ヒクヒクとヴァギナが蠢いている。
果歩
「ハァ・・・ハァ・・・ン・・・」
果歩はどうして?という表情で富田を見つめる。
絶頂寸前での愛撫の中止。
理性の箍(たが)が外れる寸前、果歩はそれを覚悟して絶頂に迎えようとした。
限界まで身体に溜まった快感を解放する所だったのに。
最高に気持ち良い瞬間を迎える筈だったのに。
身体に残る何とも言いがたいこのムラムラ感。
発情したまま放置された身体は快感を、富田を求めている。
富田
「フッ・・・そんな顔するなよ。」
富田はニヤニヤ笑いながら電話に届かないような小さな声でそう言った。
上気した表情で富田を見つめる果歩に富田は再び覆いかぶさり唇にキスをした。
果歩
「ハァ・・・ン・・・・」
チュパ・・・ジュル・・・ハァ・・・ン・・・ハァ・・・チュパ・・・
積極的に舌を絡めてくる果歩。
そして股間を富田の太腿に押し付けるように腰を動かしている。
もう片手に持っている携帯電話の事は忘れているかのようにキスに没頭する果歩。
富田
「チュパ・・・ハァ・・・欲しいのか?」
果歩
「ん・・・・」
唇を離し、耳元でそう囁いてきた富田の声に、すぐに果歩はうんうんと数回首を縦に振った。
どうやら今の果歩の頭の中はSEXに対する願望で埋まっているようだ。
秘部を押し付けられた富田の太腿には果歩の愛液がベットリと付着している。
果歩
「ハァ・・・ン・・・ン・・・ハァ・・・ァ・・」
クネクネと動く果歩の腰。
果歩はクリ○リスを富田の太腿に擦り付けてオナニーを始めているのだ。
富田
「・・・どれだけ飢えてるんだよお前は。」
富田は苦笑しながらそう言うと、太腿を果歩の股間から離すようにしてから、再び果歩の耳元で小さく囁いた。
富田
「そんなに欲しいなら、さっき言った事、実行しろよ。」
果歩
「・・・ぇ・・・?」
さっき言った事・・・そう、友哉の電話に出る前に果歩の耳元で富田が囁いた事。
〝彼氏に今俺とやってる事、今までしてきた事を全部言っちまえ〟
果歩はハっと思い出したように手に持った携帯電話に視線を送った。
富田
「俺かその彼氏か選べよ。俺と気持ちよくなりたいなら、今ここで彼氏に全部言うんだ。浮気してるって、今SEXしてるってな。マ○コにデカチ○ボ入れてもらってるってな。・・・まぁ彼氏を選ぶなら俺はお前の前から消えてやるよ。」
果歩
「ハァ・・・富田さん・・・そんな・・・」
富田
「フッ・・・なんだよ、じゃあこれからも彼氏を騙し続けるのか?悪い女だなお前は。」
果歩
「・・・・。」
・・・悪い女・・・
その言葉が果歩の心に重く響く。
しかしそんな事を言われても、今の果歩には反論する事はできない。いや、すでに果歩は富田の奴隷に成り下がっており、何か富田に言い返す事など本能的にできないのだ。
悪い女と呼ばれた事はショックだが、ショックなだけじゃない。どこかで富田に見下される事を悦んでいる自分がいる。
富田のモノにされる事に悦びを感じている自分がいる。
富田
「オラ、あんまり彼氏を待たせちゃ悪いだろ?」
果歩
「・・・アッ!」
富田は強引に果歩の手から携帯電話を奪って果歩の耳にあてた。
その瞬間から果歩の耳に友哉の必死な声が飛び込んでくる。
友哉 『・・・果歩!?果歩!?もしもし!?・・・』
果歩
「・・・ぁ・・・。」
友哉 『これ・・・繋がってるよな・・・』
なかなか声を出せずにいる果歩に富田が目で合図を送る。はやく言えと。
果歩
「・・・・友哉・・・」
友哉 『果歩!?・・・どうしたんだよ果歩。・・・ホントに今自分の部屋なのか?』
果歩
「・・・・・。」
友哉 『なぁ果歩・・・俺達の間に隠し事はなしだろ?・・・何か・・・あったのか?』
友哉はまったく気付いていないのだろうか。
さっきの富田からの愛撫で思わず口から漏れた喘ぎ声は友哉の耳には届かなかったのだろうか。
果歩
「・・・友哉・・・あのね・・・ァ・・・」
しゃべろうとした果歩の口から一瞬甘い声が漏れる。
富田が固く勃起した肉棒の先端を、果歩の秘裂なぞるように擦りつけ始めたのだ。
富田は会話しようとする果歩の表情を見つめながら、果歩をこちらの世界へ誘っている。
友哉 『・・・・・果歩?・・・本当に今・・・1人なのか?』
