居候と人妻 真弓(34)

真弓にとって唇は性感帯の1つと言っても良いほど敏感な場所。

そこに拓実の唇が触れて、口の中に舌が入ってきただけで性的なスイッチが入ってしまう。


「ん……んん……」

今日の拓実のキスはまだ不慣れな感じはするものの、昨日よりは積極的だった。

やっぱりキスは自分からするより男の人にされる方が良い。

受け身になって舌を絡ませていると、頭の中まで男の人に支配されているような気分になる。

特に拓実は背が高くて腕も長いからなのか、抱きしめられながらキスをしていると、安心感も相まって精神的にもとても心地良くなってくる。

こんなキスなら何時間でも続けられそう、と思える程。

そして少しすると、拓実が真弓の胸をパジャマの上から触ってきた。

まったりキスを楽しむのも良いけど、拓実の方は早く次のステップに進みたいらしい。相当ムラムラしているのが伝わってくる。

拓実はすぐに服の上からでは満足できなくなったようで、真弓のパジャマのボタンに手を掛けてきた。

でもさすがに勝手に衣服を脱がすのには抵抗があったのか、拓実はわざわざ


「これ……(脱がしても)いいですか?」

と聞いてきた。

リードしてほしいと言っているのだから別に聞かなくてもいいのだけれど、こういう所が真面目な拓実の可愛らしさでもあった。

真弓が
「うん、いいよ」

と答えると、拓実はパジャマのボタンを一つ一つ外し始めた。


「……」

真剣な表情で黙ってボタンを外していく拓実。

でもその手はまだ女性の服を脱がすことに慣れていない感じがして、それがまた可愛くて微笑ましかった。

ボタンを全て外し終えると、上のパジャマをゆっくりと脱がされ、ブラジャーだけの姿になる真弓。

当然、拓実はそのブラも取りたがっているような表情をしていたので、真弓はクスクス笑って
「これも取ってくれる?」

と言って背中を向けた。

しかしそこでも拓実はブラのホックを外すのに悪戦苦闘。


「こうやって外すんだよ」

と、真弓が背中に手を回して手伝った。

ようやくブラが外れ、露わになった真弓の乳房に目が釘付けの拓実。

昨日も見たのに、やっぱり相当好きみたい。

真弓の身体を見るその目も、凄く飢えてるような目をしてる。

そんなに欲しいなら遠慮しなくてもいいのに、と思う。

だから真弓はそんな拓実にこう言った。


「ねぇ拓実君、私の身体……もっと拓実君の好きなようにしてもいいんだよ?」

誘惑するような真弓のその言葉で、拓実の男の部分にスイッチが入る。


「……真弓さん……」

すでに欲情しきっている拓実は、堪らない様子で真弓の身体をベッドに押し倒した。


「きゃっ……」


「真弓さんっ、ハァ……」


「うん、いいよ、好きにして。」

〝私の身体、好きにしていいよ〟

多感な若い男が、美人の人妻にこんな事を言われたら誰だって狂ってしまう。

性的欲求のメーターが一気に振り切れた拓実は、ベッドに仰向けになった真弓の乳房を両手で欲望のままに揉みまくった。

そして揉むだけでなく、拓実はすぐに真弓の乳首を口で吸い始めた。

舌で乳首をベロベロと舐めながら、まるで乳を飲むかのようにチューチューと。

まさに欲望丸出しの少し乱暴な愛撫だったが、その激しさが真弓にとっては気持ち良かった。

拓実の少しザラザラとした舌に勃起して硬くなった乳首を舐め上げられると、甘い快感が走る。


「ぁぁ……拓実君……ン……」

拓実は乳首だけでなくいろんな所に吸い付くから、キスマークが沢山できてしまいそう。

でも真弓はそれでもよかった。

拓実に胸を褒められるのは嬉しいし、求められるのも嬉しい。だからもっとして欲しくなる。


「ハァハァ……真弓さん……」

頭が沸騰したかのように興奮している様子の拓実は、そのまま欲望のままに真弓の下のパジャマにも手を掛けた。

もちろん、真弓もそれを拒否しない。

脱がせやすいように真弓が少し腰を浮かせると、拓実はすぐにパジャマを下ろしていき、真弓の脚から抜いた。

パンツ一枚だけの姿になって顔を赤くする真弓。

そして拓実はそんな真弓のパンツの中に手を入れようとした。

さすがにそこに手を入れられるのはドキドキする。

もう自分で確認しなくたって濡れてしまっているのは分かっているから、それを直接拓実に知られてしまうのは恥ずかしい。

でも恥ずかしくても、拓実の手にアソコを愛撫してもらいたいという身体の欲求もあるから、拒めない。

そして拓実の手がパンツの中にゆっくりと入ってくる。

陰毛の茂みを通り過ぎ、濡れた割れ目に指が触れる。

……クチュゥ……

パンツのクロッチ部分に染みができる程濡れていた真弓のヴァギナは、拓実の指に触れられた瞬間にキュンと反応して、さらに愛液をジワァっと溢れさせた。


「ん……ぁハァ……」

うっとりした表情で真弓の口から甘い声が漏れる。

〝俺の手に真弓さんが感じてる〟

真弓の反応見て気持ちが昂った拓実は、指を動かし、ヴァギナへの愛撫を始めた。

クチュ……クチュ……

拓実だってクリトリスの位置ぐらいは知っているし、そこが女性が特に感じる場所だという事も知っている。

トロトロの愛液を指に塗しつけるようにして割れ目を縦になぞった後、膣口の上辺りにコリコリとしたクリトリスを見つけ、そこを刺激してみる。

あまり強くし過ぎないように気を付けて、優しく。


「あっ……ン……ぁ……」

真弓の身体がビクンと反応する。

クリトリスを続けて刺激されると、その快感に段々と身体が熱くなってくる。

――ハァ……拓実君の手……気持ちイイ……――

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