理系女子 結さん(6)

3人での飲み会は、リナの明るい性格もあって大いに盛り上がり、結と砂上も楽しくお酒を飲んでいた。


「え〜!砂上さんと近藤さん付き合ってたんですか〜!?」

お酒が進んできたところで、隠していても仕方ないと思い、結と砂上は付き合っている事をリナに打ち明けた。


「へぇ〜なんかエロいっスね、じゃあもうエッチもしたんですか?」

何でも思った事は聞いてしまう性格のリナらしい質問に、結と砂上の顔が赤くなる。


「そ、それは……」


「あはは!してない訳ないか〜!付き合ってるんですもんね!」

大きく笑うリナに、タジタジになる結と砂上。


「あっ!そうだ!それで近藤さんに相談したい事があるんですよ!」


「何でしょうか?遠慮なく言ってください。」


「実は〜、今付き合ってる彼氏がいるんですけどぉ、その彼氏が遅漏なんですよね〜」


「えっ!?そ……そうなんですか……」


「私それで悩んでて〜、今の彼氏は巨根だし〜、エッチ上手いからめっちゃ気持ち良いし、私も何回もイクくらい気持ち良いんですけどぉ、でもさすがにエッチが長すぎて最後の方いつも痛くなってきちゃうんですよね〜」


「……そうなんですか……」


「近藤さん、どうしたら良いと思います〜?」


「……それは……」

予想外の相談内容に、困惑して砂上の方を見る結。

すると砂上が代わりに聞いてくれた。


「あの……具体的にはその……どのくらい長いんですか?」


「1回終わるのに15分から長いと30分くらいですかね〜、でも彼氏って超絶倫だから、いつも最低でも3回は連続でするんですよ〜。」


「そ、そんなに……」

リナの彼氏の絶倫さを聞き、結も砂上も内心かなり驚いていた。

自分達は続いても数分、砂上が頑張って複数回したとしても、間に時間を空けて2回までが限度だった。

思わず心の中で自分達のセックスと比べてしまう二人。


「途中までは超絶気持ち良いんですけど、やっぱり日によっては4回とか5回とかする時もあるんで痛くなっちゃうんですよね〜、あと私がイキ過ぎて最後の方は体力が無くなっちゃうってのもありますけど。」


「そ、そうなんですか……」

リナが話す内容に、ただただ圧倒されてしまう。


「近藤さんと砂上さんはそんな事ないですか〜?」


「えっ!?ぼ、僕たちは……そういうことはないかな……」

砂上が動揺しながら答える。

結と砂上がしているセックスとはまるで世界が違う話だ。


「近藤さん、どうしたら良いと思います?」


「そ、そうですね……えっと……擦れて痛い時は潤滑ゼリーを使うとか、あとは遅漏対策用のコンドームを使うとか……ですかね。」


「へぇ〜!遅漏用のコンドームなんてあるんですね!」


「はい、通常のものより密着感があって、より刺激が伝わりやすくなっているコンドームがあるので。」


「わぁ〜じゃあ今度それ買って使ってみます!」


「でも、一番良いのはパートナーとしっかり話し合う事だと思います。痛みが出る事を正直に伝えて、対策を一緒に考えるとか。」


「あ〜そうですよね、でも私の彼氏マジで性欲強過ぎてサルだから、聞いてくれるかなぁ。」


「さ、猿……ですか……?」


「もうね、マジで交尾の事しか頭にないやつなんで。」


「そ、そうなんですか……。」

リナの話を聞いていて、砂上とは全くタイプが違う彼氏さんだなぁと、結は思った。

砂上はそこまで性欲に頭が支配されているタイプではないし、いつも結の体調や気持ちを優先してくれる。


「休みの日なんて一日中求められることもあるんですよ〜、まぁ私もエッチ好きだから良いんですけどぉ。」


「一日中……すごいですね……」

もし砂上から一日中セックスする事を求められたら……結は自分に置き換えて考えてみた。

——そんなに求められたら……嬉しいかも……——

今は週に一度だけのセックスで時間も短いから、逆に一日中何度も愛し合うのはどんな感じなんだろう?と思わず想像してしまった。


「やっぱり、人それぞれ、みんな悩みがあるんですね……」

リナの話を聞いて、しみじみと言う結。

短くて悩んでる人もいれば、長くて悩んでいる人もいる。


「本当ですよね〜、てか近藤さんもなんかエッチの事で悩んでる事あるんですか〜?」


「えっ!?わ、私は……」


「もしかして砂上さんも遅漏とか?」

リナが砂上の方に聞いた。


「そ、そんな事はないけど……」


「じゃあ逆に早漏とか?」


「それは……」

完全に図星を突かれて動揺してしまう砂上。


「……」


「……」

結と砂上は顔を赤くして黙り込んでしまった。

すると突然そこでリナの携帯が鳴った。


「あ、彼氏からだ〜」

携帯に出て少しの間彼氏と電話するリナ。

するとリナがこんな事を言い始めた。


「近藤さん砂上さん、今私の彼氏が近くまで来てるらしくて、せっかくだからここに呼んじゃってもいいですか?」

そう聞かれて顔を見合わせる結と砂上。

特に断る理由はない。


「僕達は全然構わないですよ。」

砂上がそう答えるとリナは喜んだ。


「やった!うちの彼氏超面白いんですよ〜!じゃあ呼んじゃいますね!」

それから少しして、リナの彼氏が居酒屋に入ってきた。

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