「ハァ……ハァ……」
男性モデルとのセックスを終えた貴子が、胸を上下させながら熱い吐息を漏らしている。
汗で濡れた滑らかな素肌、快感の余韻に浸るうっとりとした表情、わずかに開いた唇からは、まだ熱のこもった吐息がこぼれ、潤んだ瞳がとろんと揺れていた。
白く滑らかな肌にはうっすらと紅潮が残り、胸元から腹部にかけて滴る汗の雫が、その曲線をより妖しく際立たせている。
抜群のスタイルと整った顔立ちを持つ大人の女性である貴子が、頬に艶やかな髪を貼りつかせてセックスの余韻に浸るその姿は、息をのむほど美しかった。
——貴子さん……すごく綺麗……——
志乃は、心からそう思った。
貴子のその姿は、同性の志乃でさえも、見惚れてしまうほどの美しさだった。
真田が言っていた
〝女性は本来の自分を解放することで美しくなれる〟
という話の意味が、志乃は貴子の美しさを見て、なんとなく分かった気がした。
すると、隣に座っていた真田が志乃から離れて、裸姿の貴子に近づいた。
「貴子、志乃さんに見られながらするセックスはどうだった?気持ち良かったか?」
「はぁぁ……気持ち……良かった……はぁ……」
真田と話す時の貴子は、志乃が知っている普段の貴子とは違う。
志乃と話す時はいつも頼りになるお姉さんなのに、真田と話すときの貴子はすっかり〝オンナ〟になっている。
そのギャップが、志乃にはとてもエロティックに見えていた。
「はぁぁ……龍弥……わたし……龍弥が欲しい……」
色っぽい声を出して真田を求める貴子。
しかし真田はそれには応じなかった。
「悪いな貴子、これから俺は志乃さんを家まで送らないといけないんだ。だから、今日はこれで我慢しろ。」
そう言って真田は手で貴子の陰部を触り始めた。
そして真田はさっきまで志乃のアソコを責めていた指を、貴子のヴァギナの中に挿入した。
「はああっ……!」
真田の長い指を膣内に挿入されて、気持ち良さそうに喘ぐ貴子。
志乃がしてもらった時はクリトリスへの刺激だけで膣への挿入はなかった。
でもクリトリスだけでもあんなに気持ち良かったのに……
膣の中に真田さんの指が入ってきたら、いったいどれだけ気持ち良いんだろう……?
と、思わず想像してしまう志乃。
グチュグチュグチュ……と、真田が貴子の膣内で指を動かすたびに、粘液質な音が鳴る。
——貴子さんも……すごく濡れてる……それに……——
「あっんっハァンッああっ!龍弥ぁっ…はぁんっ……気持ちいいっ……!」
貴子は、先ほど男性モデルとセックスをしていた時とは比べものにならないほど感じているように見えた。
それほど真田の指の動きが巧みで気持ち良いのか、それとも真田だからこそ感じてしまうのか……
「いつもみたいにして欲しいか?」
「はぁっうんっ……して……欲しいぃ……はぁ……」
そんなやり取りをしたあと、真田が男性モデルに目で合図をすると、男性モデルは貴子の背後に周り、後ろから貴子の膝を抱えるように持ち、大きく股を開かせた状態で固定した。
すると真田はそこで志乃にこう言ってきた。
「志乃さん、よく見ていてくださいね。」
真田は貴子の膣に挿入する指を2本に増やして、激しく手を動かし始めた。
グチュグチュグチュグチュッ……!!
「はぁああっ!ああっ!龍弥ぁ!ああああんっ!」
貴子の愛液が掻き混ぜられる音と、貴子のあられもない喘ぎ声が響く。
真田の指は貴子の膣壁の天井をリズミカルに刺激している。
その指の動きはどうしようもなくエロティックで、気持ち良さそうだった。
貴子の乱れ方を見ても、相当に気持ち良いのが伝わってくる。
そして志乃は、その光景を見ているだけで、再び自分の下腹部が熱くなってくるのを感じていた。
胸がドキドキと高鳴って止まらない。
どうしようもなくエッチな気分になってくる。
そしてそんな志乃の目の前で、さらに驚くことが起きた。
「はあああっ!ああっもうっ!もうだめっ!あはぁあああっ!」
貴子がひときわ切羽詰まった表情になり喘ぐと、次の瞬間、貴子のヴァギナからまるで噴水のように透明の液体が吹き出し始めたのだ。
真田の指の動きと同じリズムで、ビュービュービューと、大量の液体が噴射する。
——えっ……こ、これって……すごい……——
志乃はその現象が何か、知識としては知っていた。
これはいわゆる〝潮吹き〟というものだ。
女性が特に快感を強く感じた時や、膣内のあるスポットを集中的に刺激された時に体液が出る現象。
志乃は初めて見る潮吹きに、しかもよく知る貴子が潮吹きをしている衝撃的な光景に、目が釘付けになっていた。
そして貴子は潮吹きをしながら再びオーガズムに近づいていく。
「はぁあっ!ああっ!もうイクッ!またイっちゃう!はぁあん龍弥ぁ!ああっ!イクッ!イクッ!……っはぁああんっ!!!」
