寝取られ小説 人妻 優子(18)


「優子さん、顔上げてこっち向いて下さいよ。」


「ダーメ、離して。」


「離してほしかったらこっち向いて下さい。」


「え~……」


「優子さん。」


「もぉ……斎藤君ったら……」

しばらくそんなやり取りを続けていた2人でしたが、一向に離そうとしない斎藤君に、優子が折れるのも時間の問題でした。

そしてついに……


「……本当にキスだけしたら離してくれるの?」


「はい、約束です。」


「もぉ……なんだか私、斎藤君の良いようにコントロールされてる気がする。」


「優子さんが優しいからですよ。」


「……本当に少しだけだからね、終わったらすぐに離してよ?」


「もちろん。」


「……キスって言っても、チュってするだけだからね?」


「はいはい、分かりましたよ。」


「もぉ……ホントに分かったのかなぁ……」


「分かりましたから、ほら優子さん、顔上げてくださいよ。」

そう言って斎藤君は指で優子の顎を支えて顔を上げさせました。優子もそれに抵抗しません。

見つめ合う二人。


「……やっぱり慣れてる感じだね、斎藤君って。」


「こういうのは、慣れてる男とする方が良いって事もあるかもしれませんよ。」


「そう……なのかな……ねぇ、本当にちょっとだけにしてよね?」


「分かりましたって。さぁ、目を閉じてください。」


「……」

斎藤君の腕の中で顔を上げたまま、優子は言われた通りに目を閉じました。

そして斎藤君はそんな優子にゆっくりと顔を近づけていき、唇を重ねました。

――ああ……優子……――

半ば強引とはいえ、合意の下での優子と斎藤君のキス。

決して嫌々のキスではない。優子は斎藤君に許したのです。


「ん……」

唇が重なってから5秒…10秒…15秒…と、時間が過ぎていき、優子が言っていた〝チュッてするだけだからね〟という約束はすでに破られていました。

優子はキスをしたまま少し抵抗するように
「ンー」

と声を漏らしていましたが、斎藤君はそんな優子の唇を逃さないように頭の後ろに手を回して、キスを続けていました。

そしてキスを始めてから1分程が過ぎた頃に、斎藤君は舌を出して優子の唇を舐め始めました。


「ンー!ダメだよ…んん……ん……」

一瞬、唇が離れた瞬間にそう声を発した優子でしたが、再び唇を重ねられ、声を封じ込められます。

しかし、再び約束を破って強引な事をされているのに、優子の抵抗はとても小さいものでした。

もしかして、優子も斎藤君が約束を守らない事はキスをする前から分かっていたのかもしれません。

私がそんな事を考えていると、画面の中でキスをされている優子の口が控えめに開きました。

私はその瞬間を見逃しませんでした。

明らかに優子は、自ら口を開いたのです。

斎藤君が舌を出して優子の唇を舐めていたのは、もちろんさらにディープなキス求めているからです。

優子はまるでそれを受け入れるかのように口を半開きにしたのです。

そして当然、斎藤君は開いた優子の口の中に舌を入れ始めました。


「ん……ンン……」

口の中に舌を入れられても、されるがままの優子。

そしてキスをし始めてから3分か4分が経った頃に、ようやく2人の唇は一旦離れました。


「ン……はァ……」

しかしやっと唇を解放された優子は怒る事もなく、斎藤君の顔を見て


「もぉ……ちょっとだけって言ったのに。」

と言いました。


「こういうキスも良いでしょ?」

斎藤君はニヤっと笑みを見せてそう言うと、再び顔を近づけて唇を重ねました。

それに対して優子は全く抵抗を見せませんでした。

当たり前のように再開される2人のキス。

しかも今度は最初から舌を入れられています。


「ん……ン……」

優子は完全にキスを受け入れている。

しかも目を閉じながらキスをされている優子の表情は、そんな斎藤君のキスにウットリとしているようにも見えました。

そしてやがて私は気付きました。

2人の唇の動きが変わった。

そう、優子も自ら舌を斎藤君の舌に絡ませ始めていたのです。

その動きは受け身というよりも、寧ろ積極的に見えました。


「ン……んん……チュパ……チュ……ン……」

舌をネットリと絡ませ合う度に、唾液の粘液質な音が微かに聞こえてきます。

もう優子が拒むことはないと分かった斎藤君は、優子の頭から手を離していました。

頭を解放された優子、これで顔を横に向ければキスを止める事ができるはずですが、優子はそうしようとはしませんでした。

それどころか、優子の腕は再び斎藤君の背中に回っていました。まるでもっとキスがしたいと言わんばかりに……。

――優子……――

私は心の中で優子の名を何度も呼んでいました。

しかしそれとは矛盾するように、やはり私の股間は痛い程勃起していたのです。

最愛の妻が他の男と舌を絡ませる映像は、私の寝取られ癖を強く刺激していました。

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