がり、腰を激しく振りながら、貴子も男性モデルも、さっきよりもさらに身体を火照らせて全身にビッショリと汗を滲ませていた。


「ああんっ!はぁんっ!ああっ!はぁっ!」

熱を帯びた色っぽい喘ぎ声を漏らす貴子。

男性モデルもさらに腰使いを激しくしていて、その振動が見学してる志乃の方まで伝わってきてドキドキしてしまう。

二人の結合部も、男性が腰を引くたびにチラチラと見えていて、ペニスが激しく貴子のヴァギナに出入りしている様子も見えた。

——……あんなに激しく……——

志乃はさっき真田に指でイかされたばかりだからなのか、アソコにペニスを挿入されてあれだけ激しくされるのは、どれだけ気持ちいいんだろう……?と、つい想像してしまっていた。

そして何より、男性モデルにペニスで突かれる度に色っぽい喘ぎ声を漏らし続ける貴子は、とても気持ち良さそうにしている。

——セックスをしたら、あんなに沢山声が出ちゃうんだ……——

真田に指でされただけであんなに気持ち良かったのだから、セックスはきっともっと……

そんな今まで以上に強い好奇心が志乃の中で湧き上がってくる。

でも、自分がそれをする姿を想像する前に恥ずかしくなってしまう。

自分がセックスをしている姿を、志乃はまだ具体的に思い描くことができなかった。

そしてそんな志乃の目の前で、貴子と男性モデルは正常位のまま、お互いに深く抱き合い密着し、唇を重ねてキスを始めた。

——あっ……——

志乃はまだ、男性とキスをしたことがない。

だからなのか、貴子と男性モデルがキスをし始めたのを見て、志乃はまた胸がドキドキと高鳴っていた。

二人はすぐに、キスから濃厚なディープキスに移行し、舌を絡め始めた。

そしてネットリとしたキスを続けながら、腰を振りたくる男性モデル。

重なった唇から二人の熱い息遣いがもれるのも、志乃にはとてもエロく見えた。

——あんな濃厚なキス……いつか私も、することになるのかな……——

そう想像しようとしたが、やはり恥ずかしさに胸が詰まり、最後まで思い描くことはできない志乃。


「ああっ! はぁんっ! ああんっ! ああっ! またイキそうっ!」

貴子がそう声を上げると、男性モデルも腰をさらに激しくして、高速ピストンで貴子のヴァギナを突き始めた。

その腰使いは、まるでスポーツ競技のような激しさ。

けれど逆に、それが男性の逞しさをより際立たせ、志乃の目には淫らに映った。

割れた腹筋や浮き出る腕の筋、引き締まった硬そうな尻、見ているだけでドキドキしてきてしまう。

ギシギシギシギシッ!!!と、男性の激しい腰振りによってベッドが大きく軋む音が鳴り響く。


「ああっ! だめっ……もう……イっちゃうっ!!イクッ!!」

貴子の声が一段と高くなり、全身を大きく仰け反らせた。

激しいピストンに突き上げられながら、
「んああああっ!」

と絶叫し、太腿を震わせてオーガズムに達する貴子。

——貴子さん……すごい……——

そのイキ方は、明らかに志乃が先ほど体験したものよりも強く、深いものに見えた。


「はぁ!……くっ……!」

男性モデルも限界を迎え、腰の動きを止めると、ペニスを貴子から引き抜いた。

そして男性モデルは、すぐさまペニスの根元を握って、貴子の下腹部に向けて射精を始めた。


「っ……はぁっ……ああっ……!」

ビュッ、ビュルッと勢いよく発射され、貴子のお腹に飛び散る精液。

——すごい……あれが男の人の……——

男性の射精を見るのも初めてだった志乃は、ペニスの先端から白濁液が発射されるのを、瞬きをするのも忘れて凝視していた。

そしてその粘り気のある白濁が、また新たな好奇心を志乃の中に芽生えさせていくのであった。

コメント

  1. ck より:

    このあと志乃さんの前で貴子さんの連続絶頂もしくは2穴プレイの可能性…?

    • メンメン より:

      それもいいですね、ハードなのを志乃に一度見せるのも良いかも。
      ちょっと迷いますね。
      二穴はまだしないかな。アナル自体この作品でやるかどうか、まだ分かりませんね〜

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