真弓と拓実は互いの位置を交代し、今度は真弓がベッドに仰向けになる。
そして真弓は拓実が挿入し易いように、そのまま膝を畳んで控えめにM字開脚になった。
「真弓さん、いいですか?」
「……うん、いいよ。」
拓実は正常位の体勢で腰を近づけ、反り返った自身の男根を握って下へ向け、先端を真弓の割れ目に当てた。
「……拓実君、もうちょっと下かも。」
「え、あ、はい……」
挿入に慣れていない拓実は少し焦りながら真弓の膣口を探った。
「あ、そこだよ……」
「ここですか?」
「うん、そのまま、ゆっくりね。」
「ハイ。」
真弓に教えてもらいながら、ゆっくりと膣内にペニスを挿入していく拓実。
「ん……ハァァン……」
再び膣を広げられる感覚があまりに気持ち良くて、真弓は口から蕩けたような声を漏らしてしまった。
それを上から見下ろされる形で拓実に聞かれるのが恥ずかしくて、思わず口に手を当てる真弓。
拓実はそんな真弓を見て腰の動きを止めた。
「真弓さん、痛かったですか?」
「ううん、そうじゃないんだけど……ごめん私、変な声出ちゃうから。」
真弓が恥ずかしそうにそう言うと、拓実は
「……俺、真弓さんのそういう声、好きですけど。」
と真面目な顔で言った。
そんな拓実の言葉に
「え~」
と驚いてクスクス笑う真弓。
「じゃあ今からもっと沢山声出ちゃうかもしれないけど、いい?」
「はい、ていうか聞きたいです、真弓さんのそういう声。」
「ヘンターイ。」
「はい。」
裸で繋がり合ったまま2人で笑っていると、また一段とオープンな気持ちになってくる。
「……動いていいですか?」
「……うん、いいよ。拓実君が気持ち良いようにして。たぶんその方が……私も気持ち良いから。」
「ハイ。」
そんなやり取りの後、拓実はさらに真弓の膣(なか)に深く挿入して、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
初めてのセックスでまだ慣れていないから、腰の振り方もぎこちない。
しかしそれでも拓実の巨根は真弓にしっかりと快感を与えていた。
「あっ……んっ……ハァ……あっ…あっ……」
拓実の巨根が奥まで入ってくる度に、それに押し出されるようにして真弓の口から喘ぎ声が漏れる。
「あっあっあんっ……ハァ…あっあっ……やっぱり声…ハァ……我慢できない……ァァンっ!」
「ハァ……真弓さん……ハァハァ……」
そして拓実も徐々に慣れてくるとスムーズに、リズミカルに腰を振り始める。
それがまた、真弓にとっては途轍もなく気持ち良かった。
長いストロークで膣内を擦られると、今まで感じたことない程の快感が全身に広がる。
「ハァハァ……真弓さん、こういう感じでいいんですか?」
「んっんっ……うん、ハァ……上手だよ……ていうか拓実君スゴイ……気持ちイイ……あっあっ!」
ペニスを抜き差しされる度に、熱くなった真弓のヴァギナからじゅぷじゅぷと音を立てて大量の愛液が溢れ出る。
「ハァ……これ、凄い音してますね。真弓さんグチョグチョだ……」
「やだ……ンァ……恥ずかしい…あっあっ……」
「でもこれって真弓さんが感じてる証拠ですよね?」
「ハァ……そうだけどぉ……あっあんっ……!」
「……真弓さん……俺、嬉しいです!真弓さんが俺にこんなに感じてくれるなんて!」
そう言って拓実は興奮した様子で、突然腰の動きを激した。
「真弓さん、ああ俺、真弓さんとセックスしてるなんて!ホントに夢みたいだ!ああ真弓さん!これも気持ち良いですか!?」
「あっあっちょっと拓実君、気持ちイイけどンァあっあっはげしっいっいっンッあっアンッァァァアアッ!!」
ギシギシギシギシギシッ……!!!
ベッドが大きく軋む程激しく腰を振りまくりながら、暴走気味に真弓の名前を呼びまくる拓実。
「ハァハァ真弓さん、真弓さん!」
「ンァァアアッ!ハァちょっとあっあっあっ拓実君あっアンッ待って!これダメェあっアアンッ!」
真弓はあまりに激しい責めに、身体の奥から込み上げてくるものを感じて拓実に本気でストップを掛けた。
「あっあっ!ちょ、ちょっと待って拓実君!ホントに!」
「ハァハァ!……えっ?あ…すみません俺……興奮しちゃってつい……」
ようやく真弓の声に気付いて咄嗟に腰を止めて謝る拓実。
「ハァ……ハァ……」
「痛かったですか?」
「ハァ……そうじゃなくて……ン…別に興奮してもいいんだけどぉ……激しくてちょっと……気持ち良過ぎちゃうっていうか……」
「気持ち良過ぎ?」
「うん…なんか私……イッちゃいそうかも……」
「イキそう……なんですか?それはダメなんですか?」
「ダメっていうか……私が拓実君を気持ち良くしてあげようと思ったのに、私の方がそんな風になっちゃったら悪いかなと思って。」
「……そんな事ないですよ。ていうか真弓さんがイクところを俺は見たいです。」
「え~……そんなの見たいの?」
「だって、俺とのセックスで真弓さんがイッてくれるなら凄く嬉しいですし。」
そう言って拓実は再び腰を動かし始める。
「あっあっあっ……拓実君、ホントにイッちゃうよ……私、こんなの久しぶりっていうか……あっアンっ……」
「いいですよ、真弓さんがイクところ見せてください。」
「あっあっ……だけど拓実君初めてなのに……あっんっ……」
「初めてだとダメなんですか?」
「そうじゃないけど……なんか……悔しいじゃん、逆に拓実君にイかされちゃうなんて。」
あっあっと喘ぎ声を混じらせながら少し照れたように笑顔を作って言う真弓。
「そんな事言われると、余計に真弓さんをイカせたくなります。」
「あっあんっ……もぉ……拓実君のくせに調子乗ってるぅ……あっあっ……」
「じゃあまた激しくしますね?」
「んっんっうんっ……ハァ……あっあっ……」
拓実がまたベッドが軋む程腰を激しく振り始めると、真弓も拓実に身を任せるようにして喘ぎ始めた。
極太のペニスがグチョグチョと音を立てながら真弓のヴァギナを高速で出入りする。
――ああもうダメ……やっぱり拓実君の気持ちイイ……――
ギシギシギシギシギシギシッ……!!!
「あっあっんっあああッ!スゴイッ……んああああッ!」
そして真弓にとって久しぶりのオーガズムが訪れる。
「あっアンッああっ拓実君っあっあっ!」
「ハァハァ……真弓さん……!」
――ああこれ……来る……ホントに来ちゃう……イク……イッちゃう……――
「あっあっ拓実君っ!アッアンっイッちゃう!ああッ!イクッ!いくぅ!!!ンァァアアッ!!!」
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