千佳
「ぅぅ……」
鈴木の口から出た〝変態〟という言葉が千佳の胸に突き刺さる。
……違う……違うの……私は……
千佳は一生懸命服を元に戻そうとするも、男達の力には到底敵わない。
それどころか、男達の行動はエスカレートしていくばかりだった。
「よーし、オッパイもどんなのか確認してみようぜ。」
後ろにいる誰かがそう言うと、男の手によってワンピースがさらに上へとたくし上げられていく。
千佳 「ん……ああ……嫌……」
そして難無く、まるで学校の内科検診の時のように服を首の辺りまで捲られてしまった千佳。
男達の前に、千佳の生の乳房があっさりと露出されると、またも歓声が上がる。
「すっげぇ!やっぱ結構巨乳だなぁ。Dカップ以上はあるだろこれ。」
「大人しそうな顔して服の下にはこんなエロいオッパイ隠してるんだもんなぁ、女って分からないもんだよなぁ。」
「これ見ろよ、超柔らかい、タプンタプンだぞ。」
大きな手に揉まれ揺らされ、波打つようにその柔らかさを表現してしまう千佳の白い乳房。
まるでオモチャを手に入れた子供のように喜びはしゃぎ、ゲラゲラと笑う男達。
千佳はその中で、涙を流しながら何度も首を横に振り、心の中で今起きているあらゆる事を否定し続ける。
鈴木に言われた〝変態〟という言葉。
今日初めて会った男達に信じられないような痴態をさらせているというこの状況、この現実を受け入れる事ができずに、千佳は首を振った。
……嘘……嘘!……こんなの絶対嫌!……
嫌だ!
その一心で、千佳は再度全身の力を振り絞って男達に抵抗を見せる。
「おいおいなんか暴れ出したぞ、お前らしっかり押さえとけよ。」
「大丈夫だって、全然力ないし可愛いもんだよ。」
「あ~いいなぁ、なんか千佳先生のこの顔いいわぁ。ゾクゾクしてくるな。」
身体を押さえながら、千佳の必死に抵抗し嫌がっている顔を見て男の1人が興奮気味にそう呟いた。
「ハハッ、お前鬼畜だな。」
「お前だって同じだろ?ていうか、一番鬼畜なのはアイツだと思うけどな。」
「ハハッ、確かに。アイツには誰も敵わないよな。」
千佳の必死の抵抗は無意味だった。
男達に手足を掴まれた状態で、数分後には千佳は力尽きていき、その動きは弱まってしまう。
そしてついに抵抗を止めてしまった千佳は、全力疾走をした後のように胸を上下させ、息を荒くするだけだった。
千佳
「ハァ……ハァ……ハァ……」
全身に汗をビッショリと掻き、涙か汗か分からない程濡れた顔の頬には、乱れた髪の毛がペタペタと貼り付いている。
普通の人間ならば、女の子のこんな姿を見れば可哀相だと思うに違いない。
しかし千佳がそんな姿をここで見せる事は、この男達にとってはご褒美にしかならない。
千佳の息遣いと、濃さを増した女の甘い体臭は、男達の性的興奮を刺激する。
「あ~汗掻いた千佳先生は色っぽいなぁ。」
「本当だな、俺もう我慢できなくなってきたわ。」
耳に届く、男達の声。
だが、今の千佳はそれを頭の中で処理し、理解する事ができなかった。
あまりに現実離れしたこの現実が受け入れられない。さらに全身の力を使いきってしまったために千佳の思考能力も低下していたのだ。
千佳
「ハァ……ハァ……イヤ……ハァ……」
目を閉じてグッタリと脱力し、早く脈打つ鼓動を胸や首の血管で感じながら、千佳はそう呟いていた。
それを見て鈴木がまた声を掛けてくる。
鈴木
「そんなに嫌がらなくてもいいじゃないですか、俺達知ってるんですよ。千佳先生が本当は凄いエッチだって事。」
千佳
「ハァ……ハァ……そんな事……」
鈴木
「男のチ○ポが好きで好きで堪らないって。今も男を欲してる、そうでしょ?」
千佳
「ハァ……違う……違うよ……私……」
鈴木からの問いを否定する千佳。
鈴木
「違う?本当に?」
千佳
「違うよ……だからもう放して……お願い……」
千佳は再び涙を流しながら哀願する。
そして心の中で康介の名前を何度も呼んでいた。
……康介君……康介君……助けて……
しかし、男達はそれでも千佳を放してはくれないし、そんな雰囲気は微塵も感じられない。
鈴木
「そうかぁ……じゃあちょっと確認してみますか。」
千佳
「かく……にん……?」
眉毛をハの字にして不安そうにしている千佳の顔を見て、鈴木はまだニヤニヤと笑みを浮かべていた。
鈴木
「そうです。千佳先生がチ○ポ好きの淫乱女じゃないのかどうかをね、確認させてくださいよ。」
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