果歩
「・・・ぅ・・・ぅ・・・・・・」
大林
「おやおや、どうしたんです?この身体ならもっと気持ち良いセックスが富田とできるんですよ?」
自分の身体の現状を知ってシクシクと泣き出してしまった果歩。
大林はそんな果歩の気持ちが理解できないと言った感じでニヤニヤ笑いながら果歩を慰めにならない言葉を掛けていた。
大林
「ヒヒヒ・・・これから果歩さんと身体の関係を持つ男性は、果歩さんの服を脱がせた瞬間に気付いてくれますよ、果歩さんが淫乱女だって事に。」
果歩
「・・・ぅ・・・そんな・・・酷い・・・」
大林
「いやぁ・・・きっと男性方も興奮しますよ、こんな可愛い子が服を脱がせたらこんな身体をしているんですから・・・ヒヒヒ・・・」
果歩
「・・・・ぅ・・・」
大林
「あ、でも今の果歩さんは富田さん専用のオマ○コなんですよね?いやぁ幸せ者ですねぇ果歩さんは、毎日の様に富田さんとSEXできるんですから。なかなか居ませんよ?そんな幸運な女性は。」
大林の言葉は女性である果歩を侮辱しているようであったが、しかしそれは逃れようのない事実であった。
果歩は自ら望んで富田に身体を捧げているのだ。
それを富田専用のオマ○コなどと言われても反論する事はできない。
果歩
「・・・・・。」
大林
「・・・夢中なんですね?富田さんに。・・・もう頭から離れないでしょう?あの快感が・・・そうでしょう?」
急に真顔になった大林が、果歩の耳元に近づいてきて小さな声でそう呟いた。
もちろん、大林の指摘はその通りであった。
それは何の疑いもない、今の果歩は富田と富田のSEXに夢中である。
果歩
「・・・・・。」
大林
「・・・でもねぇ果歩さん、私から1つ大切な事を教えてあげましょうか。・・・富田さんは物凄く飽きっぽい性格ですよ。」
果歩
「・・・ぇ・・・。」
大林は再びニヤニヤとイヤらしい笑みを浮かべながら、果歩の耳元、果歩の耳に口が付いてしまうくらい近くで囁く。
大林
「・・・特に・・・女性に関してはすぐに飽きてしまうんですよ、富田さんは。」
果歩
「・・・飽きる・・・」
大林
「そうです、毎日毎日同じ女性とセックスしてたらすぐに飽きちゃうらしいんですよ、マンネリ化して興奮できなくなるんです。」
果歩
「・・・・・。」
果歩は不安そうな表情で、大林の小さな声を注意深く聞き入っているようだった。
大林
「果歩さん、富田さんに飽きられた女性はどうなるかご存知ですか?」
果歩
「・・・・・。」
大林の目を見つめながら首を横に振る果歩。
大林
「・・・捨てられるんですよ。」
果歩
「・・・ぇ・・・」
大林
「捨てられた女性はもう二度と富田さんと交わる事はできないんです。」
果歩
「・・・そんな・・・」
果歩は大林のその言葉を聞いた瞬間、胸がギュウっと苦しくなる気持ちになった。
不安、恐怖、悲しみ・・・マイナス要因の感情だけが果歩の心を支配する。
それだけは嫌だと、他の何を失ってもそれだけは嫌だと心が叫んでいた。
大林
「・・・先日も1人の綺麗な女性がここを訪ねて来ましてねぇ、泣きながら富田さんに何とか会わせてほしいとお願いされましたよ。・・・ヒヒヒ・・・まぁその方には富田さんのアソコの形をしたオモチャを差し上げて帰ってもらいましたけどねぇ。今頃どうなっている事やら・・・。」
果歩
「・・・そんなの・・・」
大林
「そんなの嫌でしょう?そんなの耐え切れないでしょう?富田さんの居ない、あの快感の無い人生なんて。」
果歩は知っている、この身体が富田無しでは欲情に耐え切れない事を。
果歩は思い出す、富田と初めて交わった日から2度目の交わりまでの1週間、その間のオナニー三昧の日々を。
ずっと自分のアソコを弄る日々。
寝不足になっても、学校を休んでも、富田を想って自慰行為を続けた。
辛い時間だった・・・もうあんなのは嫌だ・・・
・・・富田さんがいない人生なんて考えられない・・・
果歩
「・・・イヤァ・・・嫌です・・・そんなの・・・」
果歩は目を潤ませながら大林にそう言った。
果歩はまだそうなった訳でもないのに、もう何か追い込まれているような余裕のない表情だった。
余程富田に捨てられる事が怖いのであろう。脅えている。
大林
「そうでしょうそうでしょう・・・嫌ですよね、捨てられるのは。でも大丈夫ですよ果歩さん、私が富田さんに捨てられない方法を教えてあげます。」
果歩
「捨てられない・・・方法・・・ですか?」
大林
「えぇ・・・私の言う通りにすれば、捨てられなくて済みますよ。」
