千佳
「あっあっあっ……ハァ……ンッンッ……」
ミシミシとベッドが少し軋む程激しくなっていくピストン運動。
膣壁を康介のモノに擦られる度に、頭の芯がジンジンと痺れる。
康介
「痛い?」
康介からのその問いに千佳は無言で首を横に振る。
康介
「じゃあ気持ち良い?」
その問いには小さく頷く。
それを見て少し微笑んだ康介は、角度を少し変えてさらに激しく腰を動かし始めた。
千佳
「んっんっあっあっあっ……ダメ……そこ……ああっ!」
康介
「ここ?ここ気持ち良い?」
千佳
「ハァァダメ……ああ……」
気持ち良い。でもダメ。
気持ち良過ぎちゃう。このまま続けたらおかしくなりそう。
千佳
「ハァ、ちょ、ちょっと待って康介君……あっあっ……」
自分の身に次々と襲い掛かってくる快感があまりに大きすぎて、反射的に康介の動きを制止しようとする千佳。
しかし康介は千佳のその言葉を聞いても責めを止めてはくれなかった。
康介
「大丈夫だよ千佳先生、もっと気持ち良くなっても。」
千佳
「ハァ……でも……アアッ!ン……」
快感の小さな波がきたのか、一際大きな喘ぎ声を出してしまった千佳は、咄嗟に両手で口を押さえた。
康介
「大丈夫、何も我慢しなくていいんだよ。ほら、こうやって……千佳先生の声聞かせてよ。」
そう言って口を押さえていた千佳の手を外す康介。
千佳
「ハァ……アア……アアン……ああ……康介君……ハァ……」
そして今度は外されたその腕を、康介を抱き寄せるようにして康介の首に回した千佳。
そこからは2人は密着するようにして揺れていた。
康介は休む事なく腰を振り続け、千佳は康介にしがみつき、顔を赤くして喘いでいた。
康介
「ハァ……ハァ……」
千佳
「ハァン……アア……ん……」
熱い。中も外も熱い。
繋がってるアソコは溶けそうな程熱く、密着している肌は互いの体温を高めていく。
2人の身体から滲み出る汗が混ざり、密着度が増す。
舌と舌を深く絡める濃厚なキス。唾液交換。
その全てが快感だった。
強く抱き締め、抱き締められる事によって、本当に2人の身体が1つになっていくような感覚。
SEXがこんなにも気持ち良いものだったなんて。
心も身体も、康介で満たされていく。
……ああ……もう……気持ち良い……気持ち良いよぉ……
このままだと、気持ち良過ぎて気を失ってしまいそうで怖いくらい。
でも、止められない。
千佳
「ハァァ……ンァアア……アアッ……アアッ……」
千佳の頭の中が徐々に白い光に包まれていく。
そして身体の奥深くから何かが込み上げてくる。
快感の絶頂。千佳がそれを予感してから頂きに到達するまでは、あっという間だった。
千佳
「アアッ!康介君ッ康介君ッ!ハァアアアッ!」
意識が飛ぶ。
これ程の深い絶頂を経験するのは初めてだった千佳は、最後に縋る(すがる)ようにして康介の名前を連呼してから、身体を痙攣させて大きく仰け反らせた。
千佳
「ああああ……」
康介の腕の中で数秒間全身を強張らした後、一気に脱力。
そしてその後も、絶頂の余韻でビクンビクンと続く痙攣。
康介
「へへ……凄いね千佳先生。イッちゃった?」
千佳
「ハァ……ハァ……ハァ……康介君……」
まだ思考力が戻って来ていない千佳は、荒く呼吸をしながらただ一言、康介の名前を呼ぶだけだった。
康介
「うわ、千佳先生のここ、すっげぇ締め付けてくるよ。」
薄っすらとした意識の中でも、それは千佳自身にも分かった。
自分のアソコが、康介の事を離したくないと言わんばかりにギュウギュウと締め付けている。
康介
「ああ、やべぇこれ、気持ちイイわ……」
表情を緩ませてそんな言葉を吐きながら、再び腰を動かし始める康介。
絶頂に達したばかりで過敏になっている千佳の身体。
しかし、康介がそれに構ってくれる事はなかった。
千佳
「ハァハァ……ぇ……待って……アアッ……」
それが最後の言葉で、後はもう自分が何を言ったのか、千佳は殆ど覚えていない。
ただただ全身が快感に包まれて、頭が真っ白になる時間が続いた。
康介
「ハァ……千佳先生の身体、凄い良いよ。」
康介はそんな事を何度も千佳の耳元で囁いていて、千佳はそれに対して
〝私も〟〝凄いよぉ〟〝気持ちいいよぉ〟
と、繰り返し声を上げていた。
千佳が頭で考えて出した言葉ではない。
それは千佳の身体が本能的に出している言葉であり、無意識の内に出した言葉だ。
そしていつの間にか、康介との性交は終わっていた。
千佳の胸元にはドロドロとした白濁液が大量に付着していて、男の強烈な匂いを放っていた。
全力疾走をした後のように早く鼓動を打つ心臓。
全身は汗でビッショリと濡れていて、立ち上がることはおろか、呼吸をして酸素を取り込む事で精一杯で、声を発する事もできない。
甘い余韻に浸る千佳の身体は、しばらく小さな痙攣に支配されていた。
そして、そんな千佳の横に寄り添った康介は、ずっと千佳の頭を撫でたり手を握ったりしてくれていた。
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