電車の中で密かに想像していた事が今、現実に起こってしまっている。
どこにも逃げられずに数人の男達に囲まれ、身体を触られるという状況。
まるで集団痴漢にあっているかのような気持ちだった。
千佳
「止めて……ホントに……お願い……」
スカートを捲られないようにと必死に押さえる千佳は、顔を赤くしてただその言葉を繰り返し発していた。
鈴木
「こんなに短いスカートなんだから、多少のパンチラくらい覚悟してるんでしょ?俺達にもちょっとだけサービスしてくださいよ、ね、ちょっとだけ。」
千佳
「ダメ……ダメ……」
そう言われても頑なに手を退けようとはしない千佳。
それもそのはず、千佳はこのワンピースの中には何も身に着けていないのだから。
このスカートを捲られたらパンチラどころではない。
鈴木
「ハハッ、恥ずかしがり屋さんなんですね、千佳先生は。仕方ないなぁ、おい!ちょっと手伝えよ。」
鈴木のその声で、前に座っていた男達3人が待ってましたと言わんばかりに勢い良くソファから立ち上がる。
「おっしゃあ!じゃあ俺はこっちを担当するかなぁ!」
そう言ってその内の1人が千佳の後ろへと回る。
そして腕を後ろから前へと伸ばし、突然両手で千佳の胸の膨らみを鷲掴みにした。
千佳
「キャッ!や、やだ!」
「おーおっぱいデカイし、すっげぇ柔らけぇ!あーこれは良いオッパイだわ……ん?ていうかこれブラジャー無くね?これブラジャー着けてねぇぞ!ノーブラじゃん!」
テンションの高い男の大声が部屋中に鳴り響く。
胸を触られた事で呆気なくブラジャーをしてない事がバレてしまった。
カーディガンと薄いワンピースの布だけに覆われた乳房は、その柔らかさをほぼダイレクトに男の手に伝えてしまったのだ。
「えっ!?ノーブラ!?」
「マジっスか?え?なんでノーブラなの?ハハハッ!」
笑いながら、わざとらしく驚いてみせる男達。
鈴木
「千佳先生、どうしてブラジャー着けてないんですか?」
恥ずかしそうに俯く千佳の顔を下から覗くようにしてそう聞く鈴木。
千佳
「……そ、それは……」
康介に言われて、とは千佳には言えなかった。
千佳は高校での康介がどんな生徒なのかを全く知らない。この人達が康介にとってどういう友達なのかも。
だからそんな事を言ってしまえば、もしかして康介に迷惑を掛ける事になるのではないかと千佳は思ったのだ。
「これ乳首の位置簡単に分かっちゃうなぁ、ここでしょ?ていうか乳首固くなってますけど?ほらお前もここ触ってみろって、これ乳首だよな?」
「うわぁホントだ!オッパイ柔らかいのに乳首はコリコリだな、分かりやす過ぎ!アハハハッ!」
後ろに回った男達がそんな事を言いながら好き勝手に千佳の乳首を服の上から摘んだり引っ張ったりする。
千佳
「ンッ……ァハァ……痛い……止めて……」
千佳は背中を丸めながら、スカートから両手を離して胸を守ろうとする。
しかしそれは逆効果で、それこそ彼らの思う壺だった。
そして千佳の両隣にいた男と鈴木はその瞬間を逃さない。
鈴木
「へへ……千佳先生、手を退かせたという事は、こっちの方はもう気にならなくなったんですね?……おい、いいぞ。」
「はいよ!」
そう返事をした男が、掴んでいた千佳のワンピースのスカートを一気に腰の辺りまで捲り上げた。
千佳 「えっ!?キャアッ!イヤァアアアッ!!!」
スカートの中身を大胆に露出させられ、悲鳴を上げる千佳。
そしてそれと同時に男達から歓声が上がる。
「うわッ!!すっげぇ!!エロッ!!」
「やっぱ下もノーパンじゃねぇか!ていうかモロだなおい。」
「マン毛丸見えじゃん!あ~恥ずかしいねぇこれはアハハッ!」
千佳
「ぅぅ……」
耳まで真っ赤にしている千佳の目には涙が浮かんでいた。
耐え切れない程の屈辱感と、恥ずかしさに心が潰れそう。
そして飛び交う男達の嬉しそうな笑い声。
その中で鈴木の妙に冷静な声だけが千佳の耳に届く。
鈴木
「どうしたんですか千佳先生、こんな薄いワンピースにノーパンノーブラだなんて。」
千佳
「ぅ……ぅ……」
何も答える事ができずに顔を両手で隠しながら、ただただ涙を流す千佳。
しかしそんな千佳に、鈴木は容赦のない言葉を浴びせる。
鈴木
「千佳先生って、もしかして変態なんですか?」
コメント