どうやら友哉もさすがに不信に思ってきたのか、不安そうな声でそう言葉を放った。
果歩の頭の中に友哉の不安そうな表情が浮かぶ。
果歩が大好きだった友哉の笑顔が消えている。
それは果歩にとってとても悲しい事であった。
それと同時にもう友哉に嘘をつく事自体が、果歩には苦痛で仕方なかった。
果歩
「・・・・。」
友哉 『・・・そばに・・・誰かいるのか?』
果歩
「・・・・・・・うん・・・。」
友哉 『・・・ぇ・・・・だ・・・誰?・・・誰といるんだよ・・・』
果歩
「・・・・友哉・・・ごめんね・・・」
果歩の目から大粒の涙がこぼれた。
コメント
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焦らしてしまってすみません(笑)
おそらくもう少しでイキどころですから…たっぷりイってください(笑)
富田さんいわく焦らされた分、後の快感は倍増しますから☆
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> 無理は禁物です、
ご心配してくださって有り難うございます。
無理せず、期待に応えられるよう、できる範囲内で頑張ります。
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メンメンさんはじめまして。
私は「セックス告白体験レポート」とゆうブログをしているミカと申します。
官能小説とても面白いですね!!
もしよろしければ、当ブログと相互リンクしていただけないでしょうか?
まだまだ小さなブログなので、大変ぶしつけなお願いだということは十分分かっているのですが、ご検討いただければ嬉しいです。
お手数をお掛けしますが、もし相互リンク可能であればコメント欄にコメントいただけると本当にうれしいです。
宜しくお願い致しますm(__)m
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いつもいいところで、じゃあ明日の繰り返し。
メンメンさんに焦らされ通しです。
メンメンさんは富田以上にテクニシャンですね。
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無理は禁物です、
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コメントありがとうございます。
自分が友哉だったらと考えると、心が痛いですね。
しかも果歩は友哉にも見せた事のない姿を富田に見せている訳で…
富田さんは超ドS+独占欲もありますからねぇ…そういう事も可能性としてはありますね。参考にさせて頂きます。
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コメントありがとうございます。
どうやら読者の皆さんは果歩をいじめるのが好きな方が多いようですね(笑)
果歩は友哉に事実を言えるか…いやぁ…まぁでも友哉はショックでしょうね、こんな現実を知ったら…
こうご期待なんですけど、今日は更新遅れそうです…
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コメントありがとうございます。
友哉は…可哀相ですけど仕方ないですね。
果歩の心と身体は矛盾しながら、抜け出せないスパイラルに突入してしまってますねぇ。
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快楽のために富田を選びたいでも智哉も好き・・・。果歩にとっては苦渋の決断になるのでしょうか?智哉にとっては果歩の言葉が信じられない事でしょう。富田が電話に出るのか写メでSEX画像を送るのか次回が楽しみです。
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はたして果歩に浮気の告白が出来るかしら。
出来なくて富田さんにお仕置きされるのも良いけど。(笑)
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思わず友哉に同情です。
でも果歩にしてみると、もうどうしようもないですよね。