最後にブシャアアッ!と、大量の潮を吹き出しながら、貴子は真田の指で絶頂に導かれていた。
腰をビックンビックンと大きく痙攣させながらのイク貴子。
そのイキ方も、男性モデルとのセックスでイってた時とは比べものにならないくらい激しかった。
潮吹きであんなに多くの液体が女性のアソコから出ること、そして貴子の激しい絶頂の仕方に、志乃は衝撃を受けていた。
——貴子さんすごい……こんな風になっちゃうんだ……——
もちろん志乃は潮吹きも未経験だ。
自分ももし真田の指に膣内を激しく刺激されたら……と想像せずにはいられない。
そんなことを考えていたら、またさらに身体が熱くなって火照ってきた。
下腹部もドクンドクンと脈打つように熱くなってきて、またパンツの中が濡れてきてしまっているのが、自分でも分かった。
「貴子は私に潮を吹かされるのが好きなんですよ。志乃さんも、もしご希望ならまた今度してあげますよ?」
真田は貴子の膣から指を引き抜き、潮で濡れた手と腕をタオルで拭きながら志乃にそう言ってきた。
「ぇ……わ、わたしは……」
志乃は顔が真っ赤になって、恥ずかしさでどう答えていいのか分からなかった。
真田はそんな志乃の反応を見て
「志乃さんには刺激が強かったですかね?」
と言って笑っていた。
「志乃さん、立てますか?」
真田に手を取ってもらい、ベッドから立ち上がる志乃。
貴子はあまりに激しいイキ方をしたせいなのか、男性モデルの腕に抱かれて身体をビクビクと痙攣させ続けていて、その余韻でまだ言葉も出ないようだった。
そしてまた、真田が男性スタッフに目で合図を送ると、バスローブ姿の男性がさらに二人スタジオの中に入ってきて、ベッドの上の貴子を囲んだ。
「今夜は君達が貴子を楽しませてやってくれ。」
一瞬、真田の言葉の意味が分からなかった志乃だったが、男性達が貴子の周りでバスローブを脱ぎ出したのを見て、察した。
信じられなかったが、これから貴子はこの男性達と、さらに行為を続けるのかもしれないと思った。
いわゆる〝複数プレイ〟という行為をするのかもしれない。
——もしかして貴子さん……この人たちともエッチするのかな……?——
その光景を一瞬想像してしまい、また顔が赤くなる志乃。
目の前で起きることが衝撃の連続で、本当に官能小説の世界に入ってきてしまったかのような気分だった。
「では志乃さん、そろそろ行きましょうか。家までお送りしますよ。」
コメント
その後も貴子さん(別の女性キャラ)がサブ調教者としてのシナリオはあるのかな、今回の前半のようにw
コメントありがとうございます。
女性に調教されるのもエロいですよね☺️
そうですよね~
そしてその女性調教者も時々自分が「教材」として調教される人の前であんなことこんなことを…w
前にコメントしました、安本さん推しの現役JDです。
1個下のコメントの方と逆になるようなことを言ってごめんなさいですが、私は逆に志乃ちゃんの「初体験は」真田さんだと嬉しいです。
安本さんには真田さんの下でもうちょい歯ぎしりしていてほしく、志乃ちゃんの初体験を盗られた安本さんが嫉妬で志乃ちゃんを真田さんから徐々に徐々に奪っていって…、のほうが見ててワクワクします。
安本さん推しとしては、安本vs真田の実業家vs労働者の構図もほんとうに、ヒリヒリするほど楽しいので…。
コメントありがとうございます。
まだ言えませんが、初体験は安本ではないと思いますねー(言ってるw)
安本の存在はエロシーン以外のシーンでもスパイスになると思うので、積極的に絡ませていきたいとは思っています。
実業家VS労働者って構図で考えるのも面白いですねー
早く更新しないと……頑張ります
真田ではなく安本に初体験をさせてほしいような。安本の描写も期待したいです
コメントありがとうございます。
安本描写少なかったですね……もう少し増やしたいと思います。
こんな感じもいいね、「貴子さんはこれから複数プレイをしている」、その後志乃さんが家で貴子さんこれからはどう扱われるかを想像しながらオナニー…
もしくは夢の中で自分は真田に手マンからの潮吹き、あるいは志乃さんが複数プレイの中心に…かなw
CKさん
イクことも経験した志乃ですから、オナニーの仕方も変わってくるでしょうねー
今回経験したことで、志乃はこれまで以上にエッチなことばかり考えてしまうようになるでしょうね。
でもじっくり焦らすように展開していきたいと思います。
更新ありがとうございます。
真田さんに送ってもらう志乃ちゃん、おうちでなんてなっちゃうのでしょうか。続きが楽しみです。
うっでぃさん
ありがとうございます。
すでに58話でまだエッチしてない志乃ですが、そろそろ……?かもしれませんが、乞うご期待ということで☺️
じっくりエロくしていきたいと思います。