果歩
「・・・大林さんの言うとおりに・・・それって・・・」
大林
「果歩さんの身体を富田さん好みの身体に改造するんですよ。」
果歩
「・・・改造・・・」
改造・・・その言葉を聞いて果歩の表情に不安な感情が表れた。
大林
「ヒヒヒ・・・ほら果歩さん、乳首とクリ○リスも改造できたじゃないですか?それと同じように他の部分もどんどん改造していくんですよ、富田さん好みに。」
果歩
「・・・イヤ・・・そんなの嫌です・・・。」
果歩の口から反射的に出た言葉。
それはこれ以上女性として身体を変な風に変えてほしくないという本音から出た言葉だった。
これ以上恥ずかしい身体に・・・。
果歩は全くナルシストではなかったが、特に自分の身体や容姿に大きなコンプレックスは持っていなかった。それだけにその身体をこれ以上大林に弄られるのは正直嫌だった。
大林
「でも、そうしないとすぐに飽きられてしまいますよ?いいんですか?」
果歩
「・・・・・。」
大林
「いいんですか?捨てられても・・・」
・・・嫌・・・
・・・身体がそんなの嫌だと言っている・・・
・・・マゾ奴隷としての本能が富田さん無しでは嫌だと言っている・・・
・・・何を躊躇してるの?・・・
・・・この身体はもう富田さんに捧げたはずなんだから・・・
・・・富田さんに私の全部を捧げれば、きっと富田さんが幸せにしてくれるはずだよ・・・
果歩にはその選択肢しかなかった。
友哉を失った今の果歩には・・・。
そう考える事しかできなかったのだ。
大林
「・・・私の、言うとおりにできますね?」
果歩
「・・・・・・ハイ・・・。」
大林
「ヒヒヒ・・・じゃあさっそくそこに四つん這いになってください。・・・最高にエッチな身体にしてあげます・・・。」
コメント
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一応この物語の最後がどうなるかは決めてはいるんです。途中で変更になる可能性もありますが。
もうネットの官能小説としてはかなり長編になってしまった物語ですからね、最後は性愛で大切な事は何なのか、みたいな事を作者である僕個人としての考えみたいなのが出るかもしれません。
でも僕はまだ未熟者ですから、説教ぽくはなりたくないですし、何か答えを出せる訳ではありませんが。
もちろん僕も堕ちていく、壊れちゃうような官能小説は好きですよ。
次回作は中編でもう少し実用的な官能小説を書きたいです。
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果歩は一応今も真面目に大学の勉強はしている事にしてます。休憩時間にオナニーはしてますが。
基本的にsexに溺れていても根の真面目さは失ってない感じですかね。
そういうシーンも入れる必要がありそうですね、果歩が机に向かっているシーンを。
ただこれからも富田との関係が大学生活に影響を及ぼさないかどうかは分かりませんが…(笑)
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そうですねぇ、もう僕にもあと調教できる所といえばそこしか思いつきません(苦笑)
ただ、苦痛を与えるような小説にはしたくないので、富田さんと大林さんのテクニックが頼りです(笑)
この2人なら上手くやってくれると思います。
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最後は果歩ちゃんが富田さんを捨ててる、これを希望かなぁ(あ!あくまでも現時点の感想ですよ)
最近、妄想世界と現実世界を区別できなくて、主従幻想な人が多いので(笑)
もちろん破滅的な堕ちていく官能小説大好きなんですけどね♪
だから、富田さんにはスーパーマンになってもらいたい希望もあります(笑)
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思わず泣いてしまう果歩に同情してしまいます。
同時に、覚悟を決めた果歩がこの先どうなるのか興味津々。
女子大生としての生活だけは続けてほしい・・・。
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うふふ。
巧妙な心理作戦で、どんどん果歩を追い込んでいく大林さん。
四つん這いにされ、今度はどんな肉体改造を施されるか?
ちょ~楽しみ。(笑)
やはりあっちの穴?(爆)