次の日、大学を終えた果歩はアルバイト先のトミタスポーツへ向かっていた。
その途中、電車の座席に座りながら、頭の中で昨日の夜の事を思い出す果歩。
果歩
「はぁ・・・・。」
ため息を付きながら果歩は、自分の閉じている股の中心を服の上から見つめている。
果歩のため息の理由は、あるフラストレーションを感じていたからだった。
昨夜果歩は、自宅アパートの部屋のベッドでマスターベーションに没頭した。
彼氏である友哉との関係に心配や不安が積もり、疲れてしまった心を癒すためのオナニーだった。
最初パンティの上から自分の秘部を触るだけだった自慰行為は、次第にエスカレートし、パンティを脱ぎ、次に上半身の服も脱ぎ、全裸で行う本格的なオナニーに発展していった。
ピチャピチャと水っぽい音を部屋に響かせて、果歩は自らの敏感な性感帯を刺激する。
2つの手で股間と乳房を全裸で弄る果歩の姿はとても卑猥だった。
果歩
「ン・・・ァ・・・・ハァ・・・」
一旦股間から手を離し、指にネットリと絡みついた自分の愛液を確認する果歩。
そして少し考えた後、果歩は裸のままベッドから立ち上がった。
すると部屋に置いてあった鏡に映った自分の裸姿が目に入った。
そこには顔をピンク色に上気させ、発情した自分のメスになった姿が映っていた。
明かりのついた部屋で、白い肌を晒す自分。
誰も見ていないのはわかっているが、思わず胸と股間を手で隠す果歩。
果歩 (ハァ・・・私・・・イヤらしい・・・)
部屋で1人で裸になって自分は何をやっているのだろうと、少し惨めな気持ちにもなったが、なぜか部屋の空気を裸の肌で感じるのが、恥ずかしくもあり心地よかった。
そして自身が映る鏡から目を離した果歩は、机に向かい、引き出しを開けた。
引き出しの奥に入っていたもの、それは先日秋絵から渡された紫色のバイブレーター。
それを手に取り、電気を消して部屋を暗くした果歩は、再びベッドに戻った。
寝転がって脚を大胆にM字に開いた果歩は、自身の濡れた秘裂にバイブレーターの先端をゆっくりあてがった。
ドク・・・・ドク・・・
股間が熱くなってるのを感じ、自身の秘貝はもう十分過ぎる程濡れているとわかる。
ゆっくりと目を瞑った果歩。
その頭の中で思い出していたのは、先日の冨田との熱い夜だった。
もはや自分の指ではあの快感は得られない・・・。
クチュウ・・・・
バイブレーターを涎を垂らしながら呑み込んでいく果歩の蜜壷。
果歩
「ァ・・・ハァァ・・・・」
眉間にシワを寄せ、たまらないといった表情で、半開きになった口から息を漏らす果歩。
その夜は一晩中、押し殺したような小さな喘ぎ声とブーンというバイブレーションの音が部屋に響き続けていた。
ガタン・・・ガタン・・・・
顔を上げ、動き出した電車の窓から、果歩はじっと外の景色を眺めていた。
その表情は、不満や不安、悲しさの入り混じったなんとも寂しげな表情だった。
昨夜は、バイブレーターを使ったオナニーで3回も絶頂に達した果歩。
それなのにスッキリするどころか、先週感じていたあのムラムラ感が再び果歩の身体に溜まり始めていたのだ。
絶頂に達したのに、なにか物足りなく感じてもう一度バイブレーターで秘壺を刺激した。
そして2度目の絶頂に達した果歩。
しかし、それでも果歩の気持ちは晴れなかった。
それは夢中になってバイブレーターを激しく動かして達した3度目の絶頂の後も同様だった。
自分で慰めれば慰めるほど、絶頂に達しれば達するほど溜まっていくあのムラムラ感とムズムズ感。
そこで果歩は気付いたのだ、自分の手やバイブレーターではあの快感は味わうことができないと。
あの全身が蕩けてしまうような快感。
頭が真っ白になって、全てを忘れることのできる快楽の世界には果歩ひとりでは行けないのだ。
果歩は思い知らされた、自分の身体は、あの一晩で本当のSEXというものを冨田に刻み込まれてしまったのだと。
座席に座って窓の外を見つめる女の子。
その可愛らしい容姿に、思わず目を奪われる男性乗客は少なくなかった。
しかし、その中の誰もが気付いていないだろう、この可愛らしい女の子の頭の中がSEXの事でいっぱいになっている事には・・・。
コメント
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ん~でも富田さんは焦らすの好きですからねぇ(笑)
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当然果歩さんはバイト帰り、冨田さん家にお泊りでしょう!
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近いうちにそうなるかもしれませんね[絵文字:e-456]
今の果歩はムラムラムラムラ・・・・ですから(笑)
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とうとう、果歩さんは冨田さんと半同棲みたいになるかしら…