リビングから寝室に移動しようとする男達。
亜紀も牧原に手を持たれてソファから立ち上がる。
「おい篠田、あれ持ってこいよ。」
「ん？あ～そっかそっか、へへ……。」
牧原に言われて、篠田が買い物袋から何やら長方形の箱を取り出した。
それはコンドームの箱だった。
亜紀は篠田が手に持ったその箱をチラっと見て照れたような表情を一瞬浮かべていたが、特に何も言わなかった。
それから４人がリビングから出て行き寝室へ向かったところで、覗きを続けていた俺も寝室がどこなのかをすぐに探し始めた。
鼻息を荒くしながら夢中で敷地内を探し回る。
足元も頭の中もフラフラで、何かを考える力さえ俺には残っていなかった。
ただただ亜紀を追いかけるように探す。
胸の中にあった亜紀に依存した心だけが俺の突き動かしていた。
リビングから廊下を渡った所にベッドのある部屋は２つあって、牧原達と亜紀が入ったのはその奥の方の寝室だった。
俺は４人がその部屋にいる事を察知すると、足音を立てないようにして窓に近づいた。
ここの窓も少し開いていて、４人の会話は俺の耳までハッキリ聞こえきた。
「わぁ、部屋広ーい！それに本当に大きいベッドですね。」
広い寝室を見て少し興奮気味の亜紀の声。
インテリアは間接照明などを使ったオシャレな雰囲気で、部屋の中央にその大きなベッドだけが置いてあった。
金の掛かった豪華な感じもするが、どこかラブホテルっぽい雰囲気もある部屋。
「キングサイズだからね。」
「凄いですね。」
このベッドで今まで何人の女が牧原達に遊ばれてきたんだろう……。
じっと大きなベッドを見つめている亜紀は少し緊張しているような表情をしていた。
「亜紀ちゃん、こっちおいで。折角解れた身体が冷めちゃうし、早くマッサージの続きしようよ。」
「あ、はい……」
先にベッドに上がった篠田に呼ばれて亜紀もベッドの上に乗り、牧原と坂本も続く。
牧原が言った通り、ベッドは体格がデカい３人と亜紀が余裕で乗れる大きさだった。
「ここに座って。」
「……こうですか？」
「そう、それで俺にもたれ掛かればいいから。」
亜紀は篠田の前に座り、背中を篠田の身体に預けるようにもたれた。
そしてその前には坂本と牧原が。
「これから沢山気持ち良くしてあげるからねぇ。」
そう言いながらさっそく亜紀の胸を服の上から揉みだす篠田。
そして本格的だと言うマッサージを始める前に、牧原が亜紀に声を掛ける。
「でさ亜紀ちゃん、今からなんだけど本格的にやりたいからさ、もっと亜紀ちゃんの身体を直接マッサージしたいんだよね。」
「直接……ですか……？」
「そう、やっぱり手に伝わってくる感じが全然違うし、服着てると正直やりにくいんだよね。だからさ、そのワンピース、ちょっと脱いでみない？」
「え～これですか……どうしよう……」
ここまで来たら、脱がされる事くらい亜紀も予想はついていたと思う。
でも簡単に男に裸を見せるのには抵抗があるのか、亜紀はまた迷っているような素振りを見せていた。
「ハハッもういいじゃん亜紀ちゃん、さっきパンツ丸見えだったし、牧原に生オッパイ揉ませてたし。ほら、脱ごう脱ごう！」
そう言って篠田はワンピースの裾を持って強引にそれを脱がしていく。
亜紀は
「え～でもぉ……」
と言いながらもあっけなく脱がされていってしまう。
「亜紀ちゃん、ほら手を上げて。」
亜紀は言われた通り、素直にワンピースが脱がせやすいように手を上げた。
ワンピースが徐々に上に持ち上げられていき、亜紀のパンツ、お腹、そしてふっくらとした丸みを帯びた乳房が露わになっていく。
そしてついにワンピースは腕から抜け、脱がされた亜紀はパンツ１枚だけの姿になってしまった。
コメント
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あれ持ってこいよ ってコンドームとは･･･ 媚薬や玩具関係も登場してもらいたいものです
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ここまできてゴムゎ使用するのか…
意外と牧原達、紳士なんですねｗ
まぁ後々モメるのが嫌なのかな？
にしても亜紀…３人にメロメロですな、直樹の心情計りしれん…
やっぱメロメロなった亜紀を目の当たりに見て興奮すんのかな～
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全然喰われてない
むしろ喰ってる
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読者は毎日でも更新を期待しています。
ただ、いつも裏切られている気がします。
それは、先日もわざわざ１日空いたので明日更新しますとコメントがありました。
でもそれから更新が有りません。
出来ましたら次にいつ更新出来るかお知らせ頂けませんか？勝手を言って申し訳ありません。
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皆がメンメンさんに色々失礼なコメント書くからやる気無くなるんじゃないですか。応援メッセージばかりならば頑張って書いてくれそうだけど、最近のコメントは書く気の失せるものばかり。読者にもマナーが必要ですよ。
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ですよね、最近マナーの悪いコメントが目立つ気がします。
でも、クーガーさんの言っている事は正しいと思います
メンメンさんは、毎日更新する！と言っていますよね？
でしたら、現実的に毎日は難しくても、更新出来ない日には、「今日は更新出来ません。すみません。」の一言があってもいいのでは？
大体の人は、メンメンさんのその一言があれば理解してくれると思いますよ！
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それだけ皆さんが読んで期待してるってコトですよ。
しかし毎日更新ってのゎよっぽど時間持て余した人しか無理あるんぢゃないかな…
自分ゎその辺、察してるつもりです。
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皆さんすみません。
毎日更新するつもりで書いてはいるのですが、少し行き詰って修正や書き直しをし始めると結構時間が掛かってしまって、結果タイムアップとなってしまう事が多いです……毎日更新はしたいのですが、僕の実力では難しいのでもう宣言するのは止めておいた方がいいかもしれないですね。
今日は夜の８時に予約投稿しておきましたのでよろしくお願いします。
できれば時間を決めて更新したいのですが、まだその約束ができるほど書き溜める事ができていないので、明日以降はまだ分かりません。
安定するまで待っていただけたらと思います。すみません毎度の事で……