「お~、これはマジで柔らかオッパイだな。」
篠田の手つきは、牧原とは違って激しかった。
亜紀の胸を上下に揺らしたり、指を使って少し強めに揉みこんだり。
「ン……ぁ……ン……ちょ、ちょっと篠田さん……」
「ん?どうしたの?痛かった?」
「痛くはないですけど、ちょっと……」
「もしかして、激しく揉まれると感じちゃう?」
亜紀は
「違いますけどぉ……」
と小さな声で言いながら
「ン……ぁ……」
吐息を漏らしていて、顔も赤くなっていた。
篠田はその後も
「亜紀ちゃんオッパイ敏感だね」
などと冗談ぽく言いながら牧原と同じく5分くらい亜紀の胸を触り続けていた。
そして最後は坂本。
坂本は亜紀の後ろから胸を掬い上げるように触り始め、他の2人と同様に亜紀の胸の柔らかさに大喜びしていた。
そしてしばらくして坂本は揉むのに飽きたのか、今までの2人とは違う行動をとり始めた。
「亜紀ちゃん、乳首この辺?」
服とブラジャーの上から指先で押すようにして亜紀の乳首の位置を探る坂本。
「ン……ぁ……止めてください坂本さん……」
「うわ、絶対ここだ、ここでしょ?」
そう言って坂本は亜紀が敏感に反応する部分を当てて、指でグリグリ刺激した。
「ンァ……ダメッ……ダメですよぉ、もぉ……」
「ハハッ、亜紀ちゃんが乳首で感じてるよぉ。」
「ン……違いますぅ……あっ、もう時間……終わりですよ、坂本さん、はいっ終わり終わりっ!」
「え~もうちょっとやらせてよ。なんか俺だけ短くね?」
「そんな事ないですよぉ。5分経ちましたよ。」
亜紀は最後身体をクネらせながら逃げるようにして坂本の手から離れると、真っ赤になった顔を
「ふぅ……熱い」
と言って自分の手で扇いでいた。
「ハハッ亜紀ちゃん、顔が火照っちゃってるね。」
「……だって凄く恥ずかしかったんですもん……」
両手で頬っぺたを触る亜紀。
「複数の男にこんなに沢山オッパイ揉まれたの初めて?」
「当たり前じゃないですかぁ。もぉ……3人ともやっぱりエッチですよね。全く遠慮がないっていうか、なんか慣れてるんだもん。もしかしてこういう事よくやってるんですか?」
「ハハッ、俺はそんな事ないけどさ、篠田と坂本は気を付けた方がいいよ。こいつらかなり変態だから。」
「おいおい変態はないだろ、経験豊富って言ってくれよ。それに牧原も俺達と同類だろうが、亜紀ちゃんのオッパイ揉んどいてお前だけ紳士ぶってんじゃねぇよ。」
「そうそう、実際コイツが一番鬼畜だからな。こいつあっさりした顔してるけど普通じゃないからさ。」
そんな男3人のやり取りを聞いて亜紀がクスっと笑う。
「もうなんだか3人共怪しいですね。」
「亜紀ちゃんも、実はかなり変態なんじゃないの?こういう真面目そうな子に限って何か隠してるからなぁ。」
「マッチョ好きとか言ってる子は大体エロいからな。」
「え~そんな事ないですよぉ。」
亜紀はその後、牧原からお酒を勧められて美味しそうにそれを口にしながら、また男達の冗談を聞いて笑っていた。
さっき飲み過ぎたとか言っていたのに、まだ飲むのかよ……そんなに牧原達と飲む酒は美味しいのか……?
俺はそれを見ながら亜紀の気持ちがさらに解放的になっているのを感じていた。
あれだけ胸を触られた後だから気にならないのかもしれないが、やたらと男達からのボディタッチが多くなってきている気がする。
気軽に亜紀の肩を触ったり、頭を撫でたり。
普段の亜紀なら彼氏の俺以外にそんな事をされたらすぐに拒絶しそうなものだが、今の亜紀は全くそれを気にしていないようだった。
酒が入った時特有のダラダラした感じの雰囲気が、それを許しているのかもしれない。
「じゃあ亜紀ちゃんのオッパイも揉んだ事だし、次のゲームやろうか。」
そう言って坂本がまた何かを持ってきた。
……次のゲーム?今度は何を企んでいるんだ?
「え、なんですか?」
「亜紀ちゃんこれ知ってる?」
坂本が箱から取り出したのはあの誰でもやった事があるパーティーゲームだった。
「あ、ジェンガですか?」
「そう、ジェンガなんだけど、これは普通のジェンガとは違うんだよ。」
普通のジェンガとは違う……
俺は箱から出されたジェンガの色を見て、すぐにピンときた。
あれは……
「これはね、ラブジェンガって言うんだけど、亜紀ちゃん知ってる?」
「ラブジェンガ……あ~……知ってます。あれですよね、ちょっとエッチなやつですよね?」
亜紀も知ってるのか。
そう、確かラブジェンガはジェンガ版王様ゲームみたいなものだと俺も聞いたことがある。
「そうそう、亜紀ちゃんやった事あるの?」
「ないですけど、聞いたことはあります。ジェンガでこういうのがあるって。」
「じゃあ興味あるでしょ?やってみようよ。」
「でも……これって例えばどういう命令があるんですか?」
「それはやってからのお楽しみだよ。」
「え~なんか怪しいですね……」
「そんな怪しくないよ。こんなの最近じゃ高校生でもやってるんだから、そんなハードな命令はないよ。」
「高校生でも……そうなんですか。」
「ね?いいでしょ?やってみようよ。嫌になったら途中で止めてもいいし。」
そう説得され、結局亜紀はラブジェンガをやる事になってしまった。
俺もラブジェンガの中身までは知らないが、嫌な予感しかしなかった。
亜紀はこれから牧原達に何をされるのだろうか……。
コメント
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ラブジェンガって何でしょう?
王様ゲームみたいな?って事は崩した人が命令聞くのかな?
ゲームの内容もこの期の展開も待ちきれないくらい楽しみにしてます(*^_^*)
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コメントありがとうございます。
ラブジェンガはブロック1つずつに命令が書いてあるんですよ。
物語は思ったより長くなってしまっていますが、そろそろ本格的なエロ突入です。頑張ります☆
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ワクワクが止まりませんw 希望的には本格的にプレイ入った時に暗いダークな雰囲気が欲しいです 本気の抵抗もみたいし 最後は水野果歩ばりに逝かせて欲しいです
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コメントありがとうございます。
ダークな雰囲気ですか。今は亜紀も酒が入っているし、かなり浮かれている状態ですからね。現実に戻った時亜紀が何を思うか……という所も重要かもしれませんね。