家庭教師 小森千佳(65)

康介の名前を聞いて精液まみれの顔を上げた千佳を見て、鈴木は可笑しそうにしていた。

千佳 
「頼まれたって……?」

鈴木 
「1人1万円ですよ。」

千佳 
「ぇ……?」

鈴木 
「1人1万。それで千佳先生をヤッてくれって。」

千佳 
「いち……まん……」

一瞬、千佳は鈴木が何の事を言っているのか分からなかった。

鈴木 
「だってここは富田の部屋ですよ?変だと思わなかったんですか?俺はてっきり千佳先生はそれも分かった上で、俺達を受け入れたのかと思ってましたよ。」

千佳 
「……私……」

ここは康介の部屋だ。

千佳は康介に会いたくて、ここに来たんだ。康介に、抱かれたくて。

でも、康介は居なくて。

その康介の部屋で待っていた康介の友人達と、千佳はSEXをしてしまった。

そう、性的衝動に駆られて……。

鈴木 
「フッ、じゃあ千佳先生は富田が言っていた通り、本物の淫乱女なんだ。俺も驚きましたよ、本当にノーパンノーブラで来るなんて。」

千佳 
「……それは……康介君に言われたから……。」

そう力なく呟く千佳を見て、鈴木は少し哀れむような顔でこう続ける。

鈴木 
「富田に言われたから……かぁ。千佳先生さぁ、自分が富田にとってどんな存在なのか、分かってます?」

千佳 
「どんな……存在……?」

鈴木 
「まさか、恋人気分にでもなっていたんですか?」

千佳 
「……。」

〝恋人気分〟その言葉を聞いて千佳は俯く。

『富田……康介君だよね……?』


「名前、なんて呼べばいい?」

『分かった分かった!はぁ、千佳先生は真面目なんだなぁ』

『誕生日プレゼントだよ、別に大したものじゃないけどさ。』

『ぅぅ……ごめん……ありがとう……嬉しい……康介君からこんな事してもらえるなんて思ってなかったから。』

康介との思い出が自然と蘇ってくる。

しかし冷酷な鈴木の言葉は、その思い出を次々と破壊していく。

鈴木 
「ハハッ、そうかぁ……じゃあ可哀相なことしちゃいましたねぇ。」

千佳 
「……。」

鈴木 
「言っておきますけど、アイツは特定の女と付き合う事なんてないし、ましてや恋人なんて作らないですよ。アイツは、女を性処理機としか思ってない。もちろん千佳先生の事もね。」

千佳 
「せい……しょり……」

千佳の心が、まるでトマトの上に重い石を乗せたかように、グシャっと潰れる。

鈴木 
「でもまぁ仕方ないですよ、実際、千佳先生も俺達と性処理のためだけにSEXしたじゃないですか。そんなにショックを受ける事もないでしょ?アナタも同じなんだから。」

千佳 
「……」

鈴木 
「今日はもう富田はここには来ませんからね、今頃俺達から集めた金でホテルに泊まってますよ。そこで新しいセフレ達と3Pでハメまくるって言ってました。」

千佳 
「……違う……違う……うそ……そんなの……」

そう呟く千佳の目は焦点が合っておらず、顔面は蒼白で、唇は震えていた。

鈴木 
「本当ですよ。あーあと、富田から伝言があります。〝もう二度と来ないでくれ〟って。へへ、酷い男ですよね。でも安心してください、千佳先生みたいな可愛い人なら、俺達がいつだってSEXの相手ぐらいしてあげますから。」

鈴木がそう言うと、再び周りの男達が千佳の身体に近づいて来た。

男達は酒に酔った顔で、千佳の様子など気にもせず、また性欲を剥き出しにしている。

千佳 
「イヤ……違う……私……イヤ……康介君……ぅぅ……嫌だよ……康介君…………」

ヨロヨロと力の入らない体で、近寄ってくる男達から逃げようとする千佳。

しかしすぐに手足を掴まれて捕まってしまう。

鈴木 
「もう諦めてください千佳先生。アナタは捨てられたんですよ、富田に。」

千佳 
「嫌……嫌ッ!……イヤァアアア!!!」

頭を振り、狂ったように泣き叫ぶ千佳。

しかしその抵抗も虚しく、千佳は男達に喰われていく。

鈴木 
「大丈夫ですよ千佳先生、俺達が全部忘れられるくらいに気持ちよくしてあげますから。」



コメント

  1. kangaroo より:

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    good 完熟女?だらけ

  2. かっちい より:

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     とうとう新連載ですか…。

     まず、これは三者の心理、行動を描きながら書き進めないとうまくいかないだろうと感じました。もちろんサブキャラの人間関係も明確にしながらですけど。
     それと、それぞれの年齢が不明なので是非そこのところは描いて欲しいところです。男性は先輩?それとも同級生?下級生?展開に大きく関わると思いますので、よろしくお願いします。

     あ、女性向けでしたね…。失礼致しました(笑)。

     メンメンさんの文章の特徴として、女性心理の描写が多すぎるような気がするのですね。読者は少し読み進めたところでその人物の心理や行動を見抜いていると思うんで、『つぶやき』や『擬音』などを駆使しながら心理描写を割愛してテンポ良く書き進めるのもありかなと思います。同じように行動を細かに描写しなくてもつぶやくことで十分描写できることもあると思うのですね。

    【例】
     (26)千佳先生と康介の初絡みのシーンで、康介がコンドームを4つ並べて準備を進めている場面がありました。そのあと千佳先生の心理描写をしておりましたが、千佳先生に

        「こ……康介君………」

    とつぶやかせるだけで何か伝わらないでしょうか…。

     おそらく、テンポを良くしていく(心理描写や行動の描写を減らす)工夫をしていかないと文章が長くなり、そのことでメンメンさんを苦しむことになるかと思いますので、ぜひぜひその点を工夫してみてはいかがでしょうか。

     ぜひ頑張ってください。

  3. 京香 より:

    SECRET: 0
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    あらま、ビッチなくせに今頃後悔するところが…更にバカ女度アップですねぇ、笑。

    実は富田さんが一番嫌いな人種=ビッチ。なのに…笑。
    高校生の康介君でも“淫乱で貞淑な女じゃないと愛せない”っていう隠された心の鍵は同じでしょうから…

    しかしまぁ…富田さんには、好きな気持ちを大安売りするただのビッチしか寄ってこないですねぇ(大安売りできる時点で好きでも何でもないですけど)

    そろそろ、富田さんを本気で愛する女性が登場する物語が読みたいです(長編で)

    いろいろキツイ意見を何度か書いてしまったりもしていますが、メンメンさんを応援&期待してる気持ちは変わりません。

    冷え込みが厳しい日が続いているので、体調崩さないように気をつけてください。

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