青春の人 春花ちゃん(13)

風呂の後、俺と先輩達は売店で売られているアダルトグッズを見ながら千里さんと春花ちゃんが脱衣所から出てくるのを待っていた。

で、しばらくしてから千里さんと春花ちゃんが浴衣姿で出てきた。(浴衣は全員無料で貸してもらえる)

もうね、春花ちゃんは浴衣姿も超似合ってて可愛かった。

お風呂上がりの潤った髪を結ってるのも似合ってるし。


「ま〜たそんな物見て〜、変態ども〜」

売店のアダルトコーナーにいた男性陣を見て、さっそく軽蔑するようにそう言ってくる千里さん。

しかしそう言いながらも千里さんは春花ちゃんを連れてアダルトコーナーに入ってきた。


「私こういうの見るの初めてなんだけど。」


「おいおい千里、とぼけるなよ、お前だって大人のオモチャくらい持ってるんだろ?」


「持ってないって!」

と、言いながらも興味津々で大人のオモチャを手に取って見ている千里さん。


「ねぇねぇ春花ちゃん、これ見て、ヤバくない?」

男性器を模したバイブレーターを持って春花ちゃんにそう声をかける千里さん。


「わぁ……なんか……すごいですね……」

春花ちゃんは口に手を当てて恥ずかしそうにしながらも、そう言ってバイブを見つめていた。


「色んな種類があるのね〜」

千里さんと一緒にバイブを見ている春花ちゃんの姿を、エロい目で見てしまう俺。

アダルトショップに春花ちゃんがいる事自体、めちゃくちゃ違和感がある。

するとそんな千里さんと春花ちゃんに、売店のレジ店員のおっさんが話しかけてきた。


「お嬢さん達、今夜は朝までそこのお兄さん達と楽しむのかい?やっぱり女は見かけによらないねぇ、見た目は清純そうに見えるのに、意外と好きなんだねぇ。」

おっさんは舐め回すように千里さんと春花ちゃんを見てそう言った。
(特に春花ちゃんの方をジロジロ見てた。清純そうに見えるのもきっと春花ちゃんの方だから)


「えっ!?違いますよ!私たちは普通に宿泊に来てるだけです!」

慌てて否定する千里さん。

春花ちゃんも一緒になって手を横に振っていた。


「そうなのかい?それはもったいないねぇ、せっかくこの旅館に来たんだから楽しめば良いのに。エロい事は若いうちに色々と経験しておいた方が良いよ、社会人になるとどうしてもセックスを楽しむ時間が少なくなっちまうからね。」


「そ、そうですか……」

千里さんも春花ちゃんも返答に困っている感じだった。

で、そんな会話をしている途中で、受付に来客がやって来た。

こんな旅館だから、どんな人が来るんだろうという好奇心から俺達はその客の方を見ていた。

来たのは男性6人、女性1人のグループで、女性は20代後半くらいだろうか、その他の男性は30代後半から40代くらいに見えた。

するとその光景を見ていた先輩達が千里さんと春花ちゃんの後ろでこんな事を言い始めた。


「あの人達、今夜乱交するんだろうな〜。」


「えっ!?そうなの!?」


「そりゃそうだろう、この旅館に来るって事はそういう事よ。」


「きっとあの女の人はかなりのマゾだぞ〜、これから6人の男とセックスしまくるんだから。」


「6人を1人で相手するの!?そんな事できる?大変じゃない?」


「セックスが好きで複数でやるのが好きな女だったら余裕でできるだろ。」


「え〜やばいね……」

若干引いてる感じの千里さん。

春花ちゃんも
「え〜……」

と言いながら驚いている様子だった。


「じゃあ俺達も部屋に戻ったらやる?男5女2で。」


「やる訳ないでしょっ!」

冗談っぽく乱交を提案してきた駒木先輩の頭を千里さんが叩いた。

まぁやる訳ないわな。

駒木先輩もたぶん本気では言ってない。

それから俺達は部屋に戻ると、駒木先輩が用意しておいてくれた料理と酒が届いたので飲み会を始める事に。

料理も酒も美味しかったし、飲み会は普通に盛り上がった。

お酒を飲んで色白の肌をほんのりピンク色に染めている浴衣姿の春花ちゃんは、可愛い上に色っぽかった。

で、みんな適度に酔っ払ってきて、千里さんと春花ちゃんも良い感じにほろ酔いな雰囲気になってきたところで、案の定エロい話になった。

切っ掛けはトイレから帰ってきた浜村先輩だった。


「おい廊下に来てみろよ!他の部屋でヤってる声が聞こえるぞ!」


「マジか!聞きに行こうぜ!」

ノリノリで廊下に向かう先輩達。

酔っ払ってる千里さんも
「え〜私も聞きた〜い!春花ちゃんも行こう!」

と、春花ちゃんも連れられて廊下へ。

で、俺ももちろんみんなと一緒に廊下へ出たんだけど、結構丸聞こえだった。

『ああんっ!はぁああっ!!ああんっ!』

明らかにセックスしてるなっていう女の人の喘ぎ声が聞こえてきた。


「お〜ヤってるヤってる!」


「やば……本当だね。」

千里さんは酔っ払ってるからなのか喘ぎ声を聞いてテンションが上がってた。

春花ちゃんも
「わぁ……」

って言いながらもしっかり聞いてる感じだった。


「あの部屋ってたぶんさっき受付にいた人達の部屋だぞ。」


「じゃあ7Pセックスだなぁ、さっきの女の人が6本のチンコを挿れられたり口でしゃぶったりしてるんだろうな〜」


「やだ、生々しいこと言わないでよ。」


「それにしても気持ちよさそうな声だなぁ、マジで感じてる時のやつじゃん。」


「確かに凄い声出してるよね……」

そしてその喘ぎ声は次第に大きくなっていった。

『ああっ!はぁあ!!イクッ!ああっ!いくぅーーーー!!!あああっ!!!』

明らかに絶頂してる女の人の喘ぎ声。


「うわ、もろイッてるじゃん、エロいなぁ。」


「今の……イッてるんだ?……やばいね……」


「わぁ……」

普段はサバサバしてる千里さんも顔を赤らめていて、春花ちゃんも明らかにお酒の作用以上に顔が赤くなっていた。

コメント

  1. 匿名 より:

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    じわじわと盛り上がってきてすごく楽しみです

  2. メンメン より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > じわじわと盛り上がってきてすごく楽しみです

    コメントありがとうございます。
    じっくりエロくなっていく展開が好きなので、書いてる私も楽しみです。

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