シースルーのベビードールを身につけた志乃は、鏡を見てまた顔を赤くしていた。
——やっぱり……さっきのよりエッチ……——
シースルーだと中に穿いているパンツも透けて見えてしまうため、もはやパジャマやネグリジェの撮影と言うよりも、下着の撮影をしているようなものだ。
さっきも中のパンツを露出させる撮影をしたとは言え、やはりまだ慣れないし恥ずかしい。
でも、その恥ずかしさが癖になる。
さっきの撮影から胸のドキドキが治らない。
身体が火照って、高揚感が続いている。
「志乃ちゃん、シースルーも素敵ね。」
着替え終わった志乃の姿を見た貴子にそう言われ、志乃は恥ずかしそうに身体をモジモジさせた。
「この衣装さっきよりも凄くて……恥ずかしいです……」
「うふふ、とってもエッチよ志乃ちゃん、真田さんも喜ぶわ。」
とってもエッチ……そう、これは明らかにエッチな衣装だし、エッチな撮影だ。
志乃はそれを分かっていても流されてしまう。
あくまでモデルのアルバイトだという体(てい)で撮影は進んでいくから、肌を露出する事への罪悪感も不思議と少ない。
本当は心のどこかで〝こんな格好で写真を撮られてもいいの?〟と思っているのに、
エッチな好奇心が刺激されて〝もう少しだけ……もう少しだけ……〟を繰り返してしまう。
スタジオに戻り、シースルーのベビードールを着ての撮影が始まった。
さっきと同様に真田の指示でベッドの上で四つん這いになったり、中の下着を見せるようなポーズを取る志乃。
恥ずかしそうに顔を赤くしながらも、やっぱり真田の指示には素直に従ってしまう。
胸の谷間や紐パンツに包まれたお尻を安本のカメラで撮られる度に、身体が熱くなる。
カメラマンの安本は志乃のシースルーのベビードール姿を見て、さらに興奮しているようでまた股間を膨らませていた。
男性に性の対象として見られるのも、なんだか癖になりそう。
そして志乃はそんな卑猥な気持ちで真田の方もチラチラと見ていた。
——真田さんも……興奮してるのかな……?……
すると真田と目が合ってしまい、志乃は恥ずかしそうに目を逸らした。
志乃と目が合った真田は、穏やかに微笑んでこう言ってきた。
「志乃さんもこの撮影には慣れてきたみたいですね、じゃあそろそろ別のポーズにも挑戦してみましょうか。」
「別のポーズですか……?」
「えぇ、まずさっきみたいに女の子座りになってください。」
「は、はい。」
真田にそう言われ、素直に従う志乃。
次はどんな事をするんだろうと、胸が高鳴る。
「じゃあ、そこで肩紐を下ろしてみましょうか。」
「えっ!?肩紐……ですか……?」
ブラのようになっている肩紐を下ろしてしまえば、そのまま胸が露出してしまう。
志乃が驚きながらそう聞き返すと、真田は笑顔でこう答えた。
「はい、志乃さんが下ろせるところまでで良いですから、お願いできますか?」
胸をどこまで露出させるかは、あくまで志乃次第。
真田にそう言われて志乃は顔を赤らめた。
肩紐を外して手を離してしまえば、ベビードールはどこまでも落ちて脱げていってしまう。
そんな事をしたら乳房が全部露出してしまう。
——どうしよう……——
志乃が迷っていると、真田はこう続けた。
「志乃さん、この衣装はセクシーさが特徴のネグリジェなんです、分かりますよね?」
「は、はい……そうですよね……」
「だからセクシーなポーズの写真も沢山撮りたいんです、男性を誘惑するような。」
「誘惑……」
「そうです、志乃さんはまだそういう経験がないと仰っていたので難しく感じるとは思うのですが、細かい事は私が教えるので挑戦してみてくれませんか?」
真田にそこまで丁寧に言われて、志乃は少し考えた後、恥ずかしそうに小さく頷いた。
「ありがとうございます。じゃあ肩紐を下ろしましょうか、志乃さんのペースで、ゆっくりで良いですからね。」
「は、はい……」
志乃は言われた通りに、肩に掛かっていたブラ紐をゆっくりと下ろしていく。
片腕で胸のブラ部分を押させながら、もう片方の手で左右の肩紐を順番に。
スルスルと肩紐が落ちる感覚が、志乃の羞恥心を刺激する。
すると、そんな志乃に真田はさらにこう指示を加えた。
「志乃さん、衣装が映らなくなってしまうので、できれば胸は隠さないでください。大丈夫、下に引っ張らなければまだブラは落ちないですから。」
「ぇ……は、はい……」
そう返事をして、ゆっくりと胸から腕を離す志乃。
ブラが落ちそうでドキドキするけれど、まだカップは辛うじて胸に被さっている。
「良いですね、じゃあそこから紐をもっと下げて。」
「ぇ……ここからもっと下げるんですか?」
「はい、志乃さんができるところまで。」
「……分かり……ました……」
顔を真っ赤にしながら、落ちた肩紐をさらに下へ引っ張っていく志乃。
それに連れて、ブラ部分も少しずつ落ちていく。
ブラによって寄せられていた柔らかな乳房の谷間が、ブラが下がっていく事によって解放されて左右に広がっていく。
ドクンドクンと心臓が大きく脈打つ。
——ハァ……このまま下げていったら見えちゃう……——
「良いですねぇ志乃さん、そのままもう少し下げられますか?」
「……少し……だけなら……」
ジリジリと数ミリずつブラを下げていく志乃。
顔から火が出そうなくらい恥ずかしいのに、手が止まらない。
ブラが下がり過ぎて、もう乳輪が見えてしまいそうだ。
そして志乃はそのギリギリでブラを下げる手を止めた。
「素晴らしいですよ志乃さん、とてもセクシーだ。」
乳輪が見えそうなギリギリの状態までブラが落ちた志乃の姿を、真田の指示で安本がカメラに収めていく。
志乃はフラッシュを浴びながら、身体がカァっと熱くなっていくのを感じていた。
——はぁ……またこの感じ……——
下腹部にもトクントクンと脈を打ちながら熱が集まってくる。
触らなくても分かる、下着が濡れていく感覚。
そしてそれによってまた羞恥心が刺激されて癖になる高揚感が沸き上がってくる。
「じゃあ志乃さん、膝立ちになってスカートも上げましょうか。」
「えっ……」
「下着も同時に撮りたいので、その方がセクシーですし。」
「……は、はい……」
志乃はそう返事をして、片方の手でスカートの裾を掴み、自らスカートを捲り上げていき、中の紐パンツも露出させていく。
——あぁこれ……すごいエッチ……——
落ちかけのブラと紐パンツを露出させたほぼ半裸のような姿を、カメラに撮られていく。
ドキドキし過ぎて呼吸の仕方も忘れてしまいそう。
興奮で顔が火照って仕方ない。
しかしそんな志乃に対し、真田の指示はさらにエスカレートしていく。
「じゃあ志乃さん、そのまま紐パンツの紐を引っ張ってみましょうか。」
コメント
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めちゃくちゃ楽しみにしていました。更新ありがとうございます。
しのちゃん、新しい世界に踏み出していきますね。
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この落ちていく感じが、もうたまらないですね・・・
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最高の焦らし。
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カテゴリが別のお話になってしまっています
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> カテゴリが別のお話になってしまっています
ご指摘ありがとうございます!修正しました。