ハメ撮り動画をみんなで見たことでその場の雰囲気はさらにエロくなった。
千里さんと春花ちゃんの動画を見た時のリアクションも悪くなかったため、いよいよこの二人とセックスできるんじゃないか、という空気が先輩達の中に漂っていた。
しかし、先輩達が望むようには事は進まなかった。
「千里ぉ、お前も動画見ててこういうセックスしたくなってきたんじゃねぇか?」
そう言って萩田先輩と船越先輩が千里さんを挟むように両サイドに座り、千里さんの肩に手を回した。
「は?何この手?ないない!する訳ないでしょ。」
「ほんとかぁ?自分に素直になれよぉ。」
「だからあんた達とするってのが私の中では無いって言ってるじゃん。」
かなり酔っ払ってるのに意外にも冷静な千里さん。
そして春花ちゃんの両サイドには駒木先輩と浜村先輩が座る。
「なぁ春花ちゃんもさぁ、元カレのセックスに不満だったんだろ?俺たちが新しい世界を見せてあげるからさぁ。」
「そ、そんな事言われても私も……」
顔を赤くしながらも、春花ちゃんもさすがにそんな誘いには乗らない。
「なんだよぉ千里も春花ちゃんもノリ悪いなぁ、みんなで気持ち良くセックスしようぜ〜」
「私達は無理って言ってるでしょ〜」
先輩達の強引な口説き方にも無理があるんだろうけど、やっぱりこの二人はガードが硬い。
「千里ちゃんと春花ちゃんは真面目なんだね〜、私なんか恋人がいない時はとにかく身体の相性が良い相手を探し求めて色んな人とヤリまくってたよ。
二人とも今はフリーなんだから経験だと思って楽しめばいいのに。」
加奈さんがそう言うと、先輩達はみんな揃ってウンウンと大きく頷いていた。
「あんた達がイケメンだったら考えてもいいんだけどね〜」
「でも駒木君達も別に不細工ではないでしょ?」
「不細工じゃないかもしれないけど、なんかゴリラっぽいじゃないですか、こいつら。」
「おいおい千里、言いたい放題だな、誰がゴリラだよ!」
「あ、でも春花ちゃんは高校の時さ、駒木の事ちょっとカッコイイみたいに言ってなかったっけ?」
「マジ!?春花ちゃん俺の事タイプだったの!?もっと早く言ってや〜」
その話には俺も驚愕した。
「タイプっていうかその……」
「あ〜春花ちゃん筋肉好きだから、こういうゴリラマッチョの男がタイプなんでしょ?」
春花ちゃんが言うには痩せてる男性よりも、逞しくて体が大きい男性の方が好みという事らしい。
(駒木先輩の事が好きだったとかではなく)
って事は、俺も先輩達と同じでゴリラっぽいから結構可能性はあるのか?
「春花ちゃん、本当はマッチョでセックス強い男に抱かれてみたいんじゃない?」
「うわ〜絶対そうだよな!春花ちゃん遠慮しないでいいから俺達とセックスしてみようや〜」
「え〜無理ですよぉ〜」
顔を赤くしながら笑顔でそう返す春花ちゃん。
で、その後も先輩達はしつこく千里さんと春花ちゃんを口説いていたけど、完全に拒否されていた。
まぁ乱交しようぜ〜なんて、普通の女の子がOKする訳がないわな。
「なんだよぉ、じゃあ加奈と俺達でいつもみたいにヤろうぜ、千里と春花ちゃんに見学させながらさ。」
「あ〜ごめん!私まだ仕事が残ってるのよ、もうそろそろ戻らなきゃ。」
「そんなもんサボればいいだろ。」
「だ〜め、私はヤリマンだけど不真面目ではないから、仕事はちゃんとするのよ。」
と、加奈さんにも断られてしまい、性欲爆発寸前の先輩達は
「マジかよ〜!」
とショックを受けていた。
そして夜も深くなり、酔っ払っていた千里さんのあくびの回数も増え、飲み会もお開きになることに。
「私もう眠いから、そろそろ寝ようよ〜」
「は?もう寝んの?早過ぎだろ〜まだまだ夜はこれからだろうが。」
千里さんの言葉を聞いて、まだ全く寝るつもりがない先輩達が文句を言う。
「あんた達ってホント元気だよね〜、私もう限界だもん、春花ちゃんももう眠いでしょ?」
「そうですね、私もそろそろ。」
「って事だから、私達はもう寝るからね〜」
そう言って千里さんと春花ちゃんは寝る準備を始めた。
加奈さんも
「私もそろそろ戻るね〜」
と部屋を出ていってしまった。
「おいおいマジでもう寝るのかよ。」
「寝るよ〜眠いもん。」
「マジかよ〜、俺達はチンコ見せてやったんだから千里と春花ちゃんもオッパイくらい見せてや。」
「なんでそうなるのよ、チンチンはあんた達が見せたかっただけでしょ〜。」
呆れたようにそう言って、布団を敷き始める千里さん。
で、一方春花ちゃんは寝る前に水を買っておきたいと言うので、俺が売店までついて行くことに。
旅館の廊下を春花ちゃんと二人で歩きながら、俺は内心かなり気まずかった。
加奈さんと俺がセックスをしている動画まで見られてしまい、本当は春花ちゃんに引かれているんじゃないかって不安で仕方なかった。
でもそんな俺に春花ちゃんはいつものようにニコニコと笑顔で話しかけてくれた。
「でも意外だったなぁ、周平君が先輩達とあんな事してたなんて。」
「……ごめん、気持ち悪いもの見せちゃって……引いたでしょ?」
「ビックリはしたけど引いてはないよ〜。なんていうか、周平君も男の子だったんだなぁって。」
そう言ってクスクスと笑う春花ちゃん。
そして春花ちゃんは興味津々な様子で続けてこう聞いてきた。
「ねぇねぇ周平君、あの時さ、恥ずかしかったりしなかったの?その……みんなの前でするのとか。」
「ぇ……それはまぁ最初は恥ずかしかったよ、でも段々と慣れきて恥ずかしいって気持ちも麻痺してくるっていうか。」
「え〜そうなんだぁ。」
春花ちゃん、なんでそんな目をキラキラさせてるんだ?
普通だったらもう口も聞いてくれないレベルで引かれると思うけど、本当に引いてない?
春花ちゃんに嫌われるのが怖かった俺は、こう聞いた。
「春花ちゃんさ、俺とか先輩達の事嫌いになってない?あんな変態みたいな事しててさ。」
「え〜嫌いになんかなる訳ないよ〜、みんな大好きだもん。」
天真爛漫な笑顔でそう答える春花ちゃん。
そんな春花ちゃんの笑顔を見ながら、俺は高校時代に先輩達が春花ちゃんの着替えを覗いた時の事を思い出した。
あの時も春花ちゃんは同じ笑顔だった。
着替えを覗かれたのに
「先輩達ってエッチだよね〜」
と笑ってた。
やっぱり春花ちゃんは高校時代から変わってない、今も天使のままだ。
「お?さっきの可愛い子だね、コンドームでも買いに来たのかい?」
水を買う時に売店のおじさんにそう言われて、春花ちゃんは
「違いますよぉ」
と笑っていた。
そんな春花ちゃんの横顔を見ながら、俺は堪らない気持ちになっていた。
改めて見ても、春花ちゃんは可愛すぎる。
高校時代よりも可愛さがさらに磨き掛かってるよこれ。
こんな春花ちゃんに手コキをしてもらった駒木先輩がマジで羨ましい。
俺にも手でしてほしいと頼んだら、春花ちゃんはしてくれるんだろうか。
いや、そんな事を春花ちゃんに言う勇気は俺にはない。
あ〜もう、俺はこれから一生、混浴の時の春花ちゃんのバスタオル姿や、駒木先輩の巨根を握ってる春花ちゃんの姿を思い起こしながら数えきれないほどオナニーをするんだろうな。
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
うわ~まさかの解散だった
これからの展開が読めなくてドキドキしてます
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
> うわ~まさかの解散だった
> これからの展開が読めなくてドキドキしてます
ありがとうございます。
読者さんをドキドキ熱くさせられるように、書く側も熱込めて書きます!
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
でも今のところ、ワンチャンで春花と周平が…?
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
> でも今のところ、ワンチャンで春花と周平が…?
いろんな予想をして楽しんでもらえたら嬉しいです☺️