居候と人妻 真弓(64)


「ホントだよなぁ、1年セックスできないとか俺なら耐えられないわ。」


「いやマジで真弓さんどうしてるんスか?」


「あ、あのね皆、さっきから言ってるけどそういう事は……」


「あ~分かった、どうせ一人でヤッてるんでしょ?それしかないですもんね。」

立て続けにそんな事を聞かれ、恥ずかしくて何と答えていいか分からなくなる真弓。

会社員時代の自分なら酔っ払った男性上司に同じような事を聞かれても下らないセクハラとしてさり気なく受け流す事ができたかもしれないけれど、今の自分は変に色々と意識してしまい恥ずかしくなってしまう。

私って、そんなにイヤらしい女に見えるのかな?


「ハハッ、真弓さんまた顔赤くなってんじゃん。」


「やべぇ、真弓さんイジるの楽しくなってきたわ!可愛過ぎるな!」


「真弓さん、もし色々溜まってるなら俺が今夜お相手しましょうか?」


「ちょ、ちょっと、何言って……」

〝今夜お相手しましょうか?〟

新田に冗談っぽく笑顔でそう言われた真弓は、さらに顔を真っ赤にして胸をドキドキさせてしまっていた。

新田は笑っているけれど、目だけはギラついていて、真弓にはそれが冗談には聞こえなかった。

そして真弓は一瞬だけ想像してしまった。

今日会ったばかりの新田とセックスをしてしまう自分の姿を。

Tシャツの上からでもハッキリと分かる新田の逞しい肉体、筋肉質な太い腕と、大きな手。

それらを見て、思わずゴクリと生唾を飲み込んでしまう真弓。

新田は真弓よりも年下でまだ学生だが、話を聞く限りセックスの経験は真弓よりもずっと豊富そうだった。


「……」

しかしそんな想像している内に自分の身体がドク……ドク……と脈打つように熱くなり、下腹部が疼き始めたのを感じて、真弓はすぐに我に返って頭を横に振った。

――ダメ!私なに考えてるのよ!――

――そんな事想像しちゃダメ……!――

正直真弓は新田達に対して悪い印象は抱いていなかった。

話をしていても楽しいし、少しヤンチャな感じはするけど良い子達だと思う。

新田の言っている事も本当は冗談で、自分の考えすぎなのかもしれない。

でも若い男達の性欲は半端じゃない。

真弓自身も性欲で自制が効かなくなる感覚を知っているだけに、これ以上新田達に勘違いされるような事はしてはいけないと思った。


「あれ~真弓さんどうしたんスかぁ?もしかしてマジで欲求不満な感じっスか?」

思わず卑猥な想像をしてしまっていた真弓の顔を覗き込んでニヤニヤする新田達。


「ち、違っ……もぉ~大人をからかうのもいい加減にしてっ、皆飲み過ぎだよ、本当に、私もう片付けするからね。」

そう言ってお酒を飲んでいたグラスを置いて、図星を突かれた事を誤魔化すように立ち上がる真弓。


「ハハッ、真弓さん冗談ですって~、これくらいの事でそんな恥ずかしがらなくてもいいじゃないですかぁ。」


「と、とにかく、私は片付けしてくるから、皆ももうこれ以上は飲み過ぎないようにねっ。」

真弓が顔を赤くしながら逃げるように部屋を出ていくと、新田達は


「真弓さんは純情だなぁ」


「やべぇ真弓さんの恥ずかしがる顔、超可愛いし最高だな」


「お~い真弓さんどこ行くのぉ?その恥ずかしがってる顔、酒が進むんでもっと見せてくださいよぉ!」

と、また真弓をからかうような事を言ってゲラゲラ笑っていた。

そんな声を無視してキッチンに戻って来た真弓は、自分を落ち着かせるために冷たい水を飲んだ。

冷たい水がお腹に入っていくと、自分の身体が火照っているのがハッキリと分かる。

――やだ……酔っ払ってるのは私の方なのかも……新田君達が言ってる事なんて全部冗談に決まってるのに……――

しかし一度セックスを想像して熱くなってしまった真弓の身体は、簡単には冷めてはくれなかった。

昼間に拓実と中途半端にセックスをしてしまった事も影響している。

あの自分ではどうしようもできないようなムラムラ感と身体の疼きが再び真弓の身体を襲っていた。

そしてダメだと思っていても、頭の中ではどうしても卑猥な事を考えてしまう。

新田の、あの身体を舐めるように見てくるイヤらしい視線。

好意というより、性の対象として見られているあの感覚に、なぜか身体が熱くなってしまう。

この前の映画館での出来事と同様に、真弓はそんな自分自身に戸惑いを感じていた。

――もぉ……私の身体、どうなっちゃってるのぉ……――

思わずキッチンでモジモジと身体を動かして内ももを擦り合わせてしまう真弓。

――ああ……うそ……私また……どうしよう……ハァ……――

発作のように突然発情し始めてしまう自分の身体に頭を抱える真弓。

しかし身体の疼きは昼間よりも深刻で、しかもその疼きが自分の意思とは関係なくどんどん大きくなってくる。

それに加えてアルコールが身体に回っているから、余計に自制が効きにくくなっていた。

アソコが熱くてウズウズして堪らない……。

――ハァ……ハァ……ああ……もうダメ……我慢できない……――

そしてとうとうアソコの疼きに堪えられなり、なんとその場で自らスカートの中に手を入れてしまう真弓。

――ちょ、ちょっとだけ……少しでいいから……したい……オナニー……じゃないとおかしくなりそう……――

ここがキッチンだという事も忘れて、大胆にスカートの中に手を入れ、パンツの上からアソコを触ろうとする真弓。

しかし、こっそりとオナニーを始めようとした丁度そのタイミングで、あの男の声が真弓の耳に届いた。


「お~い真弓さ~ん、そんな所で何してるんですかぁ?」


「……えっ!?」



コメント

  1. 匿名 より:

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    ちょっとだけ予想外の展開!!

  2. s より:

    SECRET: 0
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    更新が楽しみです。

  3. ゆな より:

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    わたしも、メンメンさんが好きなように書いた作品が好きですッッ
    メンメンさんらしくこれからもエッチな作品作ってくださいね!!
    続き楽しみにしてます!!!!

  4. たかし より:

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    我慢できないー
    準備万端です

  5. なまなかだし より:

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    どんなに下手糞な誘惑でも堕ちてしまいそうなの(真弓さんのおまんこ)

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