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かっちぃさん、お返事大分遅れてしまってすみません。
年末年始は、毎年恒例の行事を行いつつ、女性向けの官能小説をどのようなものにしようかずっと考えていました。かっちぃさんのアドバイスを聞いて、検索して女性官能小説作家さんの話なども色々と読みながら。本当に参考になりますね、ありがとうございます。
女性向け官能小説を書く上でのルールとしては、例えば『女性が嫌がるような事はしない』とか『ハッピーエンド』というところでしょうか。
まぁそれだと普通の恋愛短編小説を、エロ描写だけ細かく書けば女性向け官能小説になるのかなぁと単純に思ってしまうのですが、それでは面白くないですよね。
そこに僕なりのスパイスを加えていければと良いものができるかもと今は考えています。
かっちぃさんが言うような女性特有の恋愛感とか、そういうのも意識して書く必要もありそうですね。
考えてみれば結構難しい挑戦かもしれませんが、頑張ってみます。
あと、40話程度に話を抑えるというのは本当にその通りですね、ズルズル長くなってしまうのが僕の悪い癖です。
そうならないようにしっかしプロットを書いて準備したいと思います。
昨年は親身になってアドバイスして頂き本当にありがとうございました。
今年もブログは続けていくつもりですので、宜しくお願いします☆
お互いに良い年になるといいですね。
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早く続き書いて
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お考えはわかりました。メンメンさんのブログですから、メンメンさんのやりたいことを実行していくことが基本です。そのことを踏まえて意見を述べます。
まず、『男性向け』『女性向け』の区分けについて、具体的に何をもって『男性向け』『女性向け』なのか、きっちりと分けないと訳がわからなくなりますのでご注意下さい。僕は、官能小説にはジャンルは存在するが、男性向けも女性向けも関係ないと思っています。一般の映画を見た時に、感動したり、興奮したり、感心したりということがあると思うのですが、『男性向け』『女性向け』という区別はないように思うのですね。食いつきの良いジャンルは男女の違いではっきり分かれることがあるとは思いますが。
官能小説は、SEX描写が上手いことは勿論なんですが、どういうジャンルを選択し、何をテーマにするのか、そしてどういう人物を描き出すのか、やはりここがポイントだと思います。
あるテレビのことを思い出しました。『男性は別れた後も彼女のことを引きずるが、女性の割り切りは早い。』というような話題になったとき、『女性は恋愛感情が0になるまで頑張るから、別れると決断したときには未練が残っていないのだ。』という意見があったのですね。女性の方と思われるコメントの中で批判が集中していたのは『千佳先生が身体を重ねることに夢中になり過ぎている』点にあったと思うのです。そこで、恋愛感情が0になるまで頑張るという言葉をどう捉えるかということが重要な様です。どうも男性視点から考えがちな『SEX』というキーワードだけではないようなんですね。詳しいことは女性に聞いてください。これ以上はわかりません。(くれぐれも卑怯者!と叫ばないように…笑)
ただ、メンメンさんの苦悩の原因をひも解くポイントではないかと思います。
次に長編を避け、長くても連載40回程度には抑えるようにしないと、絶対にしんどくなります。一回の絡みのシーンだけをより丁寧に描くようにして物語を完結させることがあってもいいのではないでしょうか。
最後に『女性官能作家』とか『女性作家 官能作品』などで検索をかけると、作品は勿論のこと雑誌のインタビューなども載っていましたので、研究は怠りなく!ということを言いたいと思います。ほんの少しだけ作品を読みましたが、情景や行動のの描写が男性作家よりも細かいということはすぐに気がつきました。SEX描写は擬音が多いです。読み足りていないため、メンメンさんはたくさん作品を読んで男性作家との違いを読み取ってください。
では、よいお